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「壮にして学べば」

 先日も書いたことではあるが、Wordのアウトライン機能がすばらしい。

 担当するプロジェクトごとに「やることリスト」を作成する。アウトライン機能は、どうしても長くなるリストをサブ項目ごとに小分けができて、しかも折りたたむことができる。このため全体を一覧したうえで必要なサブ項目だけを展開できる。

 また、それぞれの項目もドラッグ&ドロップで簡単に移設できるし、サブ項目の追記も容易だ。

 これによって担当しているプロジェクトの「毎年やるべき汎用リスト」が完成、あとはそれをベースに毎年ごとのリストにして、終了後はその年の気づきを汎用リストにフィードバックすればいいことになる。「ああ、ほかにもやるべきことが抜け落ちているのでは」というストレスがなくなるのは、大きい。

 この度はアウトライン機能について知るために図書館でWord教本を数冊借りてきた。それぞれの本に特徴があるのが面白く、アウトライン以外にもうろ覚えのままやっていたことを知ることができて、蒙が啓かれた感じである。

 「少にして学べば、即ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、即ち老いて衰えず。老いて学べば、即ち死して朽ちず」

 佐藤一斎の名言を思い出した。そう、「いまさらこのトシで」と面倒がらずに新しいものを学んだり、新しい体験をやってみると、別の世界が見えてくるのだ。

 次は、やはり「適当に触ってみるだけ」だったExcelの教本にも手を伸ばすことにした。今の自分の業務にはあまり関係がないかもしれないが、ま、それがわかるだけでもいいではないか。
(24/5/17)


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