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【ふるさと滞在記・その2】ゆかりある人を訪ねて(前編)

【ふるさと滞在記・その1】の続きです。
(ちょっと間が空きましたが、少しずつ再開)


伯父夫婦に会った翌日の午後(滞在3日目)
父、母、甥っ子と回転寿司屋さんでお昼ごはんを済ませた後、わたしは3人とは別行動をすることに。


用事を済ませて、わたしが向かった先はといいますと、、、

古民家カフェ、黒江ぬりもの館
ここはわたしが実家暮らしをしていた頃から身近な場所。


元々は漆器の漆の塗師(ぬし)職人の家を数年前古民家カフェとしてリノベーションされて、ランチやスイーツ以外にヨガなどのワークショップなどの開催しているとのこと。


ぬりもの館に行くきっかけ、偶然にもインスタを見ていた時、ここでランチをしていた方の投稿が目に止まり、見るからにおしゃれな古民家カフェ。


実家からもそう遠くはなかったので帰省の流れで是非とも行きたいなぁと思ったのと、よーくインスタ投稿を見ていると「あれ?なんか聞いたことある場所だなぁ、、」


と思いあたる節があってよーく考えると、、、


◯◯さんが働いている場所じゃなくね??笑


この◯◯さん、実はわたし自身もゆかりある方なのですが、一体だれかと言いますと、、、

姉の古くからの友人、Fさんが働いている。


Fさんはわたしが子供の頃から知っていて、姉とは記憶が正しければ小学生の頃からの友人。


高校からは別々になっても遊んだり、互いに結婚して姉が大阪で暮らすようになってからも長い休みに合わせてFさん以外に数名の仲良しの友達が実家に来てタニミズ家で長い(笑)お喋りタイム。

そんなFさんはわたしのことももちろん知っていて、顔合わす度に「ルイちゃん、ルイちゃん」と可愛がってもらってたっけなぁ、、、^^?


帰省中にタイミングよく会えるかなぁ、、、?という気持ち反面、Fさんとはかれこれわたしが上京する数年からはお顔を見ていない。



なので、わたしが急に会いに行ってもピンと来ないかもしれない(誰や状態(笑))そしてもうひとつ気になったことはといいますと、、、


Fさんはいまでもぬりもの館で働いているのだろうか??


Fさんが働いていたという情報はあくまでコロナ禍に入るかなり前の情報なので現時点(2023年)で働いているとは限らない。


なので、はっきりした情報を掴めずに帰省の日を迎えたわけですが、お店に着いて中に入るとぬりもの館のオーナーEさん(40代後半の女性で以降Eさんで省略)の姿が。


笑顔で出迎えてくださり、Eさんの笑顔に癒されるわたし。


自分の身元がすぐにバレないようにうまく?隠しつつ(→これには色んな事情がありまして、、、(笑))Fさんがいないか?店内を見渡しつつ、わたしがオーダーしたのが、、、

黒江善哉(くろえぜんざい)
ぬりもの館があるエリアは黒江地区と呼ばれていて、その地名にあわせて生まれたメニュー(たぶん)。



甘さ控えめの善哉を美味しく食べていると、少し離れた席でひとりの女性がオーナーEさんと談笑。

話を聞いてる限り、常連さんかなぁ、、、。
と思いながら、少し離れたところで善哉食べながら一冊の本を手に取り読み始めるわたし。


すると、Eさんがとあるルーティンをやる時間になり、お店から10分ほど離れるとのこと。


常連さんに少しお店番を頼みEさんは別室に移動、お店には常連さんらしき女性とわたしのふたりきり。


常連さんらしき方は60代くらいで話しやすそうな雰囲気、Eさんが戻るまでの間沈黙も嫌だったので、わたしは思い切ってこう話しかけたのです。

すみません、ここ(ぬりもの館)の常連さんですか??
オーナーさんがお店番お願いされるくらいなので、常連さんかなぁと思っていました。


突然の振りに彼女はえっ!!とびっくり!!(当たり前かw)だけども彼女はわたしにこう話を切り出してくれたのです。


そうねぇ〜ここのおすすめメニュー聞かれたら、これは絶対食べてほしいっていうのは言えるし、3年くらい前からここに来てるけど、常連さんと言えば常連さんかもですね〜。


見ず知らずのわたしに嫌な顔することなく、テンポよく明るい口調で話してくださった彼女はSさん、隣町にご実家があるとのことで、こちらにはちょくちょく来られているとのこと。


常連さんですか?この言葉をきっかけにわたしとSさん、初対面ということを忘れて井戸端会議レベルに喋り出す始末(爆)


話の流れでわたしはSさんにこう話を切り出したのです。
(以下、当時のことの再現)


【わたし】

わたし、実はEさんとは◯◯◯◯でして、、、今回帰省の流れでぬりもの館にお邪魔しました。


【Sさん】

え、えーっ!!!



ちなみに◯◯、わたしとEさんのモロ個人情報が含まれている関係で具体的なことがお話できないのですが、第三者のSさんからしたら驚く内容だった様子。


その話をして数分後、Eさんがお店に戻ってきて、Sさんがすかさずわたしが話したことを話したところ、、、

えーっ!!ホントですか!?

普通の人はまず見ない本を手に取られて読まれていたので、著者の方をご存知なのかなと思っていたのですが、全然わからなかったです、、、(笑)


くどくなりますが、ここでは書けないのが残念ですがわたしが話した内容、なにも知らないEさんがびっくりされても仕方ないよね、、、と苦笑


お客さんがいないことをいいことに、Eさんも加わってSさんとわたし、女3人でトーク、はじめてきたお店でこんなベラベラ喋るのもなかなかないよなと(爆)


気づけば時計は17時前、話すネタが多過ぎて(笑)話が終わる気配がない中、Eさんはわたしにこんな話を切り出したのです。


そうそう、タニミズさん。
Cちゃんって知ってる?もしかしたらタニミズさんと歳が近くて知ってるかなぁと思って。


Eさんが言うCちゃん、わたしの同級生で同じ名前の子はいた、だけども数名同じ名前の子がいたのでKさん(←わたしが知ってるCちゃんの名字)ならわかるんですけど、と聞くとどうも違う様子。


いまの名字がHさんで、、とEさんが話すと、わたしはピンときたのか、、、


確か結婚されて名字がHさんに変わったってかなり昔にお姉ちゃんが言ってたなぁ、、、。
お姉ちゃんとは古い付き合いの友達のFさんで間違いない。



わたしから聞く前にEさんからFさんの話を振られたわたし、少しずつFさんに会う第一歩に繋がったことを感じたわたしでした。


【ふるさと滞在記・その2】ゆかりある人を訪ねて(後編)につづく。

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