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『アンラーン』って何だろう? JBUG東京#21


2023年9月21日(木)、プロジェクトマネジメントを考えるコミュニティ、JBUG(Japan Backlog User Group)主催のイベント、JBUG東京 #21に参加しました。

今回のテーマは、『プロジェクトマネジメントをアンラーン』??
正直、申込時には戸惑いました。では、アンラーンについて、振り返っていきたいと思います。

最初の感想

申込時、『アンラーン』→ Un Learn❗
学ばない?、学ぶのを止める? と考え、とても戸惑いました。
で、ググってみると、
「アンラーンとは、すでに持っている知識や価値観などを破棄することで、思考をリセットさせる学習方法である。」と。
でも、抽象的で具体性はもう1つですよね。
そこで、JBUG東京 #21 講演のトップバッター、(株)ウェブライフ CTO室 マネージャー 塩谷 俊介さん(@shiochan_12)の講演内容から紐解いていきたいと思います。

アンラーン、具体的には?

アンラーンとは、一言で言うと『学びほぐし』と塩谷さんは語っていました。思考のクセから自分をリセットして、新しい観点を見出すということです。
そして、アンラーンには終わりはありません。常に自分をアップデートするスタンスで臨む姿勢が大切なのです。

なぜ、アンラーンなのか?

では、塩谷さんはなぜアンラーンを行ったのでしょうか?
それは、40代で転職されたという事情です。
40代となれば、マネージャーとしての役割が求められてきます。
しかし、転職先は、前職に対してドラスティックに環境が変化します。その変化に適応するために、アンラーンが必要だったのです。

さらに具体的に❗

(株)ウェブライフでは、開発プロセスにスクラムが導入されていました。
しかし、現場のエンジニアのスキルは個人個人まちまちでした。
一方、塩谷さんはスクラムに精通していました。
ここで、塩谷さんは、自分のこれまでのスタンスでスクラムを教えても全体スキルの底上げにつながらないと考えました。
では、どうしたでしょうか?
IPAが出した「アジャイルソフトウェア開発宣言の読みとき方」を現場で読み直して、皆で勉強しました。
また、Backlogについては、「Backlogヘルプセンター」を読み込むことで、ノウハウを周りに伝えました。
「基本に立ち返る」ことが、アンラーンでは大事になってきます。

まとめ

「アンラーン」は、この変化の激しい現代において、必須のスキルと言えると思います。今回のイベントを通して、初めてこのプロセスに出会いましたが、これから、ボクも個々の取り組みでアンラーンを取り込んでいきたいと思います。
最後に、さらにアンラーンを深めるための参考書籍を紹介して、リポートを終わりたいと思います。




川越在住。映画と音楽、お酒とラーメン好きのソフトウェアエンジニアです。 ビールは、ハートランド(KIRIN)。 🍜は、いろいろ。 好きな音楽は、クラシックギターとピアノ。好きなバンドは、ミスチル。好きなマンガは、「3月のライオン」。