泣けないほどに悲しい日
生まれてきたからには、できるだけ良い生き方をしたいと思うけど、とにかく、とにかく生まれてこなければよかったと思う日々が続く。生きているから、生にしがみついてしまうだけで、選べるのであれば、生まれてこなかったと思う。絶望は、絶望である限り、それ以上の苦しみはない。しかし、中途半端な苦しさは、それ以上の苦しみがあることを知った苦しみである。息ができないほど辛い。暖かい布団はあるのに、何を暖めたらこの不幸から自分を守れるのかがわからない。出会う人、もの、全てに嫌悪を抱いてしまう。