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3つのぼうしをかぶる

9月開園予定の、金のいずみこども園。
開設に向けての準備は、カラダを動かして作ることも、
アタマを働かせて考えることも、
語り合って決めていくことも急ピッチ。

運営方針を、決めました!「三つの柱」。
「白山」に、この3つの柱を足すと、「自由」になる、という楽しい発見!は、わたしたちの活動を紹介するこの動画を見てね!

活動方針は、こども園の運営は、「教育者」「運営管理者」「保護者」の三者で行うというもの。
でもこの「柱」は、どっしりと立って動かない確固としたものではない、と、話し合いの中でわたしには腑におちました。

「わたしは、教育者」「あなたは、保護者」「あなたは運営管理者」と
それをする「人」がいつも決まっているのでなく、
これは3つの「役割」としてあって、
ひとりの人の中にもいつもこの3つがある。
「今は、わたしは教育者の立場で考える・話す・行動する」というときと
「保護者」としてそれをするとき、そして「運営管理者」としてするときがある。
それはまるで、3つのぼうしを取り換えながらかぶるように。

準備会。それぞれがかぶってる帽子の色が、見エルカナ?

自分が、相手が、今どの立場をとっているのか、
自分で選択し、相手の選択を受け入れながら、一緒につくっていく。

そう考えたとき、準備会メンバーおひとりお一人との関係も
ふわりと緩んで新しくなったような氣がしてなんだか、うきうき。

20年ほど前に東京のシュタイナー学校立ち上げに関わったときから
この考え方は知っていたけれども、少し窮屈に感じていたのは、
いつも「教師」の立場を自分にくっつけていたからではないかと思います。

自分の内にある3つの役割、三色のぼうしを分けて考えられたのはきっと、
井藤元さんの講座「教育の多様性/多様性の教育」の冒頭で、
シュタイナー教育を考えるときに
自分の人生観・教育観・子ども観を分けてみてみるという視点をもらったところから。

今まで、この3つの「観」をごちゃまぜに考えていたな~

井藤元さんの講演、第二回はマニアック編「どうしたら自由になれるのか」
金のいずみ子ども園は9月開園予定で
オープンハウス(説明・体験会)は7月4日・9日。

正会員(月々2000円応援してくれる方)へのお礼講座「たまこよ」と「マナ部」も参加者募集中。

白山ウォルドルフコミュニティに遊びに来てください♪

(たやよしこ@農と暮らしの教室担任)

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