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求められている以上の結果をだす!ーアイスタのプラナーの仕事とは?ー

こんにちは、人事のEむらです。
今回は「プラナー」について、ご紹介したいと思います!一般的にプラナーは企画を考える職種ですが、どんな仕事をしているのか、具体的にイメージしにくい職種でもありますよね。そこでアイスタのプラナー複数名に「プラナーの仕事とは?」について詳しく聞いてみました!
(アイスタでは、「プランナー」のことを「プラナー」と言います。)



▶プラナーがいなくても、成立する仕事はある。だからこそ、求められている以上の結果を出す。

ー「プラナー」って、どんな仕事をしているのか、具体的にイメージしづらいですよね。

そうですね、プラナーって、決まったカタチのない職種なんですよ。だからイメージしづらいのだと思います。これから私たちが話すことがすべてのプラナーに当てはまるわけではないし、今から語ることが正解じゃないこともあるので。そこだけご理解して聞いていただければと思います。

ーではまず、アイスタのプラナーってどんなことをする仕事ですか?

僕は、博報堂と一緒に動くチームに所属しているので、博報堂の営業やプラナーと仕事をすることが多いです。ある案件が動き出し、博報堂サイドやアイスタのディレクターがデジタルコミュニケーション領域のプラナーが必要だと判断すれば、声をかけてもらって参加します。

業務としては、クライアントの課題を解決するための企画を考え、提案し、具体化させるまでを担当します。プラナーとしてのアウトプットは企画アイデアや提案書ですが、望まれている以上のアウトプットを出すように心がけています。というのも、プラナーは必ずしも必要な職種ではないんですよ。博報堂の営業や、アイスタのディレクターや制作チームでもカバーできる仕事なので、必要ないと思われれば呼ばれません。だから「やっぱりアイスタのプラナーがいてよかった」と存在意義を示さないと次の案件は来ないので、ひとつひとつの仕事のチャンスを逃さないようにしています。

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▶プラニング能力だけでプラナーとして生きていくことは難しい。

ー確かにプラナーって特殊なスキルや資格が必要なわけではないですよね。そう考えると、逆にプラナーになるのはすごく難しくないですか?どうやってプラナーになったのでしょうか?

私は、もともとデザイナーで、アイスタにもデザイナーとして中途入社しました。前職も広告会社にいて、グラフィックを中心にデザイナーをしていました。
もともとアイデアを出すことが好きで、企画会議でも積極的にアイデアを出していたら、徐々に「面白いことを考えるデザイナー」というキャラ付けがされてきたんですよね。それをデザイナーとしての売りにしていた時期もあったのですが、徐々にデザインよりもプラニングに注力したほうが会社に価値を提供できるのではないか、と考えるようになりました。それを周囲に話していると、プラニング中心の案件を担当できることが多くなってきました。

ーデザイナーからプラナーになったんですね!アイスタの他のプラナーは、どんな経歴の人が多いんですか?

社内のプラナーは、私のようにクリエイティブ畑出身と、ディレクター畑出身が半々くらいですね。デザイナーやディレクターなど、もともと持っているスキルで仕事をしながら、言われなくてもアイデアを出し続ける、積極的に提案書作成を引き受けるなど、プラナー領域の仕事をしているうちに、周囲から認められてプラナーになる、という流れが多いと思います。あ!もちろん、経験者としてのプラナーも採用していますよ。

▶プラナーの価値は、ユーザー視点で提案し具現化できること。

ープラナーだから生み出せる価値、プラナーならではの役割、とは何でしょう?

まずは、シンプルにアイデアをたくさん出せること。さらに、3つの視点で考える必要があると思ってます。それは、企画を考えるときに「実現できるかどうか」「スケジュール内に作れるか」などの作る側の視点、「クライアントにとってメリットになるか」「営業的にプラスになるか」というビジネス視点、また、「ユーザーにとって楽しいものか」「目的に合ったコミュニケーションができるか」という生活者視点です。

そして、会議でまとまったアイデアを絵に描いた餅で終わらせず、具体化することもプラナーの役割です。具体的にどうすれば実現できるのかを考え、クライアントに承認してもらわないと話が進まないので、クライアントに伝えるために提案書を作り、プレゼンテーションをします。そのときに、専門的になりがちな内容をわかりやすく伝える通訳としての役割もあります。

ーどうしてプラナーの人って、たくさんアイデアを出せるんですかね?普段から心がけていることってあるんですか?例えば、どんな情報収集をしているんでしょうか?

僕は、センスの良い広告を見ることは心がけています。わかりやすいところでは、カンヌライオンズの受賞作を見たり、クリエイティブが高く評価されている制作会社が手掛けたWebサイトを見たり。一定以上のレベルにあるアウトプットをアタマに入れておくことで、「いま、良いとされているもの」を判断できるようにしています。

世間で流行っているものも、チェックしておきます。流行っているものを咀嚼して自分なりに分解し、何が魅力なのか、なぜ人を引きつけるのか、その文脈を語れる状態にして“自分の手札”にしておきます。打ち合わせやプレゼンのときにその手札を使うと、しっかり考えている感じが演出できて、説得力が増します(笑)。

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▶仕事の振り幅が大きいことがアイスタのプラナーの魅力。

ーアイスタならではのプラナーの魅力ってなんでしょうか?

まず、世の中にインパクトを与えられる、スケールの大きな仕事ができること。自分が関わった案件がSNSで話題になったり、テレビで取り上げられたりすると、テンションが上がります(笑)。

そういうスケールの大きな仕事は、有名なクリエイターと一緒に仕事をする場合が多いんですよ。僕はミーハーなところがあるので、名が知られたクリエイターと仕事ができることは単純にうれしいですし、デジタル領域の専門家として対等に話ができることも、大きなモチベーションになります。
あと、アイスタは制作の最後まで社内で完結できます。実装やプログラムの部分は外注している制作会社が多いと思うのですが、アイスタには優秀なエンジニアがたくさん社員として働いているので、いろいろな仕掛けを一緒に考えて実現できるところも魅力です。
それと最近では、ゼロから仕事を作ることも増えているんですよ。

ーゼロから仕事を作るとは?

アイスタはこれまで制作を委託されてアウトプットを作る事業が中心だったのですが、新たな事業として、デザインとエンジニアリングの観点を取り入れながら、クライアントの抱える課題や実現したい想いに対し、伴走して実現していく仕事に取り組んでいます。

例えば、クライアントの経営層とワークショップをするところからスタートし、市場ニーズを掘り起こして新規ブランドの立ち上げを提案したり、クライアントの新たな事業を作り出したりしています。
今までは「これを作ってください」と言われてきたので、こちらが出す答えは明確だったのですが、この仕事は何を作ればよいのか、その答えがない状態からスタートします。アウトプットも決まっていないし、納品形態も決まっていない。その状態から答えを探していくことが楽しいですね。これまでのアプローチでは解決できなかったような課題解決のアイデアが求められ、プラナーとしての可能性が広がっていくことを感じています。

このように仕事の振り幅が大きいことも、アイスタのプラナーならではの魅力かもしれませんね。同じ案件をずっと何年も回している、というようなことはありません。だから、飽きることも決してありません(笑)。

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▶人の心を動かすアイデアを考えることが好きな人なら、アイスタのプラナーの仕事を楽しめる。

ー聞いているだけでワクワクしてきて、飽きることがない、ということも納得してしまいます!では最後に、どんなスキルを持った人がアイスタのプラナーに向いていると思いますか?こんな人と一緒に仕事をしたい!という思いを聞かせてください。

スキル的には、アイスタはデジタルの専門家なので、例えば「Webサイトのワイヤーフレームが設計できる」とか「技術的に実現可能かどうか判断できる」といったデジタルの知識は必要です。入社するときはそこまで深い知識は必要ありませんが、入社したら勉強が必要になるので、デジタルに興味を持てない人には厳しい環境だと私は思います。

プラナーとしては、提案を楽しむことができる人が向いています。人の心を動かすアイデアを考えることが好きな人なら、アイスタの仕事を楽しめると僕は思います。そして、アイデアを提案書にまとめることが求められるので、提案書を書くことが苦痛ではない人が向いてますね。

何度もこの場で出てきましたが、プラナーは必ずしも必要な職種ではありません。だからこそ、存在価値を出すためには、何か突き抜けた強みを持っている必要があると思っています。デザイナー出身で制作の知識があるとか、ディレクター出身で予算管理や人員管理に長けているとか、SNSにめちゃくちゃ詳しいとか、何でも良いです。強みがあれば、それを付加した提案ができるので、そこに価値が生まれて頼りにされる存在になれます。今のアイスタにはない強みやバックボーンを持つ人と一緒に働けることを期待しています!

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▶人事担当者(Eむら)より

いかがでしたでしょうか?
今回は、複数人のプラナーに話を聞いてみました。
なかなか伝わりづらいプラナーの仕事について、伝わっていると嬉しいです。

次回の更新もお楽しみに!

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