詩) シビれたことが無ぇのかよ
“気付きがあって良かったと何でもかんでも肯定する奴”
“そいつには真剣さがない”
どうやらそれは本当のことだった
道連れにされた奴は溜まったもんじゃないな
お前にずっと感じていた違和感を
今やっと言葉に出来る
詰まるところ あれだ あれ
そう 敬意がない 俺に対しても誰に対してもよ
生きた年月はともかく
そこにシビれたことが無ぇのかよ
仲間でいたってことによ
まさか ただの一度も無ぇってか
もう何も喋るな
俺ん方から云っちまったんだから
つまりは俺もその程度だったってことでむかっ腹が立つ
この上っ面(うわっつら)の空っぽ野郎
多分において 一生 分からねぇだろうけどよ
これだけは言っとく 偶(たま)には後悔しろ
お前をミンチにしてやるぜ
完)シビれたことが無いのかよ
※旧題:人を人たらしめるもの
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