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2023年3月19日 快晴の高野山へ その4 一の橋~奥の院 そこで見たのはコケばかり…不審者2名!?

さて、久しぶりに高野山の記事です。
3月19日、noteで仲良くしていただいている「うりぼうさん」と、高野山に行ってきました。

これまでの記事は、こちらのマガジンに収納してあります。

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***

お昼ご飯を食べて…
私とうりぼうさんは、今回の「大人の遠足」のメインともいうべき、奥の院を目指しました。

一の橋から続く参道を歩きます。
午後の日差しは暖かく、とても穏やかでした。

参道で見つけた馬酔木あせび
この日は、まだつぼみでした。

2本の杉の木の間から、小さな杉が生えていました。
さらに…

苔の「胞子のう」を見つけました!!
胞子のうは、春の季語で「苔の花」とも呼ばれています。

…このあたりから、私とうりぼうさんのテンションが、変な方向に行き始めました。

「うわあ、こっちにもたくさんある!」

「何これめっちゃ可愛い!!」

…二人して、地面の苔を撮りまくったのです。
世界遺産の参道で何をやっているやら(笑)

風景を撮らず、ひたすら足元を見ては、しゃがんで撮影。

「私たち、ほかの人に不審者だと思われてますよね」

と、二人で笑いました。

「うわあ、みずみずしい苔!」

野草と苔が好きなうりぼうさんは…
テンションMAX(笑)

前日に雨が降ったので、参道は文字通りみずみずしい苔であふれていました。

一応は、高野山らしい写真も(笑)
しかし…

「うりぼうさん、ここ!ヒノキゴケがありますよ♪」

「わわ、ほんとですね!ふわっふわ!可愛い~♡」

もはや、苔しか見ていないうりぼうさんと、私。
私も苔は好きです。

さて、苔を撮り始めたあたりから…

「がんばれ、ピント!!」

を連発していました(笑)

そして、ふたたび見つけた胞子のう。
こちらは、茶色くなっていました。

胞子のうの群生。

こちらは、ヒノキゴケのかたまり。

ちょいと「ツンツン」しているのは、スギゴケです。

ふわっとしているのが、ヒノキゴケ。

スギゴケの生え始め??

お地蔵さんの前にも、たくさんの苔が生えていました。
(そっち)

苔の間から、何やら「ぴろーん」とめくれた感じのものが。

これは何だろう。
調べても、わかりませんでした。
どなたかご存じでしたら、お教えください。

石燈籠の上にも、びっしりと苔が生えています。
高野山では、メジャーな光景です。

さて、雨上がり。
こんな日は、古くなった切り株なんかを見てみると…

キノコが生えていたりします。
まだ気温がそれほど高くないので、あまり見かけませんでしたが…
梅雨時は、割とあちこちでキノコが生えています。

普段見かけない「苔」を見るだけでも、テンションが上がっているのに…
さらに、キノコまで。
ますます、妙な方向に盛り上がっておりました。

一応、高野山らしい写真を。

参道を進みます。
足元を見ながら(笑)

スギゴケの群生。

とがっております。

午後の光を浴びて、キラキラ光っておりました。

お地蔵さんの小さなお堂の屋根にも、びっしり…。

遠足の日、引率する先生と子供たちのようなお地蔵さん。

ようやく、参道の半分ほどの地点にたどり着きました。
中の橋です。

一の橋から歩き始めて、30分が経過しておりました(笑)
普通に歩くと、だいたい15分ほどの道のりです(笑)

相変わらず、うりぼうさんと私は、苔を撮っていました。

「うりぼうさん、ヒノキゴケの群生がある!」

「わあ、もふもふ!君たち良い触り心地だねぇ」
(byうりぼうさん)

ヒノキゴケの間から、杉の葉っぱが生えていました。

何らかの地衣類?苔??

そもそも高野山は、湿度がとても高いです。
なので、苔の生育条件にピッタリなのです。

杉の葉っぱと、お地蔵さん。
参道では、お地蔵さんをあちこちで見かけます。

いつもの「仲良し地蔵」。
この日は、誰かがショールをかけてくれていました。

3月16日に夫と歩いた時は、ショールはありませんでした。
どなたか、心優しい人が奉納したのでしょう。

石灯籠の苔。

そしてここでも、胞子のう発見。
よく見ると、胞子を飛ばした後っぽい。
(胞子のうの口が開いている)

これは…
きっと、何らかのシダ植物。

参道には、シダ植物もたくさん生えています。
杉・ヒノキの大木が多いので、木の影が陰性を好むシダ植物にとっては、とても良い環境なのです。

…玉ボケを撮りたくて(笑)

御廟ごびょうに到着。
一の橋からスタートして、約1時間が経過しておりました。
御廟・燈籠堂に参拝しました。

奥の院を流れる「玉川」をせき止めて作られた「水行場」です。
高野山高校の宗教科の生徒は、毎年1月ごろにこちらで水行をするそうです。
寒っ!!!!!

さて、最初に車を止めた駐車場へと向かいます。

歩いてきた参道とは、別のルートを通りました。

ごつごつした木の根。

木漏れ日の光芒。

今頃は、馬酔木あせびの花も咲いているはず。


さて、長々と書いてきましたが…
今回の「大人の遠足」は今回で終了です。
お付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)

うりぼうさんとは、noteでは、もう長いお付き合いになります。
(多分2年近く)

お会いしたのは、今回が初めてでしたが…
初めて会う気がしませんでした!!!

高野山へ往復する道中も、いろんな話が尽きません。
植物の話、カメラの話、などなど。
本当に楽しかったです。

うりぼうさん、ありがとうございました(*^^*)

うりぼうさんが書かれる野草の記事は、本当に面白いです。
観察眼が素晴らしい。
また文章も、ユーモアを交えながら、わかりやすく解説してくださっています。

野草好き・植物好きの方は、ぜひ訪れてみてください(*^^*)

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