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年上のアイドル

原田知世さんの歌声は、例えるならオルゴールやハープだ。
陽射しを浴びながらそよぐ草木とともに耳にしたくなる。

先日、新譜の洋楽カバーアルバム「恋愛小説4〜音楽飛行」がリリースされた。

原田知世さんといえば「時をかける少女」だが、私は永野芽郁さんが出ていた朝ドラ「半分、青い。」の印象が強い。

相手役の佐藤健さんの母親役で、上品なたたずまいはそのままに、時折金八先生の真似をするのがとても可愛らしかった。
以来、憧れの女性として仰いでいる。

俳優業は決して露出が多いほうではなく、どちらかというと今回のように歌手活動をマイペースで続けているイメージだ。

今回のアルバムは「Daydream Believer」、「My Cherie Amour」など、有名な洋楽のカバーが9曲収録されている。
タイトルを見てピンと来なくても、聴き覚えのある楽曲ばかりだ。

邦楽では9割男性ボーカルを好む私だが、原田知世さんの歌声は全く別のベクトルで好きといえる。

「マツコの知らない世界」で、森山直太朗さんが女性ボーカルの世界を紹介した際、原田知世さんだけ「エンジェルボイス」とカテゴライズし絶賛していたくらいだ。

いわゆるアイドルにハマったことのないわたしにとって、彼女こそが私のアイドルなのかもしれない。


※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。

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