創作エッセイ(71)ご近所トワイライトゾーン

 今回は私の仕事場の近くにある「聖域」を歩いてみた。といっても普通の散歩なんだが。実は、最近、木古おうみさんの「領怪神犯」シリーズに嵌っていて、祠とか観ると心にアンテナが立つようになってしまったのだ(苦笑)


山神社

この雰囲気はどうだ

 住宅街のど真ん中なのだが、実はもともとこのあたりは畑や田んぼ。農地を転用した住宅街なのだ。この祠の隣は唯一残された畑である。山神とはもともと農業民とっては山から下りてくる豊穣の神様である。水源などに関係するわけで神様の性別としては女性。
 この佇まいに魅了されている。

南宮大社、秋葉神社、津嶋神社(小祠)と地蔵さん

通行安全 昭和十●年
交差点にある

これは県道沿いの交差点にある地蔵と祠。昭和十年代にできたらしい。

新四国八十八か所のご縁だろうか

右は馬頭観音だな

これも県道沿い。車の通りが多い。いつ見ても花を欠かしていることがなくて、きれいになってる。
(追記)
通行人には由来のあいまいな神様仏様。何となく物語が浮かんでくるのは「領怪神犯」シリーズの影響だな。今夜中に三巻読了予定。読み終わったらレビュー書こう。

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