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就職活動 面接対策 通過できず悩んでいる方に

今回は就職活動中に特に面接が苦手、面接が上手くいかず悩んでいる方に役立つ情報を書きます。

私は新卒採用面接に複数年携わっていた経験があり、当たり前だけれども意識するだけで面接の結果が良くなる、かつ簡単に実践できることを理由と共にご紹介します。

書店にもネットにも、ここnoteにも色んな情報が溢れていますよね。読めば読むほどマニュアル暗記に暴走してしまう方。落ち着きましょう。実は面接はそんなに苦手意識を持たなくて大丈夫です。なぜなら、面接はマッチングだからです。企業が皆さんを選別するのでも、皆さんが企業を選ぶのでもありません。就活生の皆さんの希望やイメージと企業の求める人物像がマッチしていると企業が判断すれば、必然的に内定がでます。
最終面接まで進んで駄目、となっても仕方ないのです。マッチングの結果なので。役員面接で登場する役員、取締役、社長はこれまで数多くの就活生、中途入社希望者と面談を通じて嫌というほど人を見ています。蓄積された経験とその場のフィーリングや第六感で決めています。だから、不採用なるべくして不採用。採用なるべくして採用、なのです。

ただし、ここで大切なことがあります。最終の局面に行くまでに、準備不足で実力を発揮できなかった、ということはないですか。そこで、面接準備で大切なことを書いていきます。

その1 ESの字は見やすく書くこと
当たり前なのですが、なぜ大事なのでしょうか。
お友達、就活仲間のESを3枚、5枚ほど手元に置いて、3分で全てに目を通して内容を理解してみて下さい。これは、集団面接の時の面接官の立場のシュミレーションにもなります。
5枚だとかなり難しく感じると思います。
もしこのESの字が読み辛かったらどうでしょう。質問しようにも字を追うのが難しく、関心は必然的に読みやすい他の就活生のものに移りますよね。
個別・集団問わず、面接の時間は限られています。面接官は個人情報保護の観点から、ESを渡されるのは前日、前々日、という企業も多いです。面接は人事担当者だけではなく現場レベルの社員も参加するわけですが、はっきり言って多忙な業務の合間を縫って面接会場に来ます。事前に資料に目を通していたとしても、面接開始で再度ESに目を通す時は、全ての情報を短時間で思い起こす・理解することは難しいです。字が読みやすければ、ESの情報を目で追うことは容易になり、面接官は心の余裕をもって、質問したいことに集中して学生とコミュニケーションができる、ということになります。

その2 質問されたことに答えること
言わずもがなです。会話(面接)のキャッチボールの基本は聞かれたことに答えることです。これは英検の2次面接などでも同じですよね。
Q:弊社のどんなところに関心がありますか?
A:御社のXXXというビジネスに関心があります。・・・以下具体的なエピソードや商品、道具、取り組みについて触れる。

面接はよくアピールの場だと言われますが、ちょっと違います。言ってみれば自分説明会(書)です。自分という人材の特徴を落ち着いて、わかりやすく、そして聞き取りやすく相手に紹介する、そんなイメージです。自分の凄さを伝えることではなく、相手がストレスなく「自分説明会」の説明を理解しやすいように配慮しながら話すことがとても大切です。

その3 面接後に振り返りをすること
説明会前後の自分の行動パターン、天気、移動手段など、面接前から振り返ってみましょう。どれくらいの平常心で本番を迎えられたのか、結果どれくらい落ち着いていけたのか、等直後であれば様々な発見があります。
悪かった点だけではなく、今日の説明は落ち着いてできた、なぜなら業界研究していたから、等の良かった点にも目を向けましょう。

圧迫面接?!ほんまかいな?!
「圧迫面接」という言葉があります。要は言い方や態度がきつくて、プレッシャーやストレスを感じながら受ける面接のことです。中にはゆさぶりをかけるような質問も来ます。

例:採用された場合、もしかしたらご希望の職種につけないかもしれません。その時はどうしますか?

でもね、この質問別に意地の悪い質問でも何でもないです。実際に本当につきたいと言っていた職種や部署に配属にならないことなんてざらです。
だから答えとしては、「配属されたところで業務を覚えて貢献する」ということですよね。
ここで、いや、もし希望した業務ができないのなら難しいですね、等と言わないですよね。そんなたった1箇所しか希望しない人、雇ったら大変ですよね。

と、面接のコツを色々と書いてみました。就活は不採用、不合格という経験が続くと気持ちがへこんでいきますが、だめだった結果を一つずつ一つずつ振りかえり・分析しながら次につなげていきましょう。



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