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工務店との契約解除で60万円損した話

施主の為の注文住宅コミュニティ【by Your Side】の「はじめ」です。

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今回はInstagramで知り合ったパパすけさん(30坪の平屋を計画中のお方)のトラブル事例を紹介します。

パパすけさん

内容はタイトルの通り、「工務店との契約を解除して60万円を損した話」になります。

何故そんなトラブルが起きてしまったのか?

特に、マイホーム計画の駆け出しの方やこれからマイホームを検討しようと思っている方は必見の内容ですよ。

ちなみに僕も建築家との契約を破棄して100万円を損したことがあります。
→コチラの記事

つまり、この手のトラブルは確実に一定数発生するといえますので、他人事とは思わずどうして、こんなトラブルが起きてしまったのか?きちんと把握しておくことをお勧めします。

敢えて言います。原因は、施主と工務店のミスマッチ。

パパすけさんのポストを見ていただければ契約解除に至った細かな理由が記されています。

例えば…

  • 契約金100万円を支払った後、家作りのこだわりをまとめたノートを見せたら面倒くさそうな態度をされた

  • ショボすぎる標準設備に愕然

  • 標準がショボすぎる為、あらゆるものがオプションとなり最終金額が不透明

  • 何でも「わかりました」と答えるだけでプロの意見を述べない提案書力の無さ

  • 着工が8月なのに間取りしか決まっていない(7月頭の時点で)

  • ことあるごとに「着工してから決めましょ」という逃げの対応

それら1つ1つについて僕も読みながら「なるほどなぁ」「そりゃあかんやろ!!」とかなり共感する部分がありました。

ただ、これを読んでいる人には注意していただきたいのですが、1つ1つの細かな理由に着目しすぎないようにしてください。

というのも、事細かな理由を知っても「根本的な原因」を理解しなければ、こういったトラブルを避けることは難しいからです。

あくまでも、1つ1つの理由というのは「表面上に現れた事象」に過ぎません。

根っこの部分にはそれらの事象を引き起こすこととなった「根本的な原因」が存在しているのですね。

ズバリそれが・・・

「施主と工務店のミスマッチ」なのです。

要は、「施主が実現したい」と思っていたものと「工務店が提供しよう」としていたものに大きな隔たりがあった為、「思っていたのと違う!!」となってしまったのが今回の根本的な原因なのです。

正直、工務店に対し言いたいことは色々とあります。
また、皆さんの気持ちも分かります。

その上での敢えての言葉になりますが、結局のところ、この手のトラブルはどこまで行っても「施主と工務店のミスマッチ」ということになってしまうのです。

「こだわりをまとめたノートを見せたら面倒くさそうな態度をされた」

というのもそうです。

施主側からしたら、今のご時世こだわりを一緒に叶えようとしてくれる工務店が多い為、まさかそんな態度をされるとは夢にも思っていなかったのだと思います。

それに対し、工務店側としては「ウチは今までこれでやってきてるんだ」、「ある程度決まった規格的なものを基本とすることで坪単価を下げ、お客さんに満足してもらっているのに、出された要望全部聞いてたら手間と時間ばかりかかって利益も薄くなるし、かといって今さら坪単価や総額上がりますなんて言ったら文句いわれるでしょ」というような気持ちがあったのかもしれません。(想像ですが)

「ショボすぎる標準設備」

もそうです。

30年前に建てた実家のレンジフードと変わらんやん

施主からしたら「時代遅れも甚だしい」と感じたのに対し、工務店は「標準をこれにすることで安さを実現させてるのにショボいと言われても…」、「そうじゃなきゃこの坪単価なんてそもそも無理なんですけど…」という思いがあったのかもしれません。(想像ですが)

個人的には「こんな工務店ないわ~!!!」とは思います。

ただ注意してほしいのは、実際にそういったスタイルを普通としている工務店は確実に存在し、そして、施主の中にも「そういった工務店で別に良い」と考えている方もおられるということです。

僕達のような注文住宅にこだわり持つ施主からしたら「ないわ~」と思えることも、別の人からしたら「それでええや~ん」となることもあるのです。

つまり、今回のトラブルの原因というのは詰まるところ・・・

どこまで行っても「施主と工務店のミスマッチ」ということになってしまうのです。

(色々言いたい気持ちは分かりますよっ)

では、どうやったら「パパすけさん」のようなトラブルに遭わずに済むのか?

次回は、この辺りをお話できればと思います。

結論からいうと、この手のトラブルは施主側に「ミスマッチか否か?」を測る術が備わっていれば、その多くを避けることが出来ると思っています。

「パパすけさん」からも「どういった動き」をしていればこのトラブルは防ぐことができたか?を伺っていますので、ぜひ楽しみにしておいてください。

それではそれでは。

以上です。

追伸:現在、注文住宅のコミュニティを開発しています

開発の動機は、自身のマイホーム計画を進める中で目の当たりにした「業界の闇」「家づくり自体の難しさ」

そもそも勉強することが大量だし、知るべきことも大量。

それなのにユーザーの無知につけ込んでくる業者もいたり…。とにかくサバイバル極まりない世界。

だからこそ、注文住宅の“施主側”の利益のみを追求する安心・安全な情報交換の場を作り、「家作りで失敗する人を1人でも減らそう」と思ったのですね。

こちらの正式オープンは、2022年の年末迄には、と思っているのですがオープンまでにはいま暫く時間を要します。

ですので、試験的ではあるのですがLINEのオープンチャットというシステムを使い仮の形でコミュニティをオープンさせています。

(なお、現在のメンバー数は400名ほど!)

もしも、参加されたい方がいましたら下記をチェックしてください。

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