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Amazon KDP でノートを販売して自分で買ってみました

ご挨拶

こんにちは。アメリカ在住の 白井 のこ です。今日は、Amazon KDP でノートを作成し、自分で購入したお話を記事にしてみました。

Amazon KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)とは

Amazon KDPは、Amazon が提供する電子書籍のセルフ パブリッシング サービスのことです。このサービスを利用すると、誰でも簡単に自分の書籍などを Amazon の Kindle ストアで販売できます。

Amazon KDP でノートを作ってみた

ノートは、一般的な書籍とは違い「コンテンツが少ない本」に分類されます。予定表、日記/ジャーナルなども、このカテゴリに含まれます。ある程度のパソコン操作ができる人なら誰でも簡単に作ることができます。費用をかけずに作成することもできるので、気軽に試すことができるのも良い点だと思います。ただ、実際に販売して自分で購入してみた感想として、これで稼げるのかというと、難しい気がします・・・。その理由は後ほど説明します。

KDP でノートを作成する方法

私は、Ivy Hang さんという方の YouTube を見て作成しました。英語ですが、日本語翻訳の自動生成もできます。細かい手順を説明してくれるので、とてもわかりやすかったです。

そして、実際に私が作成して販売しているノートがこちら

Amazon.com では $5.99 で設定したのですが、Amazon.co.jp では円安の関係もあり982 円とかなり高額なノートになってしまっています。気になるのはその品質! ということで、実際に自分で購入してみることにしました。

作成したノートを自分で買ってみた

手元に届いたノートがこちらです。

表紙
中身

第一印象は、うーん、安っぽい・・・。でした。アメリカは紙製品の質が全般的に良くない割に高額なので、これで $5.99 でも許されるのかもしれません。日本だと 100 円ショップで売っているレベルの質というのが正直な感想でした。これで 1,000 円近くの値段だったら、がっかりしてしまうでしょう。

KDP ノートの書きごこち

書きごこちはどうかということで、数種類のペンで試し書きをしてみました。

複数のペンで試し書き
気になる裏うつり

書きごこちは、思ったより悪くないです。裏うつりは、写真のとおり油性ペンはがっつりですが、その他のペンはそれほど気にならないかなという程度でした。

KDP のノートで収益をあげるには?

割とぼろくそに書いてしまいましたが、実際に自分で作成および購入をして感じたことは、普通のノートを売っていたのでは稼ぐことができないということです。YouTube でノートの作成方法を英語で紹介している動画はたくさんあり、競合もかなり多いです。そして、この形のシンプルなコンポジションノートブックは、アメリカのスーパーでは 1 ドルほどでも売っています。なので、よっぽどデザインを気に入ってもらえなければ購入されないのではないかと思います。ただし、アイデア次第では収入につなげることができるはずです。

KDP でノートを作成する利点

個人的に質の面では満足できていない今回のノートですが、自分で作成したためものすごく愛着はわいており、義家族のクリスマスプレゼントにしようと思っています。表紙には 3 種類の犬がプリントされているのですが、我が家の愛犬、義妹の愛犬、義母の愛犬の犬種なのです。自分で作成したという話のネタにもなりますし、喜んでもらえると思います。自分で作成したノートを「著者用コピーを注文」というボタンから注文すると安価で購入できるので、実質数百円でオリジナルのノートを 1 冊から注文でき、しかもそれが全世界に販売されるので、気に入った人が購入してくれるチャンスもあると考えると、悪くないかもしれません。

どうすれば「コンテンツが少ない本」で稼げるのか

普通のノートを売っていては稼げないと書きましたが、実際に「コンテンツが少ない本」で稼ぐことができるのでしょうか。KDP の良いところは、中身を自分で自由に作成できることです。そのため、今は市場には出回っていないノートや予定表のオリジナルのアイデアを生み出すことができれば、収益化も可能でしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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