完璧な微笑み

今日はお酒を飲んでいます
ダメそうですけど、記録として日記を書いておきます

僕の祖父は無茶苦茶な人でした
世間体は気にするけど身内には横暴な人だったみたいです
祖母が癌にかかった時、祖母は祖父よりも早く死んでしまうことが悲しくて泣いたと聞きました
祖父のわがままにずっと振り回されていたので、祖父よりも1日でも長生きして自由な日が欲しかったそうです
凄まじい話ですね

祖母は僕が幼稚園の頃に死んでしまいました
僕にとって初めて訪れた死でした
いつも優しく、甘やかしてくれた祖母が大好きだった僕は衝撃を受けて、祖母の死を聞いてからは毎日泣いて過ごしました

誰にでも悲しみや苦しみがあるという当たり前のことを時々忘れてしまいます
思いやりが欠如しているのかもしれないですね
完璧に見える人間にそんな面があるとはあまり思えないんです
いつも微笑みを絶やさずにいる祖母の顔が思い出されます
何も力になれなかった自分の無力さを呪いますね

このことももう少し掘り下げたいですけど、今日はお酒が脳を巡っているので記録は諦めようと思います
また話しましょう