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発達障害〜金銭管理が苦手 子ども編〜

子どもの頃から金銭管理が苦手でした。といっても、うちはお小遣いをもらっていたわけでもないんです。金銭管理というより意味のない買い物です。たまたま小学生向けの雑誌に載っていた通信販売のアクセサリーに勝手に申し込み葉書書いて出しちゃったり。すごく欲しかった訳でもないけど申し込んじゃう。それは一回きりでしたが、やはり問題行動だと思うんです。何かを発信している。でも、親は向き合わないんです。申し込み取り消ししたのか、払ってくれたのかもわからない。

母が統合失調症って子どもにとってはタフな環境ですからね、父が「すごく欲しいのか」「寂しいのか」自分の子どもが今どういう状態なのか、関心を持つことができ、「お小遣いを渡してお金の使い方を学ばせた方がいいのか」と方向性を考えられたら、違っていたかもしれないです。

うちはお小遣いをもらうこともなく、また、「〇〇が欲しい」と言えないと感じていて、で、どうしたかというと、父が、当座のお金を置いてある引き出しの場所がわかって、そこから1万円とかとって、文房具屋さんに行って、消しゴムとかノートとか、今、どうしても必要という訳でもないものを買うんです。で、お店の人が、小学生が1万円札持って買い物はおかしいって思うんですよね、「おうちの人が渡したの?」みたいな。そうすると、そうか、子どもがこういうお金を持っているのはおかしいのか、ってそこで学んで、1万円札じゃなければいいんだな、と変な学習をするんです。それで、父の財布から小銭とか千円とかくすねておいて、学校から誰もいない家に帰ってから、どーでもいい買い物を文房具屋に行ったりしてました。そして、どーして欲しいって思うんだろうって自分でもわからなかった。

私は、モノは買わないといけないと思っていたようで、万引きはしたことないですけど、万引きが辞めれれない人も、行動の方法が違っているだけで、心理的には近いものがあるのかな、と思います。



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