マスター・ハゲ

光術家。霊止のフリした見守り役。在るけど毛は無いヴォイドな癒し人。誰しも内に持つカラダ…

マスター・ハゲ

光術家。霊止のフリした見守り役。在るけど毛は無いヴォイドな癒し人。誰しも内に持つカラダの中心を思い出し人間本来の美しさと健やかさへ。尊き命の織り成す世界にさらに光を。☆宇宙職は銀河共和国ハゲ評議会議長マスター・ハゲ

マガジン

  • 太陽と世晴れて

    宇宙ライフシリーズ第六部。人間という本質では神であるものをトキにエロ面白く、トキに『無関心な慈悲』から表現。おかげさまでシリーズ完結です。

  • ハゲの宇宙ライフシリーズ

    宇宙ライフシリーズ第一部。フジミドリおじさんをオマージュした記事。わずかな地球経験とわずかばかりの智慧を元に描く宇宙物語。地球人の中に潜む宇宙人意識を中心に誘い、本来の楽しい地球ライフを満喫するという設定にしました。

  • 死線越え自然へ

    宇宙ライフシリーズの第四部。神。つまり全なる愛へ至るドウテイを描きますが、本マガジンのテーマは死。死もまた概念ゆえ存在しませんが、理在るにおきましてはまだまだデリケートなテーマ。とはいえ、意識の変容は進みます。自然とバランスさせながら思考の力を抜いた感じで気の向くままに。

  • スッタモンダヴォーズ

    宇宙ライフ第五部。道ラブ(第二部)の続編です。スケベイダー卿となったタオの助。毛ナイマスター(光術家)となったマスター・サンことオジ=サン・毛ノービ。壮大なるスッタモンダヴォーズサーガの結末やいかに。聖心を中心とした視点からオフザケ混じりにまったりと。

  • 道にあるラブ

    ハゲの宇宙ライフシリーズ第二部です。不定期投稿。近未来の未知なる鬼ウィルスに立ち向かう50過ぎたおじさん「タオの助」が性長する物語。その先に手にする愛の力とは?。中心と空間。性なる愛に迫ります。

記事一覧

固定された記事

あたたかなありのまま

目の前に真我は広がっている。そのすべてがあなたであるのに、人はなぜかそれを「自分ではないもの」と思い込んでいる。 それゆえに、世界の本当の美しさを知らない。 あ…

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わたし溶け【詩〜エッセイ】

やっと。 君に逢えたよ。 あの。 いくつもの誹謗中傷を受けたことなんて。 まるで。 夢の中の出来事だったかのように。 あの。 いくつもの孤独な苦しみの日々なんて。 …

52

ひとつのいのちという平和のなかに

『私は消えますか?』 なんて成長だろう。すでにすべてが神の世界にあるからこそ。無理に自我を消す必要もないのに。だって。自我はどうしても存在していたいのだから。そ…

226

いつまでも 消えぬ明かりよ ハレマリゾート【エピローグ】

観念を越え。 本来のあなたに戻るとここは。 すべてあなたであり。 なにひとつわかれていない。 宇宙というひとつ。 目には見えないものだが。 あなたの内にも外にもある…

174

ははにもちちにも

『いつもありがとう。これ母の日のお祝い?お礼?どうぞ💐🍰✨』 「まぁ!ありがとうぅ~💗何もしてないのに」 当然だよ。 ハートのあなたは。 行為者であるはずないのだ…

140

ひとはあいそのもの

『魂や御霊と呼ばれているものは、”分かれたナニか”じゃないからね』 「恩地さん、でも分かれたから経験できるのでは?」 『分かれていると感じるのは身体や思考や心の…

125

あなたあふれて

「ぜんぶオレのことだったんスね」 『亘理のことだし、即ちそれはすべてのわたしのことだよ。それでもお前がそこにあってくれるから気づくことが可能になる者もいるってこ…

155

じぶんえおかえり

わたしは羽里間 日真晴。 未亡人であり、一児の母だ。 闘病中に本当のじぶんに戻り、みんなあってくれるおかげで、このキセキの生命をてらすことができてる。 いつもオー…

150

おちてもてらし

『これ、落ちましたよ』 この日は、女性の落としたハンカチを追いかけ手渡した。 すると。 思いもよらず、少しだけ立ち話しに発展した。 彼女の話によると。 ダンナさん…

142

看取りは独りも抜ければひとつ

『最期は孤独なもんや』 「わたしおるやん」 『・・・日真晴。いままでありがとな』 「らしゅうない事いわんといて。っもう、泣きたなるやん」 駆け抜けたー。 ダンナ…

164

ゆるくちゆ

寛解から治癒へー。 私はワタシをゆるめたー。 ”観念を手放すという観念”を手にしたともいうのかもしれないー。 本当の私じゃないものを手放したー。とも。 表現なん…

169

プライドから瞬間移動 ブライトな遊覧飛行

『神野 鼓太郎?』 「ええ。なんか情シス課の人間らしいんスけどね。ウチくる前はかなり年収高いトコにいたらしいっスよ。なんでウチに転職したのかナゾですよね」 『・…

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あなたはあなたにワレンダー

本当の私とはだれか? 人間とは一体何なのか? 自分とは何か? もしこの思考に出会ったなら。 あなたが熟す頃合いだろう。 ひょっとするとあなたはこの世界のことを何も…

167

救われたワレにハレ

「お前は今までジブンじゃないものと完全に同一化していた」 『父さん。こ、これ・・』 「そう。ソレが本来のお前だ太袈支。お前は消え、同時にすべての存在は救われてい…

168

シは消えヒトえ

僕は、御手洗 一。 この名前のおかげで小さい頃からよく 揶揄われたり小バカにされたりしてきた。 ”おい、はやくトイレいってこいよ!”とか。 ”おまえ、便所が一番ス…

235

ひかりのぽんぽん

「クッソ、あいつのせいで仕事とれなかったじゃねえか💢」 このトキはいつだったか。 10年近く前のハナシ。 明らかに亘理は怒っていた。 『どうした?亘理さん』 「聞い…

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固定された記事

あたたかなありのまま

目の前に真我は広がっている。そのすべてがあなたであるのに、人はなぜかそれを「自分ではないもの」と思い込んでいる。 それゆえに、世界の本当の美しさを知らない。 あなたの内側にある本当の心を知らない。 単純に思い出していないだけだが。 ありのままに生きながら異端とされ、 縛られている御方もいるだろう。 それでも問題はどこにもないのだが。 まず、頭から出なされ。 思考と聖心の距離を取りなされ。 頭から出たとき。 聖心へ腹から 真我の光が差し込む。 あなたが魂と呼ぶ真我

わたし溶け【詩〜エッセイ】

やっと。 君に逢えたよ。 あの。 いくつもの誹謗中傷を受けたことなんて。 まるで。 夢の中の出来事だったかのように。 あの。 いくつもの孤独な苦しみの日々なんて。 まるで。 幻だったかのように。 君を拒んだのは。 世界中で。 君だけだった。 いてくれたんだ。 ずっと。 君はそこに。 あったんだ。 満ちたまま。 君はここに。 君は。 咲いてたことに。 気づいたの。 ずっと。 側にいたんだ。 だから。 咲くことなんて。 いつでもできたよ。 ほんとう

ひとつのいのちという平和のなかに

『私は消えますか?』 なんて成長だろう。すでにすべてが神の世界にあるからこそ。無理に自我を消す必要もないのに。だって。自我はどうしても存在していたいのだから。それでもあなたがあなたに戻ることを選択するならー。 幻想から目覚める方法を。 イチなる生命に戻る方法を。 苦しまず。 微笑みながら余生を送るなら。 身のまま天国への還り方をー。 一方で。 『私は病気を愛し、知識を愛し、思考を愛し続けます』 偉大な御方もいるものだ。幻想だと知りながら。苦しみでさえも。それを楽し

いつまでも 消えぬ明かりよ ハレマリゾート【エピローグ】

観念を越え。 本来のあなたに戻るとここは。 すべてあなたであり。 なにひとつわかれていない。 宇宙というひとつ。 目には見えないものだが。 あなたの内にも外にもある常世。 それでも。 ここにある。 ここは。 宇宙ライフシリーズでは。 キセキのキ○タマガジン。 分離を錯覚できる『地球』という愛の星。 いつかは。 その錯覚も。 不可能となり。 世界は終わる。 しかしながら。 幻想は終わっても。 あなたは消えることなく。 あなた本来のスガタを忘れぬまま。 また。

ははにもちちにも

『いつもありがとう。これ母の日のお祝い?お礼?どうぞ💐🍰✨』 「まぁ!ありがとうぅ~💗何もしてないのに」 当然だよ。 ハートのあなたは。 行為者であるはずないのだから。 でも。 ここにあってくれて。 ありがとう。 それは。 世界の内からの感謝。 あるがままの。 ありのままに。 恩地 太袈支こと。 オジ=サン・毛ノービ。 実在はしないが。 太陽のごとく照らす。 実在の光術家だ。 イチはゼロへ。 ゼロはイチへ。 光とは。 色即是空。 禅そのもの。 梵我一如

ひとはあいそのもの

『魂や御霊と呼ばれているものは、”分かれたナニか”じゃないからね』 「恩地さん、でも分かれたから経験できるのでは?」 『分かれていると感じるのは身体や思考や心の側であって、御霊や聖心というものは”ひとつ””一者”だよ。いくら亘理が”オレの魂が叫んでいる”と言ってもそれは思考であって、”魂そのもの”じゃないってことさ』 「!!」 亘理は改めて鏡世とよばれる現世。つまり、この世界のキセキに気づいたようだったー。 『時間や空間の次元にない”ひとつ”のソレらは瞬時にどこへで

あなたあふれて

「ぜんぶオレのことだったんスね」 『亘理のことだし、即ちそれはすべてのわたしのことだよ。それでもお前がそこにあってくれるから気づくことが可能になる者もいるってことさ』 「・・なんとなく解けてきました✨でも、けっこうキビシメっスね💦」 『”ほんとうのこと”をかくというのは書くものも理解しようとするものもそれなりの準備が必要だからさ。きれいごとだけじゃ幻想は解けない。事実では理解するものはどこにもいないうえに、まだ多くのひとは自分と他って感じで分かれてると思ってるんだもの』

じぶんえおかえり

わたしは羽里間 日真晴。 未亡人であり、一児の母だ。 闘病中に本当のじぶんに戻り、みんなあってくれるおかげで、このキセキの生命をてらすことができてる。 いつもオーバーヒート気味だった思考さんから離れ、ハートでとらえながら、わたしに満たされて生きるようになり、ひどかった生理痛もほとんど苦にならなくなったり、ときどき不思議なことも起こりながら、この愛に満ちた世界を楽しんでいる。 不思議といえば、あのひと。 恩地さんー。 まったく自我を感じない。 自分だと信じてきたものが

おちてもてらし

『これ、落ちましたよ』 この日は、女性の落としたハンカチを追いかけ手渡した。 すると。 思いもよらず、少しだけ立ち話しに発展した。 彼女の話によると。 ダンナさんを不慮の事故で亡くされた後に妊娠がわかったらしく、私は少し戸惑いながらも彼女の話に耳を傾けていた。一方で彼女はまぶしいくらいに幸せそうな笑顔をこちらに向けてくれていたことがすごく印象に残ったー。 わかれ際。 彼女から。 「あの・・差支えなければお名前を。よろしいですか?」 『あ、恩地ともうします』 「は

看取りは独りも抜ければひとつ

『最期は孤独なもんや』 「わたしおるやん」 『・・・日真晴。いままでありがとな』 「らしゅうない事いわんといて。っもう、泣きたなるやん」 駆け抜けたー。 ダンナの陽蒔の人生はそんなイメージ。一時は死亡フラグの立っていたわたしからすれば、一緒になる人と出逢えただけでとてつもない奇跡みたいなもの。 意固地なトコもあるけど、誰に対しても面倒見のいい陽蒔は、女性からだけでなく、男性からもモテるような人だった。そんなゆとりあるトコにわたしはしぜんと惹かれ、癌が治ってからの十

ゆるくちゆ

寛解から治癒へー。 私はワタシをゆるめたー。 ”観念を手放すという観念”を手にしたともいうのかもしれないー。 本当の私じゃないものを手放したー。とも。 表現なんてなんでもいい。 とにかくこの自然とつながっている感じが今はとても心地いいのだ。 そこに溶け込む。 ここに溶け込む。 数か月前ー。 センセのセリフはこうだった。 「罹ると治らないんです」 『・・そう、ですか』 もちろん、この病気に罹ると治らないというのは以前から見聞きしてわかってるつもりだった。

プライドから瞬間移動 ブライトな遊覧飛行

『神野 鼓太郎?』 「ええ。なんか情シス課の人間らしいんスけどね。ウチくる前はかなり年収高いトコにいたらしいっスよ。なんでウチに転職したのかナゾですよね」 『・・へぇ』 亘理の話を聞きながら、私は死んだ親父のことを想い出していたー。 まだ私も小さかった頃なので明確な記憶はないが、親父もそこそこ稼いでいたはずの会社をある日突然たたんだらしい。母の天葉の話しによると、何ら前触れもなく廃業したものだから、当時かなり怒ったと母は少しムスッとした顔で言い放っていた。それからうち

あなたはあなたにワレンダー

本当の私とはだれか? 人間とは一体何なのか? 自分とは何か? もしこの思考に出会ったなら。 あなたが熟す頃合いだろう。 ひょっとするとあなたはこの世界のことを何も知らないのかもしれない。それはあなたがあなた自身を知らないことと等しい。 悟りを求める探求者は、悟ればすべてを得ると勘違いしている。事実はといえば問いや求めるもの自体が消滅する。 至福と平和。 善と美。 光と天国。 完全で永遠。 そのおのれに戻るトキ。 あなたはあなたの完全性と真実を認識する。 トキを同じ

救われたワレにハレ

「お前は今までジブンじゃないものと完全に同一化していた」 『父さん。こ、これ・・』 「そう。ソレが本来のお前だ太袈支。お前は消え、同時にすべての存在は救われていたと気づく。意味を与える前の在りのまま。ヒトは本質では真我なる天国にいる。空じゃよ」 『人の内側にぜんぶ・・』 「だから云ったであろう。おのれを知る運命にある者でないとすぐには理解できないと」 『ぜんぶ自分。でも・・ほんとうのジブンとは全く関係がない!?同時に思考も身体もぜんぶジブン、何を観てもジブン・・内も

シは消えヒトえ

僕は、御手洗 一。 この名前のおかげで小さい頃からよく 揶揄われたり小バカにされたりしてきた。 ”おい、はやくトイレいってこいよ!”とか。 ”おまえ、便所が一番スキなんだろ笑”とか。 親に訴えると「由来は洗い清めるって意味だからいい苗字なんだぞ」と諭されたけど、僕自身は納得いかないままだった。 そんな僕もー。 この春から関西にあるIT企業に就職。 中小とはいえ、そこそこの従業員数。 社外の方との顔合わせもあり、 名前の話題でたびたび億劫になることも・・。 ある日ー

ひかりのぽんぽん

「クッソ、あいつのせいで仕事とれなかったじゃねえか💢」 このトキはいつだったか。 10年近く前のハナシ。 明らかに亘理は怒っていた。 『どうした?亘理さん』 「聞いてくださいよ、恩地さん。またバンボンですよ」 どうも新人の唯我 和三盆が商談中にしゃしゃり出てしまい、プレゼンが上手くいかなかったようだ。自分が話さないと気が済まないタチである彼はマシンガンのように喋りまくる。 自分が一番!というのをいつも前面に出してくるから社員らがつけた愛称はバンボンだ。とりあえず話が