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ハゲマンの社会人ハゲ生活

高卒で就職し、“頭皮”にダメージを与え続け現実“逃避”

高卒で就職したハゲマンは何も考えずに適当に選んだ鉄筋屋さんに就職して働くこととなる。
同期の髪を染めたイケメンを見て感化されてイキったハゲマンは、髪の毛をブリーチして色を抜き、金色となる。
それも頭皮に直接ダメージを与える要因となったであろう。
仕事内容は割愛するが、当時のことを今風に言うと「ブラック」と言えるだろう。
酷い時は朝の4時に起き現場へ向かい、仕事が終わったのは深夜1時。その3時間後に起床し現場へ向かう。
仕事の途中で新品の皮手袋が破れ、替えのストックを用意していなく、手を真っ黒にしながら素手で作業をしたこともあった。下手をしたら手を鉄筋に挟まれて潰れていたことだろう。
そんな睡眠不足、過労、極度のストレス状態で仕事をしていると確実に身体にダメージを与え続けることになる。
若かりし頃のハゲマンは“若いだけ”という謎ステータスで乗り切ることが辛うじて出来ていた。
その無理は着実に頭皮にダメージを与え続けていたのであった。
それに加え、汗だくの状態でヘルメットも頭皮に良くなかったであろう。
ヘルメットの「ヘル」は髪の毛が「減る」の「ヘル」なのか「地獄」という意味の「hell」なのかは、未だ真相は闇の中にある・・。


職を転々と変える社会人生活

ハゲマンは仕事が続かない。何故ならやりたい仕事ではなく、生きるために必要なお金を稼ぐために働いているからだ。
仕事にやりがいを感じず、やらされてるという感覚のほうが強かった。
しかし生きるため、お金が貰えるなら多少しんどくてもやれることはやった。
特に肉体労働は身体の疲労をダイレクトに感じられ、働いている感が強く感じることができるので、身体を動かしている間は生きている実感が湧き、好きか嫌いかでいうとまぁまぁ好きな方だ。
当時のハゲマンは夢も希望もお金も髪の毛もない。守るべき人もいない。何のために生まれ、何のために生きるのか?否、何のために生かされているのか?
考えるだけ無駄だ。生きるための行動をしろ!!
というわけで、余計なことを考えたハゲマンは紆余曲折を経て、無事にニートとなり、実家に寄生することとなった。

その後。今のハゲマンへと繋がる。

ハゲマンは実家に寄生していると、姉から執拗な小言攻撃を食らっていた。しかしハゲマンは何も言い返せなかった。
確かに姉の言う通りである。
つまり「働け」ということだ。正論だ。異論はない。
しかし、ド田舎で何をすればいいのか分からなかった。
その後も、のほほんと暮らしていると、ついに母からも「働け」と言われ始める。
居場所を無くし、意を決したハゲマンはついに動き始める。
ここからハゲマンの人生は大きく動き始める。



現在のハゲマン。

ハゲマンは文明の利器を使用し、自分に都合の良い条件で仕事を探し始めた。
そしてたまたま見つけた求人へ応募してみた。
その時は同時に2つの会社へ応募して先に連絡が来た方で頑張ろうと決めていた。
すぐに一社から連絡が返ってきた。物凄い速さで全ての物事が決まっていく。
まるで最初から決まっていたかのように。
条件は寮住まいで働き先までの旅費無料。更に前借り制度等、貧乏ニートだったハゲマンは歓喜で少ない髪の毛を振り回しながら無一文で実家を離れることに成功する。
そして現在、仕事を辞めることもなく続き、奇跡が重なり続けた結果、職場で出会った妻と結婚。出産を経て一児の親となる。



そして禿げる。

生き物とは残酷である。
産まれた瞬間に『死』が確定しているからだ。
その『死』までの過程をどのように生きていくかは人それぞれだ。
そしてもちろんハゲマンの頭皮、毛根も『死』が確定しているのだ。
抗うのは自由。無抵抗も自由。しかしそれでいいのか?
ハゲマンは抗うことにした。
ただ『死』を待つばかりは性に合わない。これまでも抗ってきた。
今回の抵抗は一味違う。ハゲマンはハゲてないマンになるのだ。

と言う訳で、買いました。育毛剤。

今回はガチだ。
不安な面もたくさんあるが、やるしかない。否、やってみるしかない。
ハゲマンと同じような不安を持っている人の不安を少しでも解消させる為に「note」を開設しました。
これから商品が届いたら、身体に起こった変化の進捗状況を報告したり、注意点や、おススメの情報、個人的な記録などを記事にしたいと思っています。
ある意味人体実験。身をもって体験していきます。
上手くいくかどうかはやってみるしかない。
失敗したときはまたその時考える。
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