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私から、はじまる。私から、はじめる。(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol20)

「私から、はじまる」 元SOMPOホールディングス株式会社執行役員 
伊豆原孝さん著

人のせいにしない

うまくいかない時、思い通りにいかない時に、人のせいにしたり、環境のせいにしたりしていませんか?

以前の私がそうでした。

でも人のせいにしたり、環境や周りのせいにしても、現状は何も変わりませんよね。悪くなってしまう場合さえあります。

そうじゃなくて、自分が変わる。自分からはじまる。はじめてみる。そのことの大切さを教えてくれる、素敵な本に出逢いました。

元SOMPOホールディングス株式会社執行役員 伊豆原孝さん著の、
「私から、はじまる」という本です。この本は、東京に住む友達が送ってくれました。とても読みやすくて、いい内容の本です。

その本の中に、「私から、はじまる」と書かれた箇所がありました。人や、まわりのせいにするのではなく、「私がはじめる」、「私から、はじまる」この言葉は、ストンと私の心に響きました。

「結局、誰かに何かをしてもらうことを期待するだけでは何も始まりません。すべては『私から、はじまる』のです。

私が行動を起こせば、それが波動になって周りの人に何らかの影響を与える。

それがいつか渦になっていつか社会を変える力になる。

だ方、どんなに小さくても最初に一歩踏み出すことはとても大切です」

伊豆原さんがおっしゃるように、最初の一歩を踏み出すことって、すごく大切だと私も思います。

では、勇気を出して一歩踏み出したらどうなるのでしょう?私たちを取り巻くものが変わります。確実に変わります。

そして自分自身に自信が持てるようになります。

私も、勇気を出して一歩を踏み出した一人です。「働きたい」という思いを叶えるために、介護職員初任者研修の資格を取り、面接を受けて、今の仕事に就きました。以来、やりがいを感じて働いています。仕事を通じて、日々成長できています。

あの時一歩を踏み出さなかったら、今の私はありませんでした。

一歩踏み出すのは怖い時もあります。でも勇気を出して、コンフォートゾーンから出てみたら、見えてくる景色も変わってきます。一歩踏み出すって、とても大切なことなのですね。


チャンスの波を逃さない

一歩踏み出すことと共に大切なことが、チャレンジしていくことだと思います。

チャンスの波が来たら逃さないこと。そのことがとても大切だと思います。

私はいま、「心の安全基地づくり」を広めるためのNPO法人設立に向けて頑張っています。

その活動を手伝ってくれると言ってくれた人には、間髪を入れずにお願いをしました。チャンスの波を逃さなかったのです。結果、とても多才な仲間が集まってくれて、私を支えてくれることになりました。

先日は、補助金の申請もしました。チャンスの波に乗りたかったからです。

そうやって、自分でアクションをどんどん起こしていくことが、大切なのだと思います。


ゴールを設定をする

スティーブン・R・コヴィー博士は、「7つの習慣」の中の第2の習慣に、「終わりを思い描くことから始める」ことの大切さを書いておられます。

なにかを始める時に、ゴールを設定することが、とても大切なのです。

私にとってのゴールとは?

それは、NPOを設立して、イキイキとその活動をしていることです。そして、心の安全基地を必要としている人たちのために活動していることです。

そのために私がやれることをどんどんやっていく。私にしかできないことをどんどんやっていく。そんな風に生きていきたいと思っています。

「心の安全基地づくり」。それは私のミッションでもあるからです。


自分の思考に制約を設けない

私たちが生きる世の中にはいろいろな制約があります。「こういう制約があるから○○できない」と、人はよく口にします。でも、本当にそうでしょうか?

伊豆原さんは、私たちが自分自身の中に制約を設けていることに言及されています。

もう齢だから・・・
子どもがいるから・・・
学歴がないから・・・
お金がないから・・・

そんな風に自分に制約をかけていませんか?自分で自分を縛ってはいませんか?

私たちは、今、一度きりの人生を生きています。いや、生かされています。そしていつかは死んでいくのです。どんな人にも必ず死は訪れます。

死を迎えるときに、
「あれもしとけばよかった。
これもしとけばよかった。
もっチャレンジしておけばよかった」
と後悔するのは悲しくないですか?

私は現在54歳。お金も、特別なスキルもありません。でも自分にできるチャレンジを精いっぱいしたいと思って生きています。誰でも、チャレンジできるのです。自分に制約を設けなければ。


小さな成功体験を積み重ねる

チャレンジをするといっても、いきなり大きなチャレンジをする必要はないのです。

小さな目標設定をして、一つ一つクリアしていく。そう小さな成功体験を積み重ねていく。そのことが私たちに自信を与えて、成長させてくれるのです。

精神科医の樺沢紫苑先生は、「ちょい難」の目標設定をすることが大切だとおっしゃっています。私たちは、ともすれば高すぎる目標設定をしがちなのだそうです。

たとえば英語を勉強するとして、いきなり「英検一級に合格する」という目標設定をするのではなく、「毎日単語を5個覚える」といった感じで、ハードルを下げれば、小さな成功体験を得やすいのです。

伊豆原さんは、小さな成功体験を積み重ねると、「恐れ」がなくなり、「自信」が生まれるとおっしゃっています。

NPO法人設立は、私にとっては、大きなチャレンジです。でもチャレンジしてみて良かったと、心から思っています。

素晴らしい仲間と出逢えたから。
自分自身が成長しているのを感じているから。
毎日ワクワクと過ごせるから。

まだまだ始まったばかりの私と仲間のチャレンジ。
「私から、はじまる」ということを意識して、これからも頑張っていきます。

応援していてください!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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