統合失調症は個性の1つ

嬉しかった!

最近、「私は幸せだ」とブログでも書き、口にもしているのですが、先週もとても楽しく幸せな時間を過ごすことができました。

まず木曜日。寺嫁時代からの友達が電話をかけてきてくれました。彼女の娘さんは私の英会話教室の生徒さんでした。

小学校の先生をしている美人で、聡明で、とても優しくて素敵な女性です。綺麗な女性が大好きな私(笑)。もちろん彼女も大好きです。

そんな彼女が、「葉月さんのブログ、すごくいい!。いつも楽しみにしているよ」と電話をかけてきてくれたのです。嬉しかった!

この春で、教師生活に幕を閉じる彼女。「仕事を辞めたら、絶対に京都に遊びに行くから」と。楽しみです!楽しみすぎます!

大好きな彼女からの電話も、京都で会えることも嬉しかったのですが、私の書いたブログが彼女の心に届いて、素敵なフィードバックをもらえたことが、とても嬉しかったのです。すごく励みになりました。


日本語レッスン大成功!

土曜日は、私の大好きなカフェの西院のLAUNDRY CAFEであった、日本語のmeet upに、外国人の方に日本語を教えに行ってきました。

LAUNDRY CAFEのオーナーの理恵さんと私は、日本語教師養成講座でのクラスメート。永年の友達です。そんな理恵さんから、外国人の方に日本語を教えるというチャンスを頂きました。今回が2回目でした。

実を言うと、私、めちゃめちゃ緊張していたのです。「うまくできなかったらどうしよう?」と少し不安にもなっていました。正直言うと。

でもでも、日本語のmeet upは大成功でした。外国人の皆さんはすごく楽しそうに日本語を話してくださいました。

私がお声がけしたフランス人の友達も3人来てくれました。全部で何人の参加だったのだろう?3テーブルに分かれたから20人はいたのかな?

私はけっこう準備をして行ったのですが、文法項目を教えるよりも、発話のチャンスをドンドン与えていった方がいいということがわかりました。次回が楽しみ!

理恵さんが「葉月さんが連れてきてくれる外国人の方は、感じのいい方ばかりね」と言ってくれました。

そうなのです。私が仲良くさせてもらっている外国人の方は、みなさん いい方ばかりなのです。本当にありがたいです。

 

あなただけにはYES!と言って

そして日曜日。この日は書ききれないくらいのいい事と気づきと出逢いがありました。

友達のシンガーソングライターの阿部ひろ江さんに誘ってもらって、塩小路河原町のるてん商店街で会ったチャリティーコンサートに行ってきたのです。能登半島地震のためのチャリティーコンサートでした。

アパートの隣の部屋の方と一緒に自転車で行きました。

トップバッターの阿部ひろ江さんの歌を聴くために朝からライブ会場に行きました。

ひろ江さんの歌う歌詞も優しい声も、いつも心に沁みます。温かな気持ちになります。

ひろ江さんの歌の中に「YES!」という曲があります。「あなただけは『YES!』と言ってよ」という歌詞。みんなが私にNOと言っても、あなただけは『YES!』と言って欲しいという曲です。

私はこの曲が大好きです。本当に一人、たった一人でもいいから自分にYES と言ってくれて認めてもらえたら、人って救われるのではないでしょうか?


音楽の力

義援金はしましたが、ライブは無料でした。朝から夕方まですごく素敵な音楽を無料で、心ゆくまで楽しむことができました。

歌だけではなくインドのダンスもありました。友達の伊藤麻衣子さんが飛び入り出演して、モンゴル民謡のオルテンドを歌いました。その声量がすごかった!圧巻でした。

インド古典音楽も素敵でしたが、特にトルコ音楽がすごく素敵でした。なんて弦楽器だったのだろう?忘れてしまいましたが初めて聴くその弦楽器の音色は素晴らしかったです。曲に合わせてのダンスもすごく素敵でした。

とにかく楽しく、感動的で、幸せな時間を過ごしました。こんなに素晴らしいライブも無料で聴けるなんて、私は幸せ過ぎるのではないでしょうか?それくらい素敵でした。

音楽って、ご飯とは違って、なくても別に生きていけるものなのかもしれませんよね。でも音楽のない暮らしって、なんだか殺伐としたものになるような気がします。音楽は人の心を癒し、温め、潤します。そして人と人をつなぎます。

そんな音楽の力をたしかに感じた一日でした。


統合失調症は個性の1つ

やっと、私が今回のブログで伝えたかったところに辿り着きました。

チャリティーコンサートの出演者の方の中に、統合失調症の方がおられたのです。竹村公成さんという方です。

司会の方の紹介を聞いて、竹村公成さんの歌に聞き入りました。

出番を終えられた竹村さんに、「私も統合失調症なんです」と挨拶しました。

そう、私は統合失調症です。でも今すごく幸せに暮らしています。

仕事のことや、主治医のことや、支えてくれる仲間の事など、竹村さんといろいろ話しました。

そして、私が主宰しているSafe Space ほっこりのイベントで歌ってもらえないか?と交渉してみました。
「いいですよ」と快諾してくださいました。やったー!

竹村さんは、ご自身がテレビの取材を受けた時のドキュメンタリー映像のYoutubeをメッセンジャーに送って下さいました。今日仕事が終わってから拝見させていただきました。共感して、感動しました。

「わかる、わかる!」と私は、思わず声をあげました。

病気でたくさんのものを失った竹村さん。私もまたたくさんのものをなくしました。

でも、竹村さんにも私にも、めちゃくちゃだった私たちを励まして支えてくれる仲間がいます。

竹村さんは音楽。
私は書くこと。
表現する喜びも持っています。

竹村さんは言います。
「統合失調症は個性の1つ」だと。

「マーブルチョコレートのように、いろいろな色があっていい。いろいろな人がいていい」

「そんな多様性を受け入れる社会こそが素敵な社会なのではないか」と。

これらの言葉は、統合失調症という病を抱えて苦しんできた私が、もがいてきた私が、胸に抱く思いと重なりました。

そう、統合失調症は個性の1つだと私も思います。ならないに越したことはないけど、もし抱えてしまっても、必要以上に怖がったり、落ち込んだり、引け目を感じたりしなくていいのでは?と思うのです。

統合失調症は約100人に1人がかかる病気。誰がなってもおかしくないのです。

マーブルチョコのように、一人ひとり違った色を持っている。

違っているからこそ面白い。

私はどんな色なのだろう?

「統合失調症は個性の1つ」と誰もが自然に捉えてくれるような、優しく多様な社会をつくっていきたいです。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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