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アドラー心理学ベースの子育てメソッドで娘を育ててみた(5)いきなり効果を感じた出来事

こんにちは。
ハチミツです。

ちょっと日にちが空いてしまいましたが

今日は、
アドラー心理学ベースの子育てメソッド
STEPを勉強し始めたばかりの頃
自分の中にある
無意識のバイアスに気づいた出来事と
STEPの考え方の効果について
お話ししたいと思います。


STEPの講座が始まってすぐの頃は
学んだことを実生活で意識しながら
日常を送る、ということを
つい忘れがちでした。

ここに生かせばいい、というポイントが
まだ染み付いていないせいです。

日常生活にたくさんある小さな課題

娘が1歳過ぎだったと思うのですが
スーパーに買い物に行くと
歩けるようになって歩きたい盛りの娘は
カートから降りて売り場を歩き回り
棚にある商品を
どんどん床に並べてしまいます。

ダメ!と叱るのが
得策でないことはわかっているのですが
じゃあどうすればいいのか…
コラコラとかいいながら
娘を追いかけながら
散らかした商品を棚に戻すしか術がなく
買い物ができずにとても困っていました。

ちょっとした対応で子供が変わる

この事を、
リーダーMとの雑談LINEで
何気なく「買い物にならなくて困ってしまう」
と話したら
Mに
「これから買い物にいくことを伝えた?」
と聞かれました。

言ってない!

「じゃあ、今度から出かける前に
 これからスーパーに行って買い物するから
 よろしく、って伝えてみて」

次にスーパーに買い物に行く時
出かける前に
その事を娘に伝えて
「協力してね」って伝えてみると
なんと!
買い物が終わるまで
ちゃんと暴れずカートに乗ってくれました。
(ずっと大声で歌っていたけれど)
それだけのことで。。。と感動✨

大人の勝手な当たり前

そこで客観的に考えてみると
大人だったら出かける時
○○に行くよ、って伝えるけど
赤ちゃんは連れて行くのが普通だと思って
いちいち大人の行き先を
言わない事が多いなぁと気づきました。
特に、言葉が話せるようになる前は
なおさらです。

なので、子供からしてみれば
行き先も告げられず車に乗せられ
ついたところは
ジャーン!スーパーでした!
となって
ちょっとしたサプライズかドッキリのよう。
何ここ広い!
いっぱいものがある!
とテンション爆上がり!

この時から
子供は大人についてくるのが当たり前
という考えを改め
なんでも大人と同じように
説明してから行動することを
心がけました。

子供は全部理解している

娘が生まれてすぐの赤ちゃんの頃から
大人の言うことを全部わかっている
と感じながら娘に接していたので
色々話しかけていたとは思います。

喋れるようになるずっと前から
話しかけたことに対して
色んな反応で意思を示してくれる事に
度々感動したものです。
例えば、隣の部屋から
スリッパを持ってきたヨチヨチ歩きの娘に
もう片方も持ってきて欲しいな、と言うと
本当にもう片方を持ってきてくれたのは
喋れないだけで全部わかってるんだ、と
確信した出来事でした。

潜在的なバイアスに気づいた

にもかかわらず
スーパーに行くことを伝えないのは
自分の無意識で
子供は親についてきて当たり前だから
いちいち伝えるようなことではない
と思っていたのかもしれません。

親と子供でも対等な関係でありたい、
と私は思っていたのに
無意識レベルで上下関係を作っていた事に
STEPが気づかせてくれました。

STEPの効能

今回のスーパーでの一連の出来事。
私はMと直接話をしてしまいましたが
本来であれば、この事を
STEPの講座で受講仲間に問題として報告し、
どのように対応をすれば良いか
話し合って
講座が終わった後、次の講座までの間に
実践して
結果どうだったかをまた報告すると
問題をみんなで共有することができる。
こうすることで
次に自分が同じような問題を抱えた時
解決のヒントになるのです。

これを繰り返すことで
STEPを学び始めると、
日々困りごとに遭遇した時
起こった問題とSTEPの教えとを
常に結びつけて考えるクセがついてきて
子供の困った行動があった時など
いつでもSTEPのテキストの内容が
頭に浮かぶようになり
日常生活が練習問題で
いっぱいになってきます。

すると、不思議な事に
今まで腹が立っていたことにも
こういう時STEPでは?と
考えることで
怒りを感じる手前にワンクッション
置くようになって
"ムカつく、腹を立てる"と言う事が
驚くほど減ってくるのです。

STEPを学んで、
具体的に何かの問題が解決するより先に
日々腹を立てることなく
感情が安定して暮らせる
と言う事がまず1番に感じられる効果だと
振り返ってみると実感しています。


次回も、ヨチヨチとSTEPを学び始めた頃の
徒然をつづってみようとおもいます。


ハチミツ

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