KORG Gadget VR v1.0所感
首を長くして待っていたKORG Gadget VRが遂にリリースされた!
早速触ってみたので自分なりに気になった部分をメモしておく。
まだ現時点では完成版ではないし、正直もうちょっとUIは練り込まれていて欲しいとは思ったが、これから着実に改善されることを大いに期待している。
・新規作成を行うダイアログが、起動直後にしか表示されない?
途中で新規作成してまっさらな状態から操作したいが、アプリ再起動以外に見当たらない。
・シーン名の打ち込みとかもカーソル移動キーボードなのは辛い
・ダイアログなどのメニュー系がポインターで操作できないのは辛い
一般的なVRアプリとしては、大抵のものがポインターでメニュー選択できるので。
・スケール設定ダイアログや説明書表示状態ではその他のUI系が触れない状態になる
VR側を全て暗くするとか、分かりやすくしてほしい。
・ピアノロールの、スケール外の音の斜線が見えづらい
もっとグレーアウトするか、本当は表示切り替え欲しい(Full/Scale/InUse)
・Warszawaのwavetable選択のAtomosとかに切り替える方法が分かりづらい
・2台目のLondonのpreset名が表示されてない
・オートメーションはRecされるが、noteはrecされない?
微妙にrecされてるのにNoteエディタに表示されない。
多分普通にバグ。
・プリセット選択後に勝手にダイアログを閉じないで欲しい
プリセットを連続して切り替えながら探したい。
・ChiangMaiのマテリアルの反射が強すぎて、パラメータ名が読みづらい
マテリアル側よりも光源側の設定の問題かも。
・VR内での向き変更ができない
いちいち物理的に後ろを向かないといけないのはめんどくさい。
(追記)向き変更できるらしい
https://twitter.com/kokol314/status/1677842709611184130
・ノブや鍵盤を直接触れない
一旦選択状態にしてからボタン押しながら操作、というのが非常にまどろっこしい。
ドラムパッドとかも叩きたい。
・演奏しづらい
打ち込みしかできないものと割り切るべきか。
それにしてもノートエディタも使いにくいが。
・アルペジエーターがない
細かい打ち込みが辛いので欲しい。
・iPad版にあるドラムのパターンジェネレーターが欲しい
あれ、めちゃくちゃ気に入ってるから欲しいなぁ。
・ノブの分解能がちょっと荒い気がする?
単に操作感が悪いだけかも。
・トラックにエフェクト挿せない
Quest2でスタンドアロンで動かすこと考えると、パフォーマンス的にしょうがないのかな。
わりとデバイス側にエフェクト持ってることが多いから、そこまで致命的ではない。
ただEQぐらいはいじりたかったりするので、パフォーマンス軽いものだけでも欲しい。
しかし実装するならエフェクトも可視化されているべきな気はする。思想的に。
・デバイスの配置自由度が欲しい
QuestProの解像度でも、結構顔を近づけないとプリセット名とかを認識しづらい。
究極的には好きにデバイスを空間に置きたいが、流石にそれはアプリの枠を超えた話になりそう。
・iPad版と連携して打ち込みできたら嬉しいだろうか
VRかけてるとiPad見れないって問題はあるが。。。
QuestProならギリギリ見れなくもないか。
・ARモード表示に対応欲しい
ウィンドウやデバイス以外が表示されている必要性は薄いので、パススルーしてほしいな。
Quest3では対応されててほしいなぁ。
・BLE-MIDI対応欲しい
キーボードとかnanoKontrolStudioを接続させて欲しいが、VR空間に表示されないと辛いか。
AR表示対応されれば使える。
・トラック数は上限7?
八方向に対してミキサーを除いて7つまでしかデバイスを置けない。
Quest2でのスタンドアロン動作を考慮すると、トラック数制限があるのはしょうがないかな。
個人的には8トラックあれば十分。
あれこれ好き勝手な要望を書き散らしたけど、今後のアップデートには大きな期待を寄せている。
KORG Gadget VR一本でライブパフォーマンスできる未来が早く来ることを願っている。
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