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171. 「私はプロですからこんなことは当たり前です。」と言えるようになるとたいがいの事は怖くありません。〜斎藤一人〜

みなさんこんにちは。


今回は、化粧品、健康食品を販売する銀座まるかんの創業者で、人生訓・自己啓発に関する著書が多い斎藤一人さんの格言について紹介していきます。


斎藤一人とは

1948年に東京都江戸川区に9人兄弟の末っ子に産まれ、
「最後の一人になりますように」と「一人」と名付けられたそうです。

中学時代は読書が好きで、
朝起きるのが苦手で学校にはいつも遅刻していたそうで、
いわゆる勉強もあまり好きではありませんでした。

母から
あなたは学校向きじゃないから社会向きだよ
という言葉をもらい、中学卒業後は商人の道に歩みます。

一人さんは学歴には全くコンプレックスを持っていなく、
「人より先に社会に出ているからその分商売が上手くなる」
と、前向きに学歴をとらえています。

卒業後は様々な仕事を通して、
1970年頃から漢方茶を販売することになり、
その時の漢方をベースに化粧品や健康食品の開発に着手し、
銀座日本漢方研究所を創業し、これが後の「銀座まるかん」です。


一人さんは子どもの頃はとても病弱で、
医者からは「二十歳まで生きることが難しい」と言われ、
薬や鍼治療など様々な医療を試しましたが一向に良くなりませんでした。

ある時「人間の身体は食べるものでできている」と気づき、
青汁を研究し始めました。

青汁のおかげで体が良くなり、
周囲の口コミでお金を出してでも欲しい人が現れました。

「自分の身体を健康にしたい」という想いから開発した青汁が「銀座まるかん」誕生のきっかけとなりました。

一般的な「病弱」が「弱み」ではなく「強み」になったということです。


有名になったきっかけの「高額納税者番付」では、
1993年から12年間連続でベスト10入りし、日本新記録でした。

12年間の累計納税額は173億円で、この金額も日本一で、
他の「不動産の売却」や「株式の売却」による収入ではなく、
全て「商売」での収入で日本一も記録しました。

〔参考文献〕
"【斎藤一人さんとは何者?】経歴・生い立ちや顔、人気の秘密を紹介します!" . 斎藤一人さん愛好会 . 2022-02-02 . 
https://saito-hitori.com/introduction . (参照 2022-06-05) . 


「私はプロですからこんなことは当たり前です。」と言えるようになるとたいがいの事は怖くありません。

一人さんは自分が病弱な身体を持ったというところから、
それを強みに変えてきました。

最初は二十歳まで生きれないと言われてから、
どうやったら長く生きれるのか、
どんな物を食べることで身体に良い作用があるのかを知り、
青汁を作ることに繋がっていきます。

そしてその青汁が周囲の人にも繋がっていき、
お金を出してでも欲しいという人たちが現れます。

自分の身体を健康にしたいと開発したのが青汁で、
それを持って世の中にも同じように、
漢方をベースとした化粧品や健康食品にも及んでいます。


銀座まるかんを通して世の中にどんなものを提供していきたいのか、
自身が体験してきた身体の健康に対して、
同じように悩んでいる人も多いと思います。

そんな人たちのためにも、
健康に関するものを取り揃えるようになっています。

このように商品のラインナップだけでなく、
漢方の開発を通して、どんな漢方がどこに効くのかだとか、
どんなことに作用するのだとかを知って行くことになります。

そうして、何を聞かれても自分が全てやってきて、
成功や失敗も味わって良いところもこうした方がいいということも知っておけば、
まさにサービスとしてプロなのでこんなことは当たり前です、ということになります。


ホテルに行った時に、
聞くとなんでも答えてくれて、用意もしてくれるようなサービスもあったりします。

それは、お客さまに満足して頂けるように、
不自由しないような生活を提供するために、
まさになんでもするというのがプロの仕事になっているかと思います。

これと同じように、
自分が何かを探しているときに、
なんでも相談することができ、
お困りごとには全て対応してもらえるようなところだとまた着たくなりますよね。

相手が喜んでもらえるだけでなく、
なんでも経験してきて、どのような状況でも自分は対応できる、
というところまでやり抜くと、
あとは自分でどうにでもできるので怖いことは何もなくなります。

責任は自分で取ることができ、
その分野に関しては知識も経験もある状態なら、
もう何も怖いことはなくなると思います。

そのような状態になるまで経験を積み、
知識や体験から良いところもこうした方がいいというところも話せるようになるといいと思います。


最後に

今回は、化粧品、健康食品を販売する銀座まるかんの創業者で、人生訓・自己啓発に関する著書が多い斎藤一人さんの格言について紹介してきました。


自分の身体が病弱というところからそれを治すために漢方の知識を得ていき、
その結果作った青汁が自身の身体にも影響を与え、
それを飲んだ人たちから次はお金を払ってでも欲しいという声に繋がっています。

それが事業に繋がっていき、
銀座まるかんの拡張にも繋がっていき、
日本の高額納税者番付にも12年間連続で入り続けるという日本一の記録を作りました。

自分の弱みだと思っていたような点を克服して行く中で、
その点に深く関わっていったことで、逆に自分の強みになっていきます。

自分にはこのような点がある、
それを治すにはこうした方がいい、
この知識やサービスを更に欲しがっている人に展開していこう、
お客さんに喜ばれる、
といった流れで自分の弱点だと思っていた点を深掘りして行くことで、
逆に強みになるということもあると思います。

一つ一つのことを諦めずに追い求めること、
どうやったらそれを解決できるのか、
自分の強みに変えていけるのかを考え続け、実際に行動に移してきたからこそ、
世の中にも求められるものになっていったんだろうなと思います。


自分はプロだからこんなのは当たり前、
と言えるくらいの知識と経験を持って話せるくらいやり抜いてきた人の言葉は強いと思います。

そうなるくらいまで、自分の信じてきたことをやり続けていこうと僕も思いました。


それではまたどこかで。

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