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自分のペースだけで生きるのも退屈。


今週も日記を書きました!
どこか一日だけでもどうぞ。

今週は…
■ 恵方巻きってこんなにあるの?
■ 自分のペースだけで生きるのも退屈
■ わたしの限りない可能性
■ 調子のいい日の自分に期待する
■ 夫は知らないことが多い
■ ビーフシチューを飽きるまで食べる
■ 何歳になってもバスに乗れない

の7日間です。





■2月3日(土)恵方巻きってこんなにあるの?
恵方巻きを目がけて、夫とふたりでスーパーまで歩く。鮮魚コーナーにも惣菜コーナーにも恵方巻きが所狭しと積み上げられていて、それを見た夫が「えええ…恵方巻きってこんなにいろいろあるの!?」と、子どものように目を輝かせていた。恵方巻きの世界に迷い込んだ夫は、「どうしよう選べない」と言いながら鮮魚コーナーと惣菜コーナーを2往復して、最終的に「お魚屋さんの海鮮恵方巻き」に決めていた。思えば、結婚してから節分は平日のことが多く、わたしが勝手に選んだものに夫はかぶりつくだけだったのだ。たのしいんだよ、行事の日の昼間の賑やかなスーパー。


■2月4日(日)自分のペースだけで生きるのも退屈。
オンラインでお客さんと会話。わたしは頭の回転が割とのんびりなのだが、今日のお客さんはわたしの何倍も頭の回転が速い方だったため、会話のスピードを合わせるのが大変だった。そういえば取材のときも、こんなふうに圧倒的に思考も喋りも超スピーディーな方が時々いらっしゃって、その度にわたしはなんとか話を聞きこぼさないよう必死になっていたんだよなあと思い出す。結局理解が追いつかなくて録音を聞き返したりして。今、あまり人と喋るような仕事はしていない中で、思考が全て自分のペースになっている。それは基本的には心地よいことだけど、こうやって誰かのペースに巻き込まれてしまうのも、嫌いじゃないんだよな。自分のペースだけで生きるのも退屈だなと、ひとりで家にいる時間が増えてから思う。


■2月5日(月)わたしの限りない可能性
その道の先輩から、「望月さんに限りない可能性を感じる」という言葉を文面でいただく。うれしくてうれしくて頭の中で読み返したあと、声にも出してみたりして、ほら見てくれている人はいるじゃないのと奮い立つ。


■2月6日(火)調子のいい日の自分に期待する
昨日奮い立ったくせに、今日のわたしはやらねばならないことのあれやこれを放棄している。その中には重要なことも含まれていて、焦りもあるが、体が言うことを聞いてくれないのだから仕方ない。まあ、調子のいいときのわたしが何とかしてくれるだろうと期待している部分もあって、こうやって何かを後回しにすることができるようになったのが、本来のわたしっぽくなくてちょっといい。



■2月7日(水)夫は知らないことが多い

夫が「今日は仕事が早く終わったから俺が晩ご飯をつくる!こんにゃくステーキをつくる!」と、えらく張り切っている。こんにゃくを袋から出した途端、「くさい!料理前のこんにゃくってこんなにおいがするの?」と騒ぎはじめて、そんなに?と思いにおいを嗅いでみると、別にいつもと何ら変わらぬこんにゃくのにおい。夫は知らないことが多い。わたしが日頃、ちゃんとアク抜きをしてこんにゃくを調理していることを、夫は今日初めて知ったのだ。


■2月8日(木)ビーフシチューを飽きるまで食べる

小さめの鍋いっぱいにビーフシチューを煮込んで、1日かけて心ゆくまで食べた。夫は会食があったので、ひとりで平らげた。さすがに底が見えてきた頃にはちょっと飽きていたし、塩分取りすぎな気もするけれど、わたしが今思いつく贅沢の頂点がこれだったので大満足。誰かにとっての日常やふつうを贅沢だと感じられる、庶民的な自分の感覚はまあまあ好きだったりする。



■2月9日(金)何歳になってもバスに乗れない
朝からバスを乗り間違える。病院に行きたかったのに、ぐるりと遠回りして家から最寄りの駅に着いてしまった。なぜ。数年前、取材(よりによって厳しい取材先)に向かうはずが乗り間違えて、降りて、タクシーを呼ぶもすぐには行けないと言われ、立ちすくんでいたところに奇跡のように一台のタクシーが現れ、運転手さんがぶっとばしてくれて、開始時間ちょうどに着いたことがあった。何歳になってもバスをうまく乗りこなせない。まったくなにやってんだろうと凹む朝だったが、帰りにスーパーで爽の濃林檎を大量に見つけたので一気に晴れやかな気持ち。




今週もありがとうございました!


おわり

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