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やたらと振り返りたくなる一年。


土曜ですが、明日は大晦日でゆっくりするので、前倒して日記を公開します。

今週は…
■謎に包まれ続けた曲
■価値観の完全一致
■油断していたクリスマス
■信じたものをやっていくしかない
■SASUKEの日
■仕事納めのうまい人
■やたらと振り返りたくなる一年
の7日間です!



■12月23日(土)謎に包まれ続けた曲

クリスマスの外食に中華を選んだわたしたち夫婦。ホテルの眺めのいいレストランで、エビマヨ、白身魚と野菜の炒め物、ふかひれスープ(姿煮ではない)などを値段に震えつつ堪能した。食事がデザートにさしかかったそのとき。店内に流れ始めたBGMにわたしは衝撃を受けた。それは、わたしが子どもの頃に耳にして以来ときどきメロディーが頭の中に浮かんでくるのに、曲名がどうしてもわからず、二度と聴くことができないんじゃないかと思っていた曲。店員さんにBGMのCDを見せていただき、それが『put your hands up』という曲名で、坂本龍一さんの曲だということがわかった。たしか、夜のニュース番組のオープニングだったんだよな。坂本さんが亡くなられた年の暮れにこの曲にふたたび出会えて、残されたものの大きさを知る。


■12月24日(日)価値観の完全一致
スーパーに行ったら、いつもはこの街では出会えないスモークターキーレッグが売られていたので、うわあ…ディズニーランドランドだあ…とときめきながら買って帰ったら、夫が「なにこれ…ディズニーだ…」と感動していて、価値観が完全に一致。ふたりでディズニーチキンにかぶりつきながら、M-1を見た。

■12月25日(月)油断していたクリスマス
昨日、夫がサプライズでワイヤレスイヤホンをプレゼントしてくれた。わたしが片方しか聞こえなくなったボロボロのイヤホンをしつこく使い続けているのを見て不憫に思ったらしい。完全に油断していた。ここ数年、クリスマスプレゼントで高価なものを贈り合うということをしていなかったため、このようなたいそうなものをいただけるとは想定外で、何も準備していなかったのである。そこで、夫の仕事後に駅で集合し、夫希望のコートを買いに行くことに。店の中を歩きながら夫が「今日、会社の〇〇くんが仕事早めに切り上げて急いで帰って行ったよ。あれはデートだな」とニヤニヤしながら言っていて、こちらだってデートではないか?と思った。


■12月26日(火)信じたものをやっていくしかない
わたしに向けられたものではないが、いろいろと騒がしい声が入ってきて戸惑う。基本に戻ろう。正解のないことをやっているのだから、周りが何を言っても最後は自分の信じたものをやっていくしかない。わたしが愛せると思うものを。


■12月27日(水)SASUKEの日
今日はSASUKEだ!と、わくわくしながら目覚めた朝。テレビをつけて冷蔵庫の中を掃除していると、『SASUKE特別編☆出場者100人の壮絶舞台ウラ』なる番組が始まる。えええっ朝からSASUKEの特番をやるだなんて、まだ気持ちが追い付いていないのですけれども…と多少困惑しながら、きっちり2時間見てしまったし、山田勝己さんが出ていてテンションが上がってしまったし、高校生の『SASUKE甲子園』に感動して泣いた。書いたり昼寝したりして夜を迎え、SASUKEが始まる。山田さんは95番。出番前からソファの上に正座待機し、ついにスタート。と思いきやCM。今度こそスタート。と思いきや再びCM。一般人でありながら、CMを2回軽々とまたいでしまう。そこに山田さんの凄みを感じた。わたしの大好きな毛ガニの秋山さんも、いつかまた見られる日が来るといいなあ。


■12月28日(木)仕事納めのうまい人
まだ夕食の準備にも取り掛かっていない17時頃に、夫が仕事から帰宅。今日は年内最後の出社日だというのに17時に帰ってくるなんて、仕事納めがうますぎるのではないか。わたしなどは会社員時代、仕事納めの日は年始からの自分のことが心配でたまらず、年が明けたら忘れてしまいそうなタスクをひたすら片づけて、通常より遅くまで会社に残ってしまうようなタイプだった。夫に、仕事は大丈夫なのかとたずねると、まあまた来年がんばればいいといった雰囲気のことを言っていて、仕事納めのうまい人というのは来年の自分に期待している人なのではないかと考えた。


■12月29日(金)やたらと振り返りたくなる一年
誰に求められてもいないのに、ここ数日、やたらと今年一年を振り返り返っている。振り返りたくなるということは、わたしは結構納得しているということなんじゃないかな。きつかった、苦しかった、そんな思いがほとんどを占めていた昨年と比べて今年は、結構よかったよね、と思っている。それは結果が出たからとか何かを得たからということよりも、やっと自分の人生に戻って来られた気がしているからではないか。今年はなかなかシビアな現実を突きつけられる場面があって、とことん落ち込んで、でもそこでわたしは運命を受け入れる覚悟をすることができたから、重かった扉が開いたように思う。よくやったよ。よくやった。




今年一年、本当にありがとうございました!
これが今年最後の投稿になります。
明日からの数日間は、実家で親戚たちとたくさん会話をして、テレビを見て、言葉を集めたいと思います。また来年もよろしくお願いします!


おわり

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