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【ヤクルト】ドラフト後 野手2人を戦力外。想定外だった理由とは

10/31、ヤクルトの第二次戦力外が発表されました。


ドラフト前に書いた編成整理noteでは

・野手29は少なすぎる。野手は2人以上指名すべき

・投手3人指名するなら
    支配下から投手を2人切る必要がある

           みたいなことを書きましたが、


ドラフト~第二次戦力外発表で
想定内と想定外が同時に起きる結果が。



これを受けて、今回の戦力外について
改めて現状の編成をチェックするのと
それを踏まえ少し感想を述べたいと思います。

今回は前半の【野手編】です。

後半の【投手編】はこちら。
【準備中】

足りないはずの野手から2人も戦力外

まずは、第二次戦力外を踏まえた
現状の野手編成をチェックしていきましょう。


第一次-ドラフト-第二次前までの野手

【支配下】
野手の戦力外は無く、引退の荒木貴裕だけ。
野手30名→29名だったのが
4位・鈴木叶と5位・伊藤琉偉指名で計31名

【育成】
ドラフト前 松井聖 戦力外で4名→3名になったのが
高野颯太(三刀屋高)の獲得で4名に戻る。

ドラフト前後で

  松井 聖→鈴木叶(捕手)
  荒木貴裕→高野颯太(一三外)
  伊藤琉偉→ショート補充。外野オプションも

           支配下野手31名(育成4名)

今年のシーズン終了時点から野手+1となり


 これでやっと、
    “他球団より若干野手が少ない”
         程度で済む編成となりました。

シーズン終了直後(戦力外発表前)
12球団の野手人数一覧

流石に35人以上野手を抱えてしまうと
その分投手に割ける絶対数が減ってしまう
投手が弱いヤクルトからすると大きいデメリット

なのですが、

流石に32人くらいは野手を持っておきたいところ。

実際 怪我人が重なって野手が足りず
二軍のDHを消極的に解除してた時期もありましたし

今年、野手は明らかに足りませんでした。


スポナビ一球速報より
リリーフの近藤が打席に立った後降板
野手不足でこんなことが起きていた9月


野手を切らずに2人補充したうえでの
支配下野手31-育成4でも正直心もとなかったのに

まさかまさか、奥村と松本友の戦力外。

第二次戦力外発表後

遊撃含む内野全てを守れるユーティリティ。
人間性の評価も球団内でTOP級に高かった。
内野手登録だが近年は外野手。左中右全て守れる。
内野オプションは一塁>二塁(>三塁?)


この2人の戦力外により、
結局支配下野手29名に逆戻りです。

少ない。あまりにも少ない。

このまま来シーズンを
スタートできるわけがありません。

このことから、

戦力外から獲得する野手の目途がついている?

と予想するのが自然な流れです。

2人くらい取ってくれないと納得いきません。

何の算段もなく切っていいような
野手ではなかったんでね…。

どんな選手を獲得してほしいか?

編成をちょこまか考えるのを
趣味としている側としては、

どこどこのポジションが欲しい! だとか
あの選手が欲しい! だとか

きっちり意見を述べた方がいいんだろうな
とは思ってはいますが、

正直なところ、"特に希望は無い"です。

内野1,外野1になるんだろうなー とは
ぼんやり想像していますけど。

所属球団に戦力外を突き付けられた選手から
この選手だったらまだ使える,活躍させられる

みたいな話って、
野球素人の早坂では全く分からないので。

球団が可能性を見出した野手を獲得して、
それが正式に決まったら詳細を調べる

というスタンスを取ろうと思います。

一応ビッグネームで言うなら、
高山俊,西川遥輝,増田珠などいますが…

誰を取るかは 今の所 さっぱり。

ここは予想するというより、報道を待ちます。

小久保監督が「自分の頭の中にあった選手」
と発言したことから
ファンの中でも「まだやれるんじゃないか」
の声が高まっている増田珠


ショートは必要ないのか?

過去のnoteでは何度も何度も

ヤクルトはショートが足りない!
ドラフトではショート指名!

と書いてきましたが、

+伊藤,-奥村 でプラマイゼロに。

なら「戦力外でショートを取れ!」
と書くのが筋だとは思いますが、

戦力外からわざわざショートを選んで
補充する必要性を感じません。

なぜなら、早坂は一貫して

「ショートは若い選手を育てるポジション」

            と思っているから。

遊撃をやる資格のある守備の素質を持ち、
かつ打撃も可能性のある若い選手を獲得して
適性を確かめながらコンバートも視野

だからショートが欲しいのですが、 それは
戦力外からの獲得に求めるものではありません。

二軍のショートのバックアップ要員
というだけならそもそも奥村でいいですよね。

奥村を切ってまでオフの人員整理をするなら

似たような選手を獲りに行くよりは

奥村とは違った要素で
   可能性を見出している内野手を
      優先した方がいいんじゃないかなと。

まだ一軍で使う余地がある,
奥村より戦力になると思ったショート
がいて

結果的にその選手を取る とかなら良いんですが。


ドラフトで野手を多く取らなかった理由は...?

  「だったらドラフトで育成含め
       もっと野手を指名しとけよ!」

 と言いたくなる気持ちもありますが、
      これは正しくないような気がします

これは、単純に物理的な問題

 『戸田(ヤクルト二軍)の寮に空きが無い説』

ヤクルトが選手を多く抱えられない理由として

寮の部屋に空きがないから
というのは よく噂されていることです。

       (明確な真偽は不明)

実際、

今何部屋空いてて何人まで獲れるのか
     みたいなことは流石に分かりませんが…

寮に入っていない既存の中堅選手を切って
寮に入る必要がある若い選手を獲得するには

その分寮の空きが必要になります。

“血の入れ替え”を断行するにあたって、
寮の部屋が少ないヤクルトにとっては
戦力外上がりの中堅選手は都合の良い補充

すごく消極的な想像ですが…
実際あり得そうなのが悲しいところ。

とか言ってね、

若い選手を獲ってくれた方が
ファン心理としてはやっぱり嬉しいんでね、

なんとか寮が空いててほしいです。

 1番は欲しいのは もちろん
     年齢関係なく“活躍できる選手”ですが。

ちなみにこの寮問題、

  2026年の二軍施設移転によって解決する

    (と思っている)ので それまでの辛抱です。


投手編に続く

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