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4/24 蠍座 満月〈月食〉

どうも、水星の申し子です。

2024年4月24日 08時48分頃、
蠍座で満月を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月。

月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めて最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

「不安定さの象徴」って具体的には何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
本能的に安心を求める欲求、
これこそがまさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
と観察し、適切なお世話としつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

4月24日は蠍座で満月


さっそくチャートを見ましょう。

月以外の星が南半球にあります。

プライベートよりは、
仕事や社会的役割に軸足が置かれそうです。

アセンダントが蟹座ですから、
月の影響力がより強調されていますね。
パワフルな満月です。

月が位置するのは、
蠍座5度「大きな岩場の海岸」

諦めずに、一途に、
信念や想いを貫き続ける姿勢を意味する度数です。

蠍座は、なにごとも「狭く・深く」。
もちろん、人間関係においても。

どんなに仲を深めた人であっても、
その関係は、壊れることもあります。

相手に対して強い想いを抱いても、
自分の力では通用しないこともある、
と気づくのが、この蠍座5度なんですね。

他者の自由な意志に対して、
無力感、虚しさを感じるんです。

ただ、そこで諦めたら、
蠍座がすたるってばよ(゚∀゚)
(急にナルト。)

いばらの道でも、どれだけ時間がかかっても、
「これだけは」という大切な想い、
動じることのない信念を持って進みましょう!

強い信念や想いがあれば、
感情の波に動じることはないですよね!

というのが満月のメッセージです。

ただ、、、今回、
アセンダントとMCを含めると、
6つの感受点が「水のサイン」にあります。

こうも水の性質が強いと、
感情のコントロール難しいよね~(゚∀゚)
しかも、水星逆行終了の前日だしね~(゚∀゚)

だからですよ、この満月付近は、
「イラっ💢」としたら、深呼吸!
「心の余裕」
強めに意識してください。

これが今回の満月のポイントその①。

そして、月、太陽、冥王星で
不動の「Tスクエア」が描かれています。

動かざること山の如し。
「わたしは絶対に譲りません。」
「わたしはテコでも動きません。」
という声が聴こえてきそうだ。

満月で強めに意識するポイントその②
それは、「柔軟性」です。

不動サインは自分のこだわりが強いし、
信念が強く、プライドも高い。
それが起因して、頑固で意固地。
柔軟性が、ZERO~♪(゚∀゚)♪

「コレじゃなきゃ絶対にダメ。」
を極力やめてみましょう。

「本当はこっちがイイけど、そっちでもいっか。」
っていう柔軟性を持ってみてください。

月と向かい合う太陽は、
牡牛座5度「開いた墓の前にいる未亡人」

今まで頼りにしていたものを使い果たし、
自分の力で生きていくことを意味する度数です。

支えにしていたもの、存在を失うことは、
悲しいし、絶望を伴います。
しかし、一方で、依存から解放されて
自由になったと捉えることもできます。

これからは自分の力で人生を切り拓いていく。
自分の人生は自分でクリエイトする。

その力が「ある」ことを、
牡牛座5度は知っているんですね。

なにか、誰かに依存している人は、
これまで支えてもらった幸せに感謝し、
思い切って過去を捨てることで、
本来の自分らしく生きることができそうです。

満月前後で、木星と天王星が重なります。

これまでの価値観を大きく変える、
というか、変えざるを得ない人、
大勢いらっしゃると思います。

「これだけは変えたくない」という部分に
メスをいれなければならないかもしれません。

でも、それを変えることで、
想像をはるかに超えたうれしい展開になるはずなんですよ。

あとは、我慢していたこと、
「ねば・べき」でしていたことも同じく。

「本来の自分はこうしたい!」
「こう生きたい!」
を思いきり表現して生きる人に、
木星と天王星は見方をしてくれます。

だから、個性丸出しでイイんですよ。

変な人と思われたらどうしよう、
とか気にしなくてまったく問題ナシ。

変人、変態(いい意味で)が輝くのが
水瓶座の時代です。

自分の変態性、どんどん出していきましょう。
そうすることで、自分の内側から、
輝きが放たれます。

その輝きに引き寄せられるように、
人も豊かさも人気も集まってくるんです。

だから、遠慮なく、尖っていきましょう。

今回、月は「第5ハウス」にあります。

まさに、自分の内なる悦び、好き、楽しい、
自分らしさを表現する場所。

「自分らしさ」ってなんだろう?
「自分らしさ」が分からない問題。

「自分らしさ」って、
解った気になりやすいワードですよね。

自分らしさは見つけるものではない
とわたしは思いますよ。

「これが好き、楽しい!」
「これがしたい!」だけをする。
それ以外をしない。

そうすると、勝手に、
「個性的ですね、自分らしく生きてますね。」
って言われるようになるんじゃないかと思うんですね。

わたしはこうして書くことが好きだし、楽しい。

「どうやったらそんなうまく書けるの?」
と聞かれることがありますし、
「ショーコちゃんの文章は読んでいてワクワクする」
と言っていただいたこともあります。

すごく光栄ですが、上手だとは思ってません。
好きだし、楽しい、ただそれだけ。

自分らしさは見つけようとしなくても、
好き、楽しいをとことんしていれば、
勝手にそれが「あなたらしさ」になります。
それが輝きに変わります。

好き、楽しいが分からない人は、
「いやいや」「ねば・べき」「我慢」
から行動していることをやめてください。
そうすれば、好きと楽しいが残りますから。

今回は以上!
beautifulな満月をお迎えください。


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