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気になるワード“子持ち様”を考察

どうも、水星の申し子です。

最初にお断りしておきます。
今回の内容は賛否両論あると思います。
個人的な考察ですので、ご容赦ください。


子持ち様”という言葉を、数日前に知りました。

ここ数年で、SNSで話題になった言葉のよう。
ご存じでした??

【子持ち様とは】
「育児を理由に仕事を切り上げたり育休を取る同僚」を揶揄する言葉のこと。

なるほど。
うまいこと言ったもんだ。
皮肉たっぷり~~(゚∀゚)

「子持ち様が『お子が高熱』とか言ってまた急に仕事休んでる。部署全員の仕事が今日1・3倍ぐらいになった」。
2023年11月、X(ツイッター)のユーザーがそんな投稿をしたところ、表示回数が3000万回以上に上り、賛否両論が巻き起こった。

また、同4月にスープ専門店「スープストックトーキョー」が全店で離乳食を無料で提供すると発表した際には、「提案者が子持ち様なんだろうな。もう行かない」「ただでさえ狭くてカウンターしかない店舗も多いのに、ベビーカーで突撃されたらたまらんわ。さよならスープストックトーキョー…」などの反応が寄せられた。

ttps://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/040/177000c

手厳し~~~!(゚∀゚)!
しかも、スープストックトーキョーさん、
ナゾの巻き込まれ事故~(゚∀゚)

こんなん言われたら、
わたし、この時代に育休を取ったり、
産後に復職したりできる自信ないわ。
ベビーカー押して街を歩けないわ。

わたしが出産したのは、2010年6月。
復職は2011年5月でした。
13年も前のことか、、(遠い目)

当時、勤めていた会社では、
若い社員や男性が多かったということもあり、
産後、復職する女性がほとんどいませんでした。

ある種、“先駆け”みたいな感じだったので、
周りも手探り状態で対応してくださった、
というのが実際のところです。

時短勤務をお願いしたし、
子どもは頻繁に熱を出して休んだし、
月に数回は園から呼び出しがあって早退したし。

息子が年長さんになる頃までは、
有休を使わなかった月はありませんでした。

復職した当時、同僚や先輩には、
めちゃくちゃ迷惑や負担をかけました。

だから、同僚や先輩方は、
さきほどの引用文のとおり、
内心は「うんざり」していたかもしれません。
というか、していたはず。

でも、露骨にイヤな顔をしたり、
直接わたしに嫌味を言ったり、
そういったことはありませんでした。

皆さん、思うところはあったはずですが、
理解に努めてくださっていました。
感謝しかなかったですね。

先ほどの記事の続きです。

「これって、『なんで私たちがあなたの子どものために犠牲にならなくちゃいけないのよ』っていう議論ですよね」。そう語るのは報道番組で活躍してきたジャーナリストの安藤優子さんだ。
SNSには子持ちではない女性が書き込んでいるとみられるケースが散見され、子どもがいない安藤さんは女性の間で「分断」が起きていると危惧する。「経済的な問題などさまざまな理由で結婚や出産を選択しない人が増え、既婚と未婚、子持ちと子持ちでない人の分断が深刻化しています。さらに多くの職場では男性優位の考えが根強く残り、ただでさえ女性は不公平感を覚えているのに、子どもがいない人は子育てを理由に休んだ同僚の仕事までカバーせざるを得ない状況も生まれています」

https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/040/177000c

「犠牲」、「分断」、、かぁ。
個人的にはよく分からない考察です。

「わたしは経済的・身体的な理由や年齢で、
出産・子育てを泣く泣く諦めたのに。
それが易々とできる人、何の問題もなくできる人の尻拭いをしなきゃダメなんて、、、やってられっかよ!!」

「わたしは生まないって決めてるの。
子育ての負担がないからって、
仕事のしわ寄せがわたしにくるのは納得いかない。」

ってこと??デスカ?(゚∀゚)?

なんか、、よく分からない。

“子持ち様”自体が問題なのではなく、
別に本質的な課題がある気がします。

私見ですが、まず、
“子持ち様”の人間性や力量の問題。

仕事中に、
「お子さんに熱があるので迎えに来てください」
と保育園から連絡があった。
早退しなくてはならない。
夫にお願いできないから、自分が行くしかない。
しかし、今日の仕事はまだ残っている。
このまま帰ったら、同僚や先輩の負担になる。

この状況において、

「子供が熱を出したんだから、
早退するのは当たり前ですよね?
帰りまーす。あとはよろしくお願いしまーす。」

という言動・立ち振る舞いであれば、
周りが快く送り出すのは難しいかもしれません。

もちろん、“子持ち様”自身のせいではない。

小さな子供は熱を出すものだし、
園もルール上、お迎えに来てもらわねばならない。

アウトオブコントロールなことだから、
「仕方がない」と周りも頭では解っている。

しかし、「当然ですよね。」という
その態度に感情が反応してしまっている。

「もうちょっと申し訳なさそうにするなら、
こちらも快く引き受けるのに。」

そう思っちゃいますよね、人間だから。

「ご負担をおかけします!」という誠意と、
「ありがとうございます!」という感謝
が伝わっているのであれば、
「うんざり」されることは少ないんじゃないかなと思います。

早退やお休みになった際の
アフターフォローやリカバリーも同じく。

「昨日はありがとうございました。」
ときちんと御礼を言うとか、
挽回に努める姿勢を見せるとかね。

わたし自身、復帰して数年間は、
「社内で一番時間対効果の高い人材」
を目標にしていました。

皆さんよりも働ける時間が短い分、
誰よりも高いパフォーマンスを発揮する!
と決めて仕事をしていました。

当時はパソコンを持ち帰ることが
許されていたので、
高熱などで休みが長引きそうなときには、
自宅でできる仕事をしていました。

今思えば、
パフォーマンスだったのかもしれません。
周りもそう思っていたのかもしれない。

でも、「ハンデを負いながらも、
なんとか食らいついてやりたい。」
という執念に近いものはありました。

だから、社内の女性ではおそらく初めて、
産後で復職して(しかも時短勤務で)
課長職に昇格しました。

わたしの先輩も“子持ち様”でしたが、
スーパー仕事デキル人で、
社内外からとんでもなく評価されていましたよ。

“子持ち様”と一括りにして、
あーだこーだ言わないでくれ。

“子持ち様”でも、バリバリ働いて、
しっかり結果出してる人も大勢いますよ。

個人の人格と力量の問題です。

そして、もう一つの課題だと感じるのは、
企業・会社の体制や仕組み。

“子持ち様”が休んだり早退したりした際の
フォローアップ体制ができているのかどうか。

これは大手企業なのか中小企業なのかでも
大きく違ってくる気がします。

いまの時代、「人材が余っています。」
という企業はほとんどないと思いますが、
大手よりもやはり中小企業の方が、
一人が欠けるとダメージがでかいのかなと。

結果的に、周りの人達の負担は大きくなりますよね。

“人に仕事がついてしまっている”状態
にもなりやすいでしょうし。

“人に仕事がついている”は、本当にNGですね。
完全に会社や上司のマネジメント不足。

“誰かがいなくても回る状態”をつくるのが
上司の仕事です。
それが不足しているせいで、
怒りの矛先が“子持ち様”に向かうケースって、
けっこうアルアルだと思いますよ。

というワケで。

“子持ち様”は子持ち様で、
子供がいることを引け目・ハンデに感じたり、
逆に、言い訳にしたりしない意識が大事です。

未來を支える可能性を育てているんだから、
堂々と、仕事も育児も両立すればイイ。

負担をかけることは仕方がないけど、
開き直ったり、当然だと思ったりせずに、
自分にできる100%で誠意を見せればイイ。

“子持ち様”も“子なし様”(あえて言う)も、
お互いにリスペクトを忘れないこと。
だって、必ずどこかで支え合っているのだから。

そうすれば、こういう空しい議論は
生まれないと思いますよ、わたしは。

星読みとはまったく関係ないけど、
「水星の申し子」ゆえに、
気になるワードは考察したい欲が止められない。

ここまで読んでくださったあなた!
ありがとうございます。

不快に感じる点がもしあったなら、
申し訳ございませんでした。
ご容赦ください。

beautifulな連休を!


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