初田真也

サッカー選手9年間(水戸・讃岐・琉球・秋田)→星野リゾート→教員免許取得で星槎大学(2…

初田真也

サッカー選手9年間(水戸・讃岐・琉球・秋田)→星野リゾート→教員免許取得で星槎大学(2021無事取得)→現在株式会社レノファ山口というJ2サッカーチームで新たな挑戦中。 noteへの投稿は ・読書記録 ・体験、経験からのアウトプット

最近の記事

(56)きみの人生に作戦名を。

【なぜ最初の1歩が踏み出せないのか】 やりたいことや、得意なことを答えられないことと、やりたいことや得意なことがないことを、分けて考えることである。 このすべきことが多く、時間にも心にも余裕がなくなることで、自分のやりたいことに意識が向かわなくなってしまった結果に過ぎないからである。 【思考と行動は言葉で接続される】 なぜ、習慣の習慣化ができないのか。 いくつかの理由があると思うが、本書で注目したいのが「言葉の不在」である。 「やろう」と思って行動を起こすものの瞬間的に

    • (55)天日干し経営 元リクルートのサッカーど素人がJリーグを経営した

      【傾聴力と主張力】ー長く続けている。サッカー選手が育っている力の正体ー 10年にわたって、成功している選手に共通する資質は、誰もが想像するように、当初はずば抜けた心技体ではないかと想定していた。 まずは人並み外れたメンタル。 私と違って大舞台でもビビることなく、しかも湧きでる闘争心を待つような人間であるかどうか、またずば抜けたボールコントロールやパス、シュートなどの高度なフットボールの技術を持つ天才肌の選手かどうか。そして並外れた狂人なフィジカル・アジリティーなどなど、天賦

      • (54)自分とか、ないから。教養としての東洋哲学

        【自分とか、ない】 悟った、と言う事は「本当の自分」の答えが見つかったということである。一体どんなものなのか?その答えは「無我」だった。 【逆にどこに自分がある?】 無我とはどういうことか。今僕が自分だと思っているものを一体何なのか。ブッダはこういった。 自分とは、ただの妄想。 本当はこの世界全部つながっている。よく観察すればわかる。 人間の体の細胞は常に入れ替わっている。 一説によると3ヶ月で大体入れ替わってしまう。 そもそもである。身体は食い物できている。 昨日コ

        • (53)いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

          【ビジネスチャンス優先の経営】 集中戦略は目先の効率は高めますが、外部環境の変化には弱い。 環境変化を自社の成長に取り組むためには、目先の効率をあえて下げ、資本を分散させる戦略も必要です。「稼働率7割」はその一つです。 【1章 製品開発力】 「透明タンクが売れない」と言った問屋 ユーザのニーズを素直に捉えれば、ヒット商品を開発できますが、流通企業がその壁になることがあります。1980年代の作業に使う薬液噴霧器のタンクの色は黄色が当たり前でした。 しかしこれでは農薬が

        (56)きみの人生に作戦名を。

          (52)エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

          エフェクチュエーションを発見し、提唱したのは現在米国のバージニア大学ダーデンスクールでアントレプレナーシップの教授を務めるサラス・サラスバシーという経営学者です。 【エフェクチュエーションの5つの原則】 まず、熟達した企業家には、最初から市場機会や明確な目的が見えなくとも彼が既に持っている「手持ちの手段(資源)」を活用することで「何ができるか」というアイデアを発想すると言う意思決定のパターンが見られました。 このように「目的指導」ではなく、「手段指導」でできるかを発想し着

          (52)エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

          (51)こうして顧客は去っていく

          【実体験に基づUGCが経済を動かす】 これまで以上に、多くの人が評価しているものや、サービスに価値を感じる心理効果、いわゆる「バンドワゴン効果」が働きやすくなっています。 「悪事千里を走る」が加速するネット社会 1人の客に嫌われる事は、あと250人の客にられることだ これは、世界ナンバーワンのセールスマンとしてギネス記録に認定されているアメリカのジョー・ジラードの言葉です。  【イマドキ消費に広告効果は限定的】 美辞麗句が並べられた広告に消費者振り向いてくれなくな

          (51)こうして顧客は去っていく

          (50)「変化を嫌う人」を動かす

          【魅力的なアイデアが成功しない理由】 「燃料」と「抵抗」の戦い ・魅力の増大ばかりに注力する人々 人々に新しいアイディアを受け入れてもらうにはどうすれば良いだろうか。 マーケティング担当者、イノベーター、経営者、活動家など、変化を生み出すことを仕事にしている人の多くは、深い思い込みのもとに行動している。 その思い込みとは「魅力の法則」と呼ばれるもので、人々を説得して新しいアイディアを受け入れてもらうには、アイディアそのものの魅力を高めるのが1番の(そしておそらく唯一の)方法

          (50)「変化を嫌う人」を動かす

          2023年、学び体得したこと。

          環境を変えなくても、人が(周囲)変われば、そこには変化が生まれます。 その変化の中で2023年レノファ山口で私が個人的に感じ、受け止め、受け入れ、手にしたスキルをお話ししたいと思います。 ①圧倒的に大切だと気づいたスキル1 それは「素直さ」です。素直については参考にこちらのサイトをご覧ください。 ※、松下幸之助著『素直な心になるために』(PHP研究所刊) 素直なんて、今更かい!ですが。 説明します。横道に逸れた説明です。お付き合いください。 慣れ親しんだ場所、または慣れ

          2023年、学び体得したこと。

          有言実行のコツは?

          知り合いから「有言実行のコツは?」を聞かれたので私なりに文章にまとめてみます。 有言実行とは言ったことを必ず実行するということなのですが、結論というかまずもって、やりたくないなら言ったとてやらなくてもいいということ。 言ったからやらないといけないというのは体に悪いです。 それが前提ではあるものの、他者から見た私は有言実行のようです。 いや、やれていないことも多々あります。 が、やっているというバイアスのおかげでそう見られているのかなと。ラッキーです。 私の回答の基準になるの

          有言実行のコツは?

          サッカー選手のモチベーション維持って?

          SNSでサッカー選手のモチベーション維持ってどうしているんですか?と質問をいただいたので紐解いてみたいと思います。 そもそもモチベーションとは? モチベーションとはコンフォートゾーンに戻る力のことです。 ですので、モチベーションとはあげるも下げるもなくって感じが前提です。 ちなみにコンフォートゾーンとは、すごく簡単にいえば居心地の良い空間のことです。 このまま状態でいいやっていうなら、このままの状態のコンフォートゾーンに戻る力のモチベーションが働きますし、いや、自分は日本

          サッカー選手のモチベーション維持って?

          過去の状態に戻ってしまうカラクリ(コンフォートゾーンで説明)

          あれ?あれだけ負けなしできていたのに急に勝てなく、また失点も。。個別具体な話をしてしまうと意味がないと思いますので、ここでは私が昨年学んだ認知科学に基づいた考察をしたいと思います。 ①コンフォートゾーンについて ②コンフォートゾーンに戻ってしまう理由 ③じゃあどうすればよいか ①コンフォートゾーンについて コンフォートゾーンてのは、パフォーマンスの限界を決めるもので、簡単に言うと自分にとって快適な場所・居心地の良い場所です。居心地の良い場所ってのは「自分の無意識にとって

          過去の状態に戻ってしまうカラクリ(コンフォートゾーンで説明)

          (49)営業とは再現性のある科学

          人は案外、自分が本当にほしいもの、必要なものをわかっていないものです。 そのような時に、お客様の現状と向き合い、要望を丁寧に整理し、気づきを与えることで、「あなたの会社の商品・サービスが自分にピッタリ!」と思っていただく。 その役割を担うのが営業という職種です。 【プロセスの棚卸しと横展開によって成果を出し続けられた】 個人による属人化の追求と組織による仕組み化の両輪によって再現性がもたらされることがよくわかります。 リクルートの社内では「アタリマエ」「オモテナシ」「ア

          (49)営業とは再現性のある科学

          反対している時は、現状維持のはじまり

          自分が考えもしないことが周囲で起こります。これはよくあることです。 よくあることというか、自分では考えていなかったことなので当然といえば当然です。その時、自分のマインドはどうなっているか? もし起こった現象、起こりそうな現象に対して自分が反対している状態であれば、それは現状維持のはじまりです。はじまりというか、もう渦中です。 人間は居心地の良い空間を維持しようという生存本能があります。本能ですので、基本は抗えません。 動物として、危険な空間へ身を置くことは死の危険が伴うからで

          反対している時は、現状維持のはじまり

          サッカーを辞めた人間がサッカーの世界に戻ったわけ

          32歳手前でクビになりました。 (クビはこれで3度目。慣れてます。慣れたらあかん) サッカー選手として一流になれなかった。 だからこそ、サッカー以外の世界で一流になりたい!と、 サッカーの世界を離れた。 サッカーを離れた世界で一流とは?という問いは稚拙な私には愚問です。浅はかですね私は。 とはいえ、 一社目の星野リゾートでは3ヶ月でマネージャー(厳密にはインチャージという名の役割)、退職前には料飲統括(現地料理長)への声かけなどあり、それなりには認められていたと感じてはい

          サッカーを辞めた人間がサッカーの世界に戻ったわけ

          (48)運動脳

          【運動で、ストレス物質、コルチゾールをコントロール】 定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えている時でも、コルチゾールの分泌量はわずかにしか上がらなくなっていく。 【世界のストレス研究がこぞって運動の効果を発見中ー運動がおそらく最も優れた解毒剤】 運動を覚えると、コルチゾールの血中濃度が下がり、次回からはあまり上がらなくなる。またストレス反応のブレーキペダルである海馬と前頭葉が強化され、不安の引き金である扁桃体の活動が抑えられる。さらに「ニュー

          (48)運動脳

          サッカー選手が引退後、一番転用できるスキルとは?

          サッカー選手を引退してから7年が経つ。引退後、サッカーの世界を離れ一般企業へとフィールドの場をうつした私ですが、サッカーをしてきて、何が一番役に立っているのかと考えたらこのスキルなだと感じました。 「集団行動が得意!」「なんとなくスポーツしてきたから元気!」など言われますが、圧倒的にこれだ!というのをお話ししていきたいと思います。 ■ネガティブをポジティブに変換できるスキル ■「しなければならない」を「したい」に変換できる ■ネガティブをポジティブに変換できるスキル 引

          サッカー選手が引退後、一番転用できるスキルとは?