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「キャリア自律」とはニューロロジカルレベルを整えること【キャリコンサロン編集部】

まただ。
やっぱりダメなのかー!

私は某高校の教室の教壇に立ちながら、心の中でこのように叫んでいました。

高校の教室の教壇?
いったい何をしているのかと言いますと。。。

中高生向けのキャリア支援を行っている「NPO法人アスデッサン」のイベントでボランティア講師としてキャリア授業を行っているのです。

今年も昨年度と同様に、

「学び・行動」を継続していけば素敵な未来を創りだせることができる!

というテーマでお話させてもらっています。

今回でかれこれ10回以上講義をやらせてもらっており、毎回改良を重ねてまいりました。

その甲斐もあってか、だいぶ生徒さんが飽きないように話ができるようになってきたのです。

それでもやっぱりこのページがダメなんです。

クランボルツ博士の「プランドハプスタンス」

クランボルツ博士が行った調査によると、

「18歳のときに考えていた職業に就いているという人は、全体の2%程度」
「キャリアの8割は予期しない偶然の出来事に影響を受けている」 

ということが判明。このことからクランボルツ博士はこう主張している。

「キャリアの多くは偶然の出来事によるもの」
「学び・行動を継続すれば、良き偶然と出会うことができる」

クランボルツ著書より抜粋

このページを説明するとそれまで元気だった生徒さん達の何人かが必ず疲れだすのです(zzz)

今回の講義回数は3回だったのですが、1・2回目がこんな様子だったので3回目は泣く泣くこのページをカットしました。

うーん、いい話なんだけどな~。

たった30分間なのですが、生徒さんが飽きずに聞いてもらうって本当に難しいですね。

とはいえ、この授業で一人でも多くの生徒さんがキャリアを「自分事」として考えてくれたら嬉しいので、出来る限り続けようと思ってます。

こんな風にちょっと世の中の役に立った思い込んでいる私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題は「キャリア自律」です。

「キャリア自律」・・・

僭越ながら私はそれなりに「キャリア自律」が出来ている人間だと思っています。

そんな私に言わせれば「キャリア自律」とは、

自分のキャリアを「自分事」として捉えていく

ことなのです。

ではどうやればキャリアを「自分事」として捉えていくことができるのでしょうか?

それはキャリアに関する

「ニューロロジカルレベル」

を整えることだと私は思っています。

◆ニューロロジカルレベルとは?

ロバート・ディルツが提唱した「人間の意識レベルを体系化したモデル」のこと。

コミュニケーションや心理療法における技法として発案されたが、個人の自己啓発や管理職の人材マネジメントにも活用されている。

人材育成の観点においては人間の意識レベルを以下の5階層(レベル)に分けて分析します。

◆レベル5:自己認識
自分は何をする人なのか?
(Who、Being)
◆レベル4:信念・価値観
なぜそれが重要なのか?
(Why)
◆レベル3:能力
自分のどのようなリソースを活用するか?
(How)
◆レベル2:行動
 自分は何をすべきか?
(What)
◆レベル1:環境
 自分はどんな環境にいるのか?
(Where、When)

ここで大事なのは、

上位レベルの意識が下位レベルの意識に必ず影響して変化を起こす。

ということです。

ですので、「キャリア自律」するには上位レベルの意識(特にレベル4~5)を整えることが重要なのです。

私の例を挙げると、

◆レベル5:自己認識
(自分は何をする人なのか?)

マネージャーとキャリコンの二刀流として働き、会社のメンバーだけでなく労働者全般のやり甲斐(ステート)をアップさせる人である。

◆レベル4:信念・価値観
(なぜそれが重要なのか?)

労働者のやり甲斐(ステート)が上がれば、幸せに働くことができ、生産性も上がる。
そうなれば世の中はもっと豊かになるし、自分のやり甲斐にもつながる。

といったところでしょうか。

この意識の変化が私の「能力・行動・環境」の意識にも変化を与え、現在、私は自律的なキャリアを歩んでいるのだと思っています。

いかがでしたでしょうか?

「キャリア自律」するためには、

「ニューロロジカルレベル」を整えること

が肝要です。ぜひやってみてくださいね。

整え方が分からない方は「ニューロロジカルレベル整体師」である私にぜひお声かけください。

ではまた来週までご機嫌よう(^_−)-⭐︎

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