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024  正圓烩麺拉麺

烩麺を食べるならここ。

【お勧めシーン】 1人ご飯、夜食
【こんな人に】 手打ち麺系が好き、ローカル食堂に興味、地元人気重視、安く食べたい、一人行動多め

一見庶民的だけど、クリエイター系の中国人が多く住んでいる烏魯木斉中路。なのでいいお店も多いのだけど、彼らにお勧め店を聞くと名前が出てくるのが『正圓烩麺拉麺』だ。
「さっと食べたいときはここ」「烏魯木斉中路はこういう麺料理屋があるから好き」など、意外に強い支持を集めている。24時間営業なので、夜型の人にも支持されている。
看板メニューは烩麺。烩麺とは河南省の名物で、手打ち麺を具材と煮込んだ麺料理だ。スープは白濁。好みでザクザクした感じのラー油を入れて食べる。
この店の烩麺は、幅広のもちもち麺に細切りの豆皮(湯葉より少し厚い干し豆腐)と太めの春雨が絡んでいて、ボリュームがあるのになんとなくヘルシー。メインは牛肉か羊肉の烩麺なのだが、個人的に好きなのが「三鮮烩麺」(23元)だ。具材は海鮮。あの白濁スープは海鮮のほうが合うのではないかと思う。
味自体はだしの風味が全面に出ていてやさしい感じ。パンチがほしい場合は、テーブルに3種類もセットされている手作りラー油を入れる。ラー油は、レジ前で店員さんが混ぜたり練ったりしてつくっている。香ばしくてザクザクで、激辛というほどでもなくて美味。

「三鮮烩麺」(23元)。もちもちの幅広麺にやさしい味の白濁スープ。

麺類はすべて大と小を選べる。小だけでも十分な量で、足りなそうな場合はレジ横のケースに並んだおかずをオーダーすることもできる。オプションで目玉焼きをのせることもできる。
食事時はいつも満席で、会議用のような長テーブルにぎっしりの相席。でもあのスープ、二日酔いの日にはとてもよくて、混んでるかもなーと思いつついつも食べに行ってしまう。


<これもお勧め>

「牛肉粉絲湯」(20元)。烩麺のスープと具材で麺を太春雨にしたもの。これも二日酔いの日にベスト。のっているのは目玉焼き。
「白切牛肉烩麺」(20元)。牛肉にキクラゲにうずらの卵。麺はもちもち。
ショーケース内のおかず(20元〜)。ホルモンとニンニクの芽の和えもの。こういうおかずが10種類ほど並んでいる。

<DATA>
上海市徐匯区烏魯木斉中路247号
地下鉄1、7号線「常熟路」駅1号出口から徒歩約8分
24時間営業
☆予約不可

(掲載日:2024年3月31日)
※メニュー内容、メニュー名、値段、店舗の外観や内装は掲載日の時点のものです。

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