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赤ちゃんの長距離移動はいつ頃から大丈夫なの?

こんにちは、ひろです!
現在、GW真っ只中です。休みを満喫できていますでしょうか。

「赤ちゃんを連れて、遠方の実家に帰りたいですが、大丈夫なのでしょうか?」
「車と電車どちらがよいでしょうか?」
「飛行機はいつから乗れるんでしょうか?」
この時期、これらを気にするご家族の方も多いと思います。

この記事では

● 生後〜1歳までの赤ちゃん(乳児)に関する長距離移動

について、解説していきます!


1. 安全に長距離移動ができるようになる目安

1-1. 少なくとも首がすわる頃、負担が少なくなるのは座位を保てる頃

少なくとも首がすわる頃(4か月頃)が一つの目安になります。首がすわることでおんぶや抱っこができるようになるからです。また、負担が少なくなるのは安定した座位を保てる頃(7〜8か月頃)になります。

1-2. 保護者(母)の精神・身体面での体調が安定してから

出産後すぐは、お母さんの体調は安定していないことが多いです。精神面ではかなり負担がかかっているタイミングです。また、乳房のトラブルも起きたりもします。このことに関して、長距離移動が可能となる具体的な目安はありませんが、家庭で日常の赤ちゃんのケアを心身ともに問題なく行えるようになるということを目安とすると良いかもしれません。

2. 予期しない出来事が発生した時は、電車よりも車の移動が対応しやすい

ただし、前提として車の運転に専念できる人がいる場合に限ります。車を運転しながら赤ちゃんに気を配ることは困難だからです。電車よりも車の移動の方が緊急時の対応が容易な理由としては、①荷物が多くなっても問題ない、②適宜休憩をとれる、③車内でおむつ替えや授乳ができる、④消耗品をコンビニエンスストアやドラッグストアで入手できるなどが挙げられます。

車で移動する場合の注意点を下記に挙げます。
①短時間でも車内に赤ちゃんだけを残さない。
②水分補給を適宜行う。
③2時間に1回くらいの休憩を取る。
④日焼けしやすいので、日よけや日焼け止めを使用する。
⑤体の大きさや発達状況に応じたチャイルドシートを着用する。
※⑤については、後日「チャイルドシート」をテーマにnoteを記載します。

車を所有しておらず、電車じゃないと移動できない方もいるかと思います。
電車で移動する場合の注意点も下記に挙げます。
①指定席がある電車では指定席を取る。
②ベビーカーなどを収納できる位置を確認する。
③通路側に赤ちゃんの頭を傾けて抱っこしない。

(通行者の荷物や車内販売カートにぶつかるため)
④乗り継ぎ移動には時間がかかることを肝に銘じる。
⑤ベビーカー使用時はエレベーターを利用する。

3. 飛行機への搭乗は日齢8以降で可能

飛行機には、最低でも日齢8を超えたら乗ることができます。ただし、安全に移動するという面では、上述のように首がすわる頃、座位を保てる頃という目安は意識すべきでしょう。緊急の事情がある場合は、日齢7以内でも利用できますが、その際には航空会社所定の医療情報フォームが必要となります。

飛行機への搭乗する場合の注意点を下記に挙げます。
①チャイルドシートの貸し出しがあるかを航空会社に確認する。
②通路側に赤ちゃんの頭を傾けて抱っこしない。

 (電車を利用する場合と同様です)
③慢性肺疾患や先天性心疾患がある場合はあらかじめ主治医に相談する。
 (気圧低下により吸入酸素濃度が低下するため)
④機内温度・湿度低下に備え、衣類・毛布の利用や水分摂取を意識する。

4. 長距離移動に際しての最低限必要な持ち物

最低限必要な持ち物を下記に挙げます。参考にしてください。
①おむつ
②着替え
③タオル類
④ミルク用品
⑤抱っこ紐
⑥ごみ袋
⑦音のでないおもちゃ
⑧保険証
⑨母子手帳
(⑩お薬手帳)
(⑪常備薬)
(⑫離乳食)

5. 長距離移動の最低限の心構え

長距離移動は、トラブルが起こりやすく、赤ちゃんだけではなく保護者の方にも負担がかかります。いずれの交通手段においても、事前に準備をしっかり行い、時間と気持ちに余裕をもって出かけることが重要です。


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