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研修について:「ドラえもん のび太の地球交響楽」から見る伏線を回収しきって終える効果

映画、「ドラえもん のび太の地球交響楽」を見てきました。
相変わらずのドラえもんの見やすさと、最近、ワンピースREDなどでも流行っている、ミュージカル感がある展開が掛け算になったストーリー。
とても楽しく見させていただきました。

内容は、ネタバレになるので避けるとして。。

ドラえもんの映画は、これまでもいろいろ見てきましたが、どう伏線を回収していくのかが楽しみでもあります。
で、今回も見事な伏線回収。
途中まで、やや違和感を個人的には感じていましたが、最後に前半でちりばめたネタを回収して、すっきりと終わる内容になっていました。

研修も同じだな、と。
途中、やや受講生にとっては背伸びになるコンテンツを提供し、やりがいや、必死感を提供することがあります。
それは、ともすれば、負荷になるわけで、特に1日研修だと後半疲れたタイミングでボディーブローのように効いてしまいます。

ところが、その背伸びになるコンテンツを、最後の方で、いきなりではなく、丁寧に「前半と比べて成長した実感」「なぜわざわざそれを体感したのかの納得感」を味わっていただくことで、満足感と爽快感と、達成感と、なにより「現場で実践したい!」「実践し続けて次の高みから見る世界を見たい!」と感じていただくことにつながります。

それが、受講生や依頼者である企業の満足度になることも多いです。

ただしこれは、講師のエゴではダメです。
本当に、受講者が感じながら参加しなくてはいけないです。

映画も同じ。
制作者のエゴではだめ。

そんなことを感じさせてくれる映画でした。

なお、映画観覧にむけて買ったキャラメルポップコーンはめちゃくちゃでかかったけれど、おいしかったです。
ごちそうさまでした♪

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