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自分の経歴に「フリー芸人」を追加した覚悟

特に、実績もなく、賞レースも当然形になっていない。
ただ、経歴に入れて活動し始めて感じたのは、コンサルタント、カウンセラーと同じように、芸人も語った者勝ち、という事実。

ただ、そこには、お客様の前に立つ以上、笑ってもらうという覚悟がある。
お客様に対して、相談者に対して、笑ったり悩みを解消したりという目的をもってきてくださった方々に対して、誠心誠意、寄り添うことには変わらない。

ただ、お笑い、むずかしいw

どんな仕事でもそうだが、ターゲットが違うと結果が違う。

以前、女性芸人の友近さんが言っていたのだが「最初はライブで全然受けなかったが、バッファロー吾郎さんだけが面白いと言ってくれていた」「ある日、自分たちのライブに呼んでくれてネタをやったときに驚くほどウケた」と、言っていた。

自分が笑わせたいターゲットの場所へ行くのか
目の前の客を笑わせるために自分を変えるのか

結局は、その人間の個性次第だと思う。
どちらが楽しいか、やりがいがあるか、だ。

これが、自己成長の話になれば、環境を変えずに自分を変えよう、という話になるが、笑いはそんな簡単なもんじゃない。
「ヒトの笑いのツボ」というのは、本当に複雑だ。
その瞬間の社会情勢や、空気感まで影響してくる。

そう考える中で、あえて「フリー芸人」「○○養成所卒業」を書くのには、【人を笑顔にしていきたい】という自分の大きな思いを乗せた。

粗品さんが言っていた「芸人という卒業はあらゆる仕事の中で最も高尚」というコメント、仕事への自負、お笑いへのリスペクトを感じて本当に素敵だな、と感じる。


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