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アルゼンチンタンゴの音楽性とリズムの精度


音楽性で私が一番大事だと思っているのはリズムの取り方である。リズムとリズムを取るのは同じですが、その精度がどれほどなものなのか、これが非常に重要です。

点の精度とその影響

同じ点を叩いていても、その点が大きくなる場合もあり、その点が小さくなる場合もあります。このことによって、点と点の外側の間が違ってきます。ある点では同じリズムを取っていてもその区間が短く感じたり、ある人の取り方だと点と点の間が長く感じられる。



点と音楽性の微妙な関係

音楽性の中での「点」の解釈は非常に奥が深いです。実際には、その「点」がどれだけ大きく、またはどれだけ小さく描かれるかで、リズムとメロディの間の相互作用も変わってきます。

リズムと表現

リズムを取る際の「点」の大きさが、曲の全体像にどれだけ影響を与えるかということは、実際に踊り手や音楽家にとって重要な考慮点です。精度が高く、点がしっかりと描かれているリズムは、踊り手がより多くの表現をする際の強力な基盤となります。

ぼやけるという現象

「ぼやける」という言葉は通常避けられるべきですが、それが意図的に使われる場合もあります。柔らかい印象を与えたい場合や、より流動的な表現を目指す場合には、点を故意に「ぼやけさせる」技術もあります。

まとめと練習の方向性

最終的に、リズムの精度はタンゴの音楽性を大きく左右します。この精度を高めるためには、一つ一つの「点」に対する理解と練習が必要です。それは、音楽とダンスにおける深い表現力と直結しています。

GYU

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