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羽生結弦 公式youtubeの演技で注目の〈Change〉を歌うMONKEY MAJIK、仙台在住・地域密着の今

再び宮城県ネタ。
羽生結弦くん(←なれなれしくてすみません)が公式youtubeで演じるこの曲は、モンキーマジック(MONKEY MAJIK)の「Change」。(0:00~3:00頃まで)

地元仙台のリンクで滑る羽生くん。ここではとてもクールに演じているけど、過去のアイスショーでMONKEY MAJIKとこれを共演したときは、本当に楽しそうだった。いろいろな表情をみせて、時には観客をあおってみせたりして。
羽生くんはシリアスな演技のイメージが強いけど、こういうポップな曲での演技もとても上手だと思う。華やかで、すごくいい。

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MONKEY MAJIK「Change」原曲はこちら。津軽三味線の吉田兄弟とのコラボが、とてもかっこいい。

MONKEY MAJIKの認知度は、一般的にはどれくらいなんだろうか。宮城県にいるとよく知られている存在だけど、全国的にはどうなのかよくわからない。

カナダ人兄弟がツイン・ボーカルおよびツイン・ギターを担当し、日本人2人がリズムセクションを担う4人組バンド。青森県・南部地方で結成された当初は現メンバーより多国籍な在留外国人のバンドであったが、宮城県・仙台都市圏への移住を経て日本・カナダ混成バンドに収束したため、両国の「ハイブリッド・バンド」と称されることもある。メジャー・デビューした現在も全員が仙台都市圏在住。

Wikipedia「MONKEY MAJIK」より

宮城でのブレイク期は10年以上前(個人的実感)で、ファン層は多分、私と同世代か少し上の40~50代。なので他の世代の認知度はどうなのか。
でもローカル番組や地元メディアで「皆さんご存知」的な感じで時々登場するので、けっこう全世代に知られているのかもしれない。

ついこの間も、狩野英孝さんとパンサー尾形さんMCのローカル番組(侮るなかれ、けっこう面白くてこちらでは人気)に、ボーカルのメイナードさん(兄)がちょこっと出演していた。

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MONKEY MAJIKの曲で全国的にヒットしたのは、ドラマ西遊記のテーマ曲「Around The World」や「空はまるで」「ただ、ありがとう」などJポップ寄りのものだったが、洋楽POPS風の曲も多く、「Change」もそんな曲の1つ。サウンドや全体的な雰囲気が、マルーン5(Maroon 5)に似ていると思う。

英語ネイティブなボーカル2人が、英語のみの曲と、日本語と英語が混じる曲を歌う。日本語の歌詞も、不思議なほど違和感なくスッと入ってくる。

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アルバムなどのリリース時は、FMなど、地元メディアでプロモーションされる。でも全国的には、そんなにしていないのではないか(していたらごめんなさい)。
近年はメンバーそれぞれ、地元で養蜂業やワイナリー運営を行いながらの音楽活動で、東京中心の音楽ビジネスのサイクルとあまり関係なく、マイペースに活動しているようにみえる。

今年1月にリリースされた「This Is The Night」は、地元FM局の開局40周年に寄せて作られたイメージソングで、仙台在住のヒップホップユニットGAGLEとのコラボレーション。

こういう良質な作品が、地元限定でこっそり提供される。そんな贅沢が、地方カルチャーでは割にあると思う。

SNSなどをチェックしていれば全世界から楽曲にアクセスできるのだから、本当は地元限定なんてことは全くないんだけど。でも、TVやラジオなどマスメディアでふれられるかは、まだまだ私にとっては大きい。

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震災の年にリリースされたこの曲「Headlight」 も、思い入れが深いです。


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