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2024 #11 松本×富山

DAZN観戦記。

試合前のメモ

互いに4-2-3-1の予想。浅川復帰でジョップがベンチ外に。宮部がベンチ入りが地味にうれしい。リーグ戦今季初出場なるか。どんな形でも連勝して勝ち癖を付けたい。


ハーフタイムのメモ

8分に幸先よく先制。1-0。ファーストチャンスをものにした。
コースケの展開から馬渡に通したパスで深さを取ってCK。そのコーナーもショートで馬渡からのクロス。中で合わせた浅川の動き直しもよかった。

先制後も松本ほ保持の方がやや多い。村越が中央に絞るファジーな動きをして、馬渡がサイドを突破する。

16分。富山のボール回しを奪った滝がそのまま持ち込むショートカウンター。左脚シュートは枠外。菊井が負傷交代。安藤in

富山もディフェンスラインで回してサイドから侵入を試みて、中央に付ける狙い。飛び込んでくる選手はいないので、振り回されている感じはない。

21分。富山末木のカウンターからのシュート。富山が保持し始め、さらに中央から打開するシーンが増え始める。

30分。ノノから安永のパスが狙われており、奪われてショートカウンターから失点。親の顔より見た自陣組み立てからの失点。1-1。またこれだー。

富山が追いついてからは、富山ペースで試合が進む。富山の両サイドにプレスがかからず、そこから自由な展開を許してしまっている。苦し紛れに蹴ってもセカンドボールが拾われてしまって、なかなか落ち着かせて自分たちの時間を作ることができていない。


自陣で組み立てること自体が悪いとは思わないが、数的不利な状況でやることはリスクがあり過ぎる。数的不利になりながらでも横に繋げようとしているシーンがいくつかあった。相手のストロングポイントがサイドにあって、勢いづいているのにも関わらず。逆に言えばそれだけボールに喰いついてくるということは、中央や逆サイドでフリーが出来ているはずだ。
状況に応じて長短の使い分けを正しく判断する必要がある。


後半のメモ

47~48分でいきなりピンチ。これも自陣のパス回しを奪われたところから碓井。その場は凌げても、そこで相手を勢いづかせてしまう。相手は明らかに狙っている。

52分。大内のロングフィードから浅川!2-1。GK田川とCB神山がお見合い。必要なのはやっぱり長短の使い分けだ。

リードしてから、松本ペースで試合が進む。富山がやや引き気味になり、サイド深い所を取ることができるようになる。

馬渡と村越がいいテンポでパスが回る。サイドで小気味よく回り出すと上手くいっている証拠だ。

71分。佐相の左脚!村越のロングスロー、相手のクリアをダイレクト。上手く抑えて右隅に決まる。3-1。リーグ戦だと2023年7月22日八戸戦以来のアルウィンでの3得点!

富山はトップに松本を投入。ターゲットマンに当てる狙い。松本は宮部を投入して3バックで対処。サイドからクロスを上げられるシーンはあったが、上手く跳ね返すことが出来ている。

中央を閉めて、自由を与えない。


試合終了

3-1で快勝。苦手とする富山に勝利。ルヴァンが一週早かったアドバンテージが大きかったかも。

前半は富山ペースで進んだ時間が多かった。後半の入りもいいものではなかったが、浅川の追加点で流れが変わった。結局は後半の入りのピンチ以外はピンチらしいピンチはなかった。リードすると固い。

前半からサイドから侵入・流動性が上手くいっていた。富山は前からプレスをかけてくるが、一回剥がしてしまえば侵入が容易だった。特に右サイドからの突破が光った。
浅川の良さも出た。サイドからピタリと合わせる、高い位置からのプレッシング。浅川の復帰と流れからのゴールは嬉しいが、もっと決めてもらわないといけない。彼のもたらす結果が今後もチームの成績に直結するものだと思っている。

霜田さんの采配も当たっていた。浅川のスタメン起用、ばて気味だったコースケに代わってヨネ、得点を決めた佐相、締めの宮部。菊井の負傷が心配。


不用意な自陣でのロストをなくして、試合の中で自分たちで流れを引き寄せることができれば、まだまだプレーオフ圏、自動昇格圏は狙える。
大一番アウェイ大宮戦に向けて、一段とギアを上げて八戸戦に臨みたい。


ビルドアップをやるなら、相手がついていけるかどうかが大事だと思う。相手が予測できるようだとリスクになる。

パススピード・方向・足元orスぺース・意外性。それらが揃えばこの試合の2点目みたいになるし、そうでなければこの試合の失点みたいになる。もっとパススピードと精度を上げてほしいと思う。

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