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ジム経験者が他のパーソナルジムに乗り換えることを決めた瞬間

筋トレ倶楽部Hoppyのトレーナー岡田です。
パーソナルジムの体験トレーニングって実際どんなことをするの?
というテーマでお話ししていきたいと思います。
今回の記事では、24時間ジムやパーソナルジムでトレーニングを経験したことがある方が当ジムに来た場合にどういったやり取りをするのか、疑似体験ができます。

一般的なトレーニング体験の流れ

多くの人にとって、パーソナルトレーニングの体験トレーニングは未だ謎のベールに包まれた存在かと思います(大袈裟)。

よくある大まかな流れとしては

1.【カウンセリング】
そもそもジムに通おうとしたキッカケや目的、今抱えているお悩み、なりたい理想像、具体的な目標などを聞き取りします。

2.【トレーニング】
身体の柔軟性や動作状況をチェックしたり、ジムで実際に行うトレーニングをいくつか体験していただきます。
この内容はそれぞれのジムで特色が出る部分だと思います。

3.【料金システムの説明・契約】
入会するのであれば、料金システム(月謝、回数券、都度払い等)の説明や予約の方法、会員規約の説明などを行います。

この辺の大枠はどこのジムでも大体同じかと思います。
ジムに通われたことがない初心者の方を対象とする場合は、カウンセリングがメインとなり、ジムに「足を運んだキッカケ・目的」「お悩み」「理想像」「目標」を深堀して聞き取りします。

ジム・筋トレ経験者が来た場合どのような対応をするか

ジムに通われたことがある方や、筋トレを他所で経験された方が対象の場合、上記のカウンセリングとトレーニングは少し内容が違ってきます。

まずカウンセリングです。
初心者の方は目的や理想像など、抽象的なテーマの話しをしますが、筋トレ経験者の場合はより具体的だったりテクニカルな話題になる傾向が強いです。

他のジムに通っていたのに、別のジムに乗り換えようとしているということは、それなりの事情があるはずです。
ですので、前のジムで感じた不満点を聞き取りします。
その不満に対して、自分のジムで出来る解決策を提示していきます。

そして、聞き取りした不満の解消が実際にできるということを、この後行う体験トレーニングで証明していきます。

体験トレーニングを疑似体験しよう

体験トレーニングでは、短時間かつ少ない種目で他ジムとの違いを見せる必要があるので、トレーナーは腕の見せ所です。

以下はプロアスリートの川口さん(仮名)が、とある悩みを抱えて岡田トレーナーのジムを訪ねてきた際のやり取りを小説風にしました。
※内容、登場人物はフィクションです


川口「最近アスリートの界隈ではパフォーマンス向上のために筋トレを行うことが普通になってきています。私も成績を上げるためにトレーニング始めたのですが、どうもうまくいかなくて・・・」

プロアスリートである川口さんには、競技で必要な動作や筋力をはじめとして、普段の生活習慣など問題解決の糸口になりそうな事柄について詳しくお伺いしました。

岡田「私がトレーナーとして大切にしていることは、クライアントの個性に合わせたトレーニングメニューを提供することです。瞬発系のアスリートである川口さんの身体能力を底上げするために必要な種目はスクワットなのですが、やったことはありますか?」

川口「はい。ただ苦手というか、よくわからなくて・・・」

岡田「まずは普段のトレーニングで行っているとおりのスクワットを見せてもらってもいいですか?」

川口さんは元々膝の痛みがあったため、それを庇うようなフォームでスクワットをしていました。
大きく腰を引き、背中を反らせ、顔や目線は斜め上を向いていました。

岡田「今までスクワットをしていて腰を痛めたことはありますか?」

川口「スクワットの重量を徐々に上げていって、70kgに挑戦したときに腰を痛めてしまい、1ヶ月程トレーニングできなくなったことがあります。」

川口さんは膝の不調に注目するあまり、膝を前に出さないようにしてしゃがむことを第一に考えていました。
その結果、腰に負担が集中するフォームになってしまい、重量を上げたときに腰をケガしてしまったようです。

岡田は川口さんが全身の連動性を使って効率的にスクワットができるよう、バーベルの担ぎ方からしゃがみ方、立ち上がり方、その際にどのような意識を持つのか、一つ一つ丁寧に指導しました。

岡田「まず、バーベルを担ぐ際はみぞおちから上の背中を丸め、お腹に力を入れることで腹圧を高めましょう。腰への負荷が減るだけじゃなく、バーの重さを骨格で支えられて、最小限の力で担げるようになります。」

川口「なるほど、腰に集中していた負担が消えました。」

岡田「しゃがみはじめるときは、膝から曲げるようにしてみてください。」

川口「・・・!?」

川口さんは先ほどとは打って変わって自然かつスムーズな動作でしゃがみ、そして立ち上がりました。

川口「膝から曲げ始めたのに、いつもより膝に負担を感じませんでしたし、何より全身の力を使って立ち上がっている感覚がありました。」

岡田「スクワットは股関節主導でしゃがみはじめるのがセオリーと言われていますが、川口さんの場合は股関節の動きが過剰になってバランスを崩していたので、膝から曲げるようにアドバイスしました。」

川口さんは、これまでトレーニングを受けた人にはなかった丁寧な指導だったと感動してくれました。私自身もクライアントと向き合い、その人に合わせたアドバイスをすることで、より効果的なトレーニングができることを再確認しました。

結果として、川口さんは今後もうちのジムに通ってくださることになりました。彼がプロアスリートとして更なる成果を出すことができるよう、私も全力でサポートしていきます。


結論:ここが決め手

ジム経験者がジムを乗り換える決め手となったのはココです。

  1. 前のジムでわからなかったこと、解決できなかったお悩みを解消してくれそうだと感じた

  2. 体験トレーニングで実際にその兆しが見えた

この2点に集約されるのではないでしょうか。

筋トレ倶楽部Hoppyでは、筋トレ初心者の方ばかりではなく、ある程度筋トレの経験があるからこそ出てくるお悩みにも、寄り添った対応ができるよう努めております。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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