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#偶然すぎるエッセイ集

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偶然すぎるエッセイを投稿します。 細々と色々なことがあるので書いていきます。 忘れていることの方が多いんですけどね。
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記事一覧

六本木で神社に合格祈願しに行ったら、おじいさんに出会ってウルドゥー語専攻から日本専攻に変わった話。

高校3年生の私の出会いを忘れてしまわないうちに。 人との出会いは、ちょっとした出会いでも、時にその人の運命を大きく変える。 そんな事があるよって、お話。 タイトル通り、志望校のお話なのだけど、 高校3年生の2月。 大学入試センター試験(今の大学入学共通試験ね)を終えた後、国立大学試験までの間に、イテツク寒い冬、私はひとりで、六本木の神社に向かっていた。 その神社は、出雲大社東京分祠であり、“縁結び”神社だった。 私が大学進学を決めたのは、より面白い人と会いたいからで

太宰府天満宮のミサンガで願いが叶った話。

こんにちは! こちらは、以前書いたこちらのスピンオフ?(笑)です。 「何のために生きていたか」忘れていた私が全てを思い出した時、右足首に付けていた太宰府天満宮のミサンガのお守りがその日、切れました。 切れたミサンガを見て、私は数年前に「私は私を生きたい」と、願掛けをしたのを思い出したのです……。 今回はそんな話。 お守りなんて効かないよ!と思う人のためにも、1番下には、お守りなくても願いの刷り込みと行動が効くのではないか?という、私の考察も載せました。どぞ。 ---

#エッセイ05 コードナンバー1123

「ねえ。1123に何があるのかしら。」 「1123に、どこかに行ってみたら。」 「決して1123まで気を緩めてはだめ。」 「1123が過ぎてからにしない?」 私の周りで、このコードナンバー1123が、秋以降吹き荒れていた。 コードナンバー1123 それは、本日11月23日のことである。 キッカケは、9月にアーユルヴェーダのMOTOKOさんのところに定期受診をしに行った時のことだった。(半年または1年に1回は定期検診として行っている。) 私の目下の健康の悩みは、

#エッセイ04 飛んできたスーツケース

とりあえず、大阪で9時に身を守るお守りで有名な、サムハラ神社に行き、 9時15分くらいに駅で後ろからエスカレーターでスーツケースが吹っ飛んできましたが、無事でした。 文章あとで記入します。 とりあえず、こちら、神社を参拝していたら、友人の顔が脳裏に浮かび、友人の分も御守りを買いました。 渡したところ、「来週、私エジプトに行くの。」という事で、ナイスタイミングだったのですが、 彼女が、エジプトに持って行ったところ、現地で同じホテルの部屋に泊まっていたルームメイトが日本人

#エッセイ03 現代のおみくじ

神社でおみくじを引いた。旅の今後について占った。 『盗難』『盗難』『盗難』『盗難』とあった。 ずっと前から行ってみたい神社があった。 石川県の白山比咩神社である。 ここの神社のおみくじは辛口で有名で、厳しすぎるのでたじろいでいると 地元の方がもう一度おみくじを引いてみなさい、とアドバイスをくれるほどシビレるコメントが書いてある。 あたしゃ~辛口に慣れてるよ、と、世間様の言う”辛口”はどんだけなのだろうと、私はワクワクして引いてみた。 ちなみに、おみくじを引く前には、YE

#エッセイ02 餃子と琵琶、ときどきお粥。

私の夕飯を作ってくれていた店があった。 店主は仙人のような風貌で、中華料理を得意とし、作務衣を着て長いひげを蓄え下駄をはき、琵琶を奏でた。 一人暮らしを始めた20代。 要領が人一倍悪い私は、料理を作るのに人の2倍はかかる。 やっとの思いで食べ物を作り終わり、ヘロヘロの状態で食べ、洗うのも人の2倍の時間がかかる。つらい。 洗い終わったらどういう洗い方をしているのか、自分も台所も、何かの水浴びの後のように、びっちょびちょだった。掃除という行為も増える。つらい。 仕事も半人

#エッセイ01 不合格だったから仲がいい。

先日の日曜日のこと。 母校の大学の教授に8年ぶりくらいに会いにランチに行った。 そんな話を、友人にしたら「ゼミの先生?」と、在学中に取り立ててお世話になった先生なのかと聞かれたが、そうではない。 むしろ、私は教授のゼミとやらに申し込みをして落とされた側の人間だった。 先生のゼミは、定員が20人程で、入る際には試験があった。英語教育のゼミだったから、試験内容は英語も含むと記載があった。 いつもは人気だが今年は、20人ちょうどくらいの応募だと聞いた。私は試験を受けた。