見出し画像

夢想するでかいハンバーガー

でかいハンバーガーが食べたい。
それはオモコロチャンネルのバーガーキング特集を観たから。
それはKevin's English Roomのバーガーキング特集を観たから。
でかいハンバーガーは正義だと思っている。食べ物全般に言えるかもしれない。
視覚的にもうれしいし、想像するだけでワクワクする。

でかいは正義。でかい食べ物はそれだけで人を幸せにしてくれる(気がする)。

世の中には少食の人もたくさんいる。知っている。
でかい食べ物を見ただけでお腹がいっぱいになるという。
それはそれで羨ましい。
私はそのように生まれなかった。それだけである。
大盛りのご飯、山盛りのチャーハン、皿からはみ出そうなペペロンチーノ、どれも最高だ。
その中でも、ハンバーガー、これはでかければでかいほどいい、とさえ思ってしまう。
アメリカから来た食べ物だからなのか、でかい方がおいしそう、でかい方がうれしい。
辺境の地、小樽には運河以外に誇れるものがある。

それがバーガーキング、バーキンというものだ。

小樽のファストフード店には偏りがある。
いつぞや記事にしていたが、マックは1店舗、モスバーガーは2店舗、ケンタッキーも2店舗。ちなみに牛丼屋はなか卯とすき家がある。みよしのはない。
そしてバーキンが1店舗。
21時で閉まるマックが1店舗しかないのに、バーキンがあるのだ。
ちなみにロッテリアは0店舗。バーキンの犠牲になったのだ。バーキンの日本法人はロッテリアとのことなので、犠牲という言い方は違うのかもしれないが。
とにかく、小樽運河より北一硝子よりバーガーキングがあることは、小樽市の誇りと言って過言ではない。
職場の後輩に「小樽にはマックがマイカルの中の1店舗しかない。手稲区のを1店舗分けて欲しかった」と言って「えっヤバすぎ〜w」とバカにされたことがある。
しかし「小樽にはバーキンあるからな!」と返すと「普通に羨ましい」と返ってきた。
やはり、でかいハンバーガーは世の中で大切な存在なのだ。
なお、札幌には白石区と厚別区にある。ずいぶん偏っている。
道内に5店舗しかないバーキンが小樽に……うっとりする。

そんなバーキンに先日行ってきた。
結論としては、でかいハンバーガーはやはり正義。の一言に尽きる。
アプリを入れたらモバイルオーダー用クーポンが出たのでモバイルオーダーも使ってみた。
うーん、便利、というわけでもなかった。
ドリンクをどこで選ぶのか分からず、コーラになった。
だがしかし!でかいハンバーガーとコーラ!アメリカ!ということでヨシとした。血糖値的には全くよくないが。
注文したのはワッパーチーズのセット、ナゲット、オニオンリングである。
うーんアメリカ。ハンバーガーが重い。幸せな重量感。
ナゲットもうまいしオニオンリングもサクサクでよい。
幸せである。
ワッパーというバーガーキングの代名詞的なハンバーガーはお肉を直火で焼くらしい。
そのためか、ハンバーガーなのに脂っこく感じにくかった。かわりに「肉!肉でございます!ここに!肉が!パティとはこちらでございます!」といった肉肉しさがある。
野菜の瑞々しさとパティの肉肉しさが調和して最高だ。
そしてピクルスがおいしかった。
最初キノコだと思った。しかしキノコの入っているバーガーではない。
ピクルスと気付いたのは半分食べたくらいだった。
食感が「もるん」としていた。きっとピクルス。
主張しすぎない味だったが、確かにそこにいる。
ポテトも食べ応えのある太さでおいしい。
後で調べたらワッパーのパティは4分の1ポンドらしい。私の大好きだったクォーターパウンダーとはこのことだ!と後で知った。

簡単にアメリカ分を摂取するのに、バーキンは最高という話である。
もし近所にバーキンがある人は行こう。そしてでかいハンバーガーを食べて幸せになろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?