だいたい2時間音楽の勉強してみた

音楽の勉強を2時間してみた結果を書き記してみる。

課題

DAW上にコード進行をディグリーで書き残し、進行を聴きながら分析するということをやってみたい。

そのために、DAW(Logic pro)上で次の操作方法を調べた。
1:ディグリーで打ち込む
2:コードをディグリーネームでDAW上に書き残す

『あすいろClearSky』のサビ入り(0:59辺り)の進行がとても好きなので、ここをコピーしながら2つの操作方法を調べてみる。

ディグリーで打ち込み

たとえば、ピアノロールの見た目上「C」のノートを再生した時に、実際には「D」の音を鳴らしたいのだ(キー+2のとき)
(「ディグリーで打ち込み」という表現が適切かは自信がないが・・・)

結論としては

  1. リージョンのトランスポーズを変更する

  2. 「リージョンのトランスポーズ」のチェックを外す

をすればよい。

1つめ
リージョンを選択した状態で、リージョンのインスペクタから「トランスポーズ」の項目をダブルクリック、たとえば「-3」を入力すればよい。
option + ↑/↓というショートカットキーもある。

リージョンのキーを-3している

2つめ
当該リージョンを選択したうえで、表示>「リージョンのトランスポーズ」のチェックを外す。

チェックをつけ外しすると、
音名と音階がトグルする(?)

こうすると、ピアノロール上はCの高さに打たれたノートが、キーの上下に応じてDの音になったり、Eの音になったりできる。

こうすることでなんと、Key=F#のときにV7はどんな構成音だったかなあなんて考えずにG7の打ち込みをすればよいのだ!
縄文土器ができたくらい画期的に感じた…。やればできるじゃないか!

コードをディグリーネームでDAW上に書き残す

コードをLogicに書き残す機能自体は見つからなかった。が、次の2つの方法でメモをしているらしいツイートをぽつぽつと見かけた。

  1. メモ用のトラックを作成。コードごとに空のリージョンを作成。リージョン名にメモする

  2. マーカー機能で、コードごとにマーカーを作成。マーカー名にメモする

両方とも試してみたのが↑のスクショ。
マーカーは操作にやや癖がある(慣れていないだけかも)ので、リージョン名でメモするほうが私はやりやすいなと感じた。
なおリージョン名はShift + Nで変更できる。

コード進行

自信ないが、コードを起こしたので貼る

key=A

   -   | Isus4 | I       |
駆け抜け | てい   | く 僕たち |
  
VIIm7(b5) | III7 | 
の せい | しゅんのひ  |


VIm        | Vm7     | I |
かりは だれに | も止められ | ないよ! |

Isus2/IV      | 
わらいあうぶんだけ |

IIIm | VIm       | 
こぼれるなみださえ ほ |

IIm       | IIIm7    | IVMaj7 | V 
ら かがやか | せ あしたへ | はこぶか  | ら きみのと(なりへ)


分析

  1. 「駆け抜けていく(僕たち)」の疾走感

  2. 「(僕たち)の青春のひ(かりは)」のエモい力強さ

  3. 「(ひ)かりは誰にも止められないよ」の安心感

この連続がとても心にぐっとくる。
sus4からすぐにトニック(I)に着地し、そのまま1.5小節継続している。小味のsus4と連続的なトニックが、疾走感の源なのだろうか…。

VIIm7(b5)という聞き慣れないコード。巷でハーフディミニッシュと呼ばれるらしい。よくみるとドミナントモーションで勉強したトライトーンが含まれる。また、VIIm7(b5)→III7と次はドミナントセブンスにつながっている。VIIm7(b5)はよくわからんが、セカンダリードミナント的な何かなのではなかろうか?と思って調べたら

こんな記事を見つけた。
V7→Iを遡る進行のなかに、VIIm(b5)→III7→VImくんがいるではないか。
これってつまり、ツーファイブワンしてるってことでは?結局ツーファイブワンか!?

そんな気がしてきたものの・・・自信がない。どう解釈できるのか、しばらく調べながら考えたものの、腹落ちさせることはできなかった。。。


終わりに

ディグリーでMIDIを打ち込む方法、DAW内でメモする方法を学べたので、課題は達成できた。

当然ながらあすいろClearSkyの耳コピとしては全く時間が足りなかったわけだが、これについてはいつかちゃんとやりたい。

そして、コードを分析しようとしてわかったのは、とにかくVIIm(b5)→III7→VImが心地がいいということだけ。気持ちがいいところをコピーしたのだから、当然である。
あえて言えば、ドミナントモーション、セカンダリードミナント、ツーファイブワン、五度圏。これらをしっかりと理解する必要がありそうだということがわかったといえば、わかった。
難しすぎて毎度匙を投げていたが、やはり避けては通れない。勉強、しよう!

うおお〜〜〜!


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