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「言い訳、言い逃れはしないこと!」のつづき。

大学卒業後、新卒入社した職場では、とってもひとに恵まれました。

同期も、先輩も、上司も、本当に素敵なひとばかり。同じ方向を見て仕事をできる環境がどれだけ幸せであるかを、非常に高い次元で感じさせてもらったと、歳を重ねるほど感じます。(今の環境も、業種も規模も違えど、とっても好きなので、そこは誤解が無きように。)

そして、厳しくも大切に教育してもらって、「あのとき●●さんに、こんなこと言ってもらったなぁ。」という言葉がいくつかあります。今でも時折、初心忘るるべからずと思い、思い出すことも珍しくありません。

このゴールデンウィークに古い荷物の整理を改めてしていたところ、当時の教育係の方が書いてくださったメッセージカードを発掘。

私の記憶には、冒頭の一言だけが残っていました。
「言い訳、言い逃れはしないこと!」

当時の私は、できなかった・できない理由をのっけから言いがちでした。自分としてはそれが要因だったから、次は●●するという気持ちだったけれど、そうは伝わらないのだなと学んだし、伝え方や姿勢の大切さを教えていただいたなと、思います。

それ以降も、今の自分は取り組んでいることに正面から向き合えているのか?考えるたびに、このメッセージを思い出しては、自分を奮い立たせてきました。

そして、久方ぶりにカードを手に取ると、このメッセージには続きがありました。

「頭の回転が速く、エネルギーが高いから誤解されやすいかも。企画のキーパーソンになって大活躍してくれよ。」と。

そしてなぜだか、じんわりと、南アフリカから帰ってきてからの2年間を思い返しました。

うまくいったこともあれば、現在進行形で完全に失敗してるなと思うこともあるのだけど、「ああ、そうか。そうだよな。」と。何か、スッと、上手くいかなかったことの原因の1つを突きつけられたような、色んな角度から考えさせられたような、いずれにせよスッキリする何かを感じました。

私自身は、この「誤解」の意味を、ポジティブな意図であっても、自分の切り出すタイミングやニュアンス、その伝わり方によって、ネガティブに受け取られる・そういう人であると受け取られるという意味だと解釈していて、懲りずにそういう振る舞いで失敗していることがあると、改めて反省したわけです。

1年目に言われたことを今更…という感じではありますが、今だからこそ、それって実はすごく大事なことだったんだと気付くことができた気もします。

それから残りはさらに内省したことなのだけど、

① さまざまなことを意図して、伝え方や振る舞いに色をつけていくことが自分自身の道を切り開く。
② エネルギーで寄り切って後悔するよりは、無理してまで安請け合いしないこと(やらない、引き受けない、という意思決定が時に必要であること)
③ 自分の機嫌を取るのは自分、相手の機嫌を取るのもの自分。


これは、「誤解」が進行しないようにするために。そしてどちらかというと、物事が好転していくように。

書けば書くほど、自分って全くもってだめな大人だなぁと思うのですが、こういう時に気が付いたこと、そこから決めたことが、自分の幸せを後押ししてくれている気がします。

色んなことが重なって早い段階で退職してしまったところは、どうにも申し訳ないけれど、今の場所できちんとやっていこうと、シャキッとするGWなのでした。

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