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臨月2人目妊婦、6年前1人目出産から変えることができた仕事と未来

2022年10月、2人目の産休に入りました。
少しだけ、気持ちの棚卸しをしようと思って、久しぶりに個人のnoteを書いてみます。

5年前、会社員にすらなれるわけないと思っていた元駐在妻はまちづくり会社に飛び込んだ


1人目の出産は2016年。当時は夫の駐在に帯同して南アフリカに住んでいて、ウェブライターのインターンやお仕事、現地NGOのお手伝いなどをして過ごしていました。夫は出張も多く、初産ということもあり心配も多く、出産は日本に帰国。産後も同じように、置かれた環境の中でできる仕事を続けていました。

ライターの仕事をしながら、日本から図書館車を南アフリカの教育省に寄贈するNGOのお手伝いをしてました

出産後南アフリカに戻り、約1年を現地で過ごして2017年末に日本に本帰国しました。

夫は国際協力の仕事をしているので、これからもフィールドは海外。一方で自分がチャレンジしていきたいフィールドは、まちづくり。日本のローカル。

これ以上先延ばしはしたくない。そう思って地元・静岡にUターン移住しました。幸い、静岡東部が夫婦ともに地元。東京にも通勤ができる。それに、今後も夫は海外に行くかもしれない。途上国を支援する仕事ゆえに、国によっては帯同という選択がそもそも不可能な場合もあります。

自分は自分のチャレンジをしよう。
色々な状況を鑑みて決意し、ライターの仕事を継続しながら、地域とのつながりを模索しはじめました。

ご縁というのは不思議なもので、取材を通じて2018年のはじめに現在勤務する加和太建設とつながり、あれよあれよの流れで入社することに。

(当時の思いとかは下記の記事にてもうちょっとだけ詳しく)

この4年半、みしま未来研究所の立ち上げ、広報、経営企画と本当に幅広いかたちでまちづくりに関わらせてもらいました。

三島というまちに、日々触れられる距離感での仕事から、会社経営の根幹にも近い距離で関わるような仕事まで。自分が手をあげてやらせてもらったというよりは、「"YES"か、"はい"か、"よろこんで"」の姿勢で、なんでも引き受け続けた感じ。

なぜなら、私は駐妻経験後に「会社に正社員として雇用されること自体が無理だと思っていた」くらい、全く自分に価値がないと思っていたから。とにかく、必死だったのかもしれません。

入社して一番はじめに関わった、みしま未来研究所

挫折、家族の関係、そして別居婚。困難は多かったけれど、母ちゃんだって諦めない


うまくいかないこともいっぱいあったし、頑固な性格なので納得いってないこともある。つい頑張りすぎてしまって、バランスを崩して、家族との関係が悪かった時期もあった。夫も南アからの帰国後に環境が変わり、苦しい時期があった。

さらには2021年はじめから、夫は再び海外勤務になって今度は別居婚。
地元で実家の助けがあるとはいえ、フルタイム勤務で子どもと2人暮らしは本当に大変でした。

(別居婚についてはこちらの記事でもちょこっと書きました。)

周りの理解・協力のおかげもあり、どうにかこのワークスタイル、ライフスタイルを楽しみながら過ごすことができて、今に至りました。

「会社に正社員として雇用されること自体が無理だと思っていた」自分から、気付けば目の前の仕事に必死になって、たくさんの仲間と出会って、対話して、会社とまちのことが大好きになっていました。

色々と悩んだ時期もあって、つらかったけど、結局は辞めるなんて選択は自分にはできなかった。お休みに入って改めてそう思えて幸せだなぁと感じています。

子どももとってもたくましくなりました。母ちゃんの1番の味方でいてくれてありがとう。

期待してもらえる幸せと、感謝と。


また、この1年はありがたいことに管理職見習いみたいな役割もさせてもらい、マミートラックとは無縁ともいえるほどアグレッシブに仕事をさせてもらいました。

たくさんのチャンスをいただいて、たくさん成長させていただいて、さらには復帰後に向けてもたくさん相談にのっていただいたり、アドバイスももらいました。

「復帰したらこんな仕事を一緒にしよう」
「こんなことを任せたいと思ってる」


と言ってくださる方々がいることに、ようやく少しだけ、自分に自信が持てるようになってきた気がします。

2人目出産後は、もっと自分に期待して、まちと関わり続けます


やりたいと思っていたまちづくりの仕事に飛び込み、どっぷりと浸かり、6年前には想像もしなかったような素晴らしい機会にたくさん恵まれました。

6年前は、当たって砕けろの状態。自分自身に期待なんて全くなかった。だけど、目の前のことにひたすらぶつかり続けたら、すごく可能性が広がった。本当に人生が変わりました。
(チャンスを恵んでくださった皆さんのおかげ!)

2人目が生まれたら、もっと大変になると思うけれど、今度はもう少し自分に期待してあげてもいいなと、欲張りな気持ちもあったりします。むしろ、欲の塊かもしれません。(笑)

特に直近2年半は、会社内部の仕事を担うことが多かったので、自分自身がよりまちに触れられる距離での取り組みも、また新たに増やしていきたい。

それが本業としてだけでなくてもよくて、シームレスに、公私混同でいろんなことを通じてまちを楽しくしていくチャレンジしていきたいなと思っています。(そんな考え方については、今年土木学会さんの企画でお話もさせてもらいました!)

小さくかもしれないけれど、それでもやらないより絶対に良い。
そう思って、健やかに家族と過ごしながらも、自分のやりたいことも諦めない母ちゃんでありたいと思います。

まずは出産頑張らないといけないですが、待ってろよ2023年と未来の自分!

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