『桜』

無骨なる黒鋼の瘤桜咲く
無骨なる節の数だけ桜咲く

無骨なる節くれにこそ麗しく花の咲くめれ人も更なれ
遥かなる吉野の山に人知れず春今頃は花の咲くらむ
桜見て心乱れしは血脈の花狂ひせし彼人のゆゑならむ

何があっても季節は巡り花は咲く。その事に大いに希望と慰めを覚えます。
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