『センスの問題』 369字
「おお、これが例の?」
「うむ。理論上可能であったとは言え、実用化には正直苦労したよ」
N博士は誇らしげに記者に応える。
「で、名称は何と?」
「うむ、『オバケレインコート』にするつもりだ」
「そ、それはまた何とも・・・(マジか?)」
「ん?」
「いや、誠に・・・ユニークですね(汗)」
「だろ?あの至高のアニメ、『銅鑼衛門』ぽいだろ?
”レインコート”に透明感があってオサレだろ〜(ドヤ顔)。
で、これが軍に採用されたら僕は億万長者だ。むふふ」
インタビューを終えた帰途、記