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MP059_子供のお金教育

(このnoteは約3分15秒で読めます | 約3100文字)
※【MP】=Make Progress:成長+書いてきた記事数

さゆです、PCを打ち込む姿勢を変えてnoteを書いております、こんにちは。

さて、本日のテーマは 子どものお金 について。

「ママ、この前おばあちゃんが私にくれたお金ちょうだい!」

今朝言われた言葉。遊びに行くときにゲームに使いたい様子。

私の価値観では、「もったいないから渡したくないな・・・」「将来もっと有益に使える時期がくるからそれまで管理しておきたい」となった。

けれども、その感覚のまま子どもにそう伝えることが、子どものためになることなのか、理解し合えることなのかと考えた時に、「?」が浮かんだ。

なぜなら、実際に私は現在家庭を持ち子どももいる立場になったが、経済的な知識や資産管理・運用についても優れているとは思えない。

あえて自分の感覚で好きな点は下記のこと。

  • お金に興味があり、好きなこと

  • 物欲がないこと

  • 節約やお得なこと、再利用などお金をかけないことが好きなこと

最近我が子は、自分の興味のあるもの、食べたいものを手に入れるためには「お金」が必要だとちょっとずつ理解している。

ただ、恐らくお金がどのような対価と引き換えに、今目の前にあるのかはイメージすることはまだ難しく、また目の前の商品の相場も知らないと思う。

こういった時に、どう返答してお金について考えていくのか、頭を悩ます。

私自身も、お金についてはまだまだ勉強中。

子どもに「こういう風に伝えていこう」と、方針もぼんやり。

そこで、整理のために幼少期から今になるまで、お金について思っていたことや経験を振り返ってみる。


☑️1、幼少期

お金についての意識がはっきりとなかった。
お小遣いは、もらっていなかった。
お正月やクリスマス、お誕生日などイベント時におばあちゃんたちにお金が入ったかわいいポチ袋をもらい、袋の中身については意識が向かず、袋の外身のかわいさにうっとりしていた女の子。

キティちゃんや、プリンセス系の袋となると大喜び。小学生に入るまで、袋を大切に持っていたほど。

そう考えると、わが子はまだ小学生にはなっていないのだが、すでにお金について認識を持てているんだなと思った。

☑️2、小学生時代

低学年

お金を使わない遊びばかり。例えば、自然公園の中を探索して秘密基地を作るとか。お友達がお小遣いをもらっているとか、もらっていないとか、そんな話もしていなかった気がする。

高学年

恐らく4年生くらいから遊び方が変わってくる。
お友達と自転車で近くの商業施設に遊びに行き、プリクラを取ったり、好きな雑貨を買ったりする機会が増えた。

お小遣い制度スタート

学年に応じて月に数百円~1000円程度のお小遣い制度がスタートした。合わせてお小遣い帳を付け始める。

きっかけは、親戚のおばさん(からだったと思う)がくれたお誕生日プレゼントでマザーガーデン(雑貨チェーン店)の筆記用具セットがあり、その中にお小遣い帳が入っていたこと。

こんな感じの、ピンクのうさちゃんのお小遣い帳がかわいくて、そこにいつもより丁寧な字で、電卓を使いながらお金の収支を几帳面に書いていたことを覚えている。

子どもながら、1円単位で、収支が合わないと、きっちりわかるまでレシート確認や、今日の買い物を振り返っていた。

そして、お正月にもらうお年玉は両親に預けて、それ以外の臨時収入やお小遣いはすべて自分で管理していた。

小学生時代に、数万円を自分の手元の貯金箱で管理。当時の私にとって数万円は大金。手元にあることが単純に嬉しくて、そしてコツコツ貯金することを両親や親せきに褒められて嬉しかった思い出がある。

見栄の感覚

5年生頃になってくると、早くも女子には、ブランドがステータスだと感じる時期が来る。

エンジェルブルーとかメゾピアノ。(懐かしい・・・)

それらの服が高い(子供服なのに、1万円とか平気でしていた!!)ことを知っているから、「着ている友人はお金持ちなんだ」という感覚が芽生える。

合わせて、モーニング娘。の黄金期。加護ちゃんがオーディションの時に発した言葉。

「好きなブランドはPRADA。」

加護ちゃんの影響力はとても大きかった。全然知らなかったハイブランドについても興味がわいたし、アイドル雑誌で着ている服は上記で書いたキッズブランドばかり。

少なくとも私の周りはモー娘。ブームもあいまってか、みんなブランド服を欲しがっていた。でも世のお母さんたちは困ったと思う。金額面もそうだが、1万円もする服を小学校に来ていった日には、書道の時間で墨がついたり、運動場で泥だらけにして返ってくることも…。

自分の価値観でなくて、周りの価値観でほしいものを買うことが多かったな。
周りが持っているからほしい・・・今大人になってもその感覚が0ではないけど、お金を自分で稼いでいない時期に持つこの感覚はバランスが取れにくいよね。

☑️3、中学生時代

お友達の中には、お小遣いを月5000円以上もらっている子たちも結構いた。(私は3000円未満だった気がする。)

この頃の遊びにはお金が必要不可欠。毎週末、地元の商業施設でひたすらプリクラを撮影して遊んでいた。1回400円。4人で遊ぶ日は1人1枚100円負担。平気で5回くらいとっていたなー。

あと、電車に乗って遠出をしたり、ごはんを食べに行ったり、活動範囲も広がるので、中学生ながら友人同士で「今月金欠だから遊べない・・・」といった会話がいきかっていた。笑

この時期はあまり貯金ができていなかったなー。

☑️4、高校時代

アルバイト解禁!けれども、私は部活をしていたため、アルバイトをしていなかった。

お友達の中には月数万円、自由に使えるお金を持っていた子も多い。

私は、遊びに行くときに用途を伝えて親からもらうスタイル。たまに貯金を崩して遊んでいた。

☑️5、大学時代

部活では、役職として経理を担当していた。部のお金をもとに、必要な設備投資、部費の収集額の決定、既存固定費の見直しなど経験できて難しかったけど楽しかった。あと、他者のお金を管理する体験ができたこともよかった。

自分自身は平日のちょっとした時間と、長期休みの土日にアルバイトに入り、月数万円~20万円に満たない金額を稼いでいた。

けれども、ほぼ毎日カフェ・外食・遊ぶことをしていたので、ずっと金欠。

親にお金を定期的に数万円ずつかりては返すを続けていた、家庭内自転車操業。
(今思うと、そこまでするほどのこと?と思うことばかり、不健全だったけど遊びたくてしかたがなかったな・・・。)


✏️あとがき

「私はある程度金銭感覚は健全な方」と根拠なく思っていたのだが、危険な要素多かったかも。

両親もきっと私に「そんなもったいないことしなくてもいいのに・・・」と思っていたんだろうな。みんな通る道なのかな。

今回、社会人になるまでの年齢別に、その時期にどうしてもしたいこと、周りの影響など思い出せたからそれに応じて、子どもと話し合って自分の経験を伝えたり、一緒に改めてお金に向き合い学んでいきたいと思った。

お小遣い帳や、部活の経理の経験が個人的にすごくよかった。家庭内でも、小さな一部の予算管理を子どもに任せて、役割を担ってもらうのもありだな。
(例えば、我が家の【お菓子】予算の管理・買い出しとか!!)

あと厚切りジェイソンさんが子どもたちにやっているこんな取り組みもいいよね。

皆さんは、幼少期に受けたお金教育や、現在お金についてお子様と取り組んでいることはありますか?ぜひ教えて下さるととっても嬉しいです!

本日もご一読ありがとうございました。

【今日の1パーセントの成長】
  • noteを通して幼少期のお金とのかかわりについて振り返ることができた!


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