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「気づいたら環境に配慮していた」を目指したい②

こんにちは、すみれです!
この記事は前の記事の続きです。
↓↓前回の記事↓↓
https://note.com/grow2020/n/n28e50bb6ad19

よろしければ最後までお付き合いください!

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前回の記事で「環境配慮が非日常」「他人を変えるのは難しい」というお話をしました。
「環境配慮が非日常」である問題点は「環境破壊は無意識に日常的に起こしてしまっている、単純に非日常に対して間に合わないのではないか?」と言ったお話をしました。
また「他人を変えるのは難しい」では「ぶっちゃけ環境に悪いことをわかった上でやっている人がいて、その人に訴えかけても響く率は少ないよね」と言ったお話でした。

これらのことから、私は日常的な行動をしていたら勝手に環境配慮に繋がっていたという状態が一番好ましいのではないかと思っています。

少し余談ですが、、、
前々から、消費者に課題意識を持って、行動を変えてもらうことは難しいと思っていました。
消費者が物を買う購買意欲って、便利な物や家計を圧迫しない物など、その人の価値観に依存します。健康に気をつけるに主眼を置いている人は高い有機野菜を書いますが、家計を圧迫しないに主眼を置いている人は安いに越したことがありません。
これらの行動は誰も悪気があってやっていません。自分がどの点を魅力的に思うか、その視点が違うだけだと思っています。
このために、選択を消費者に委ねすぎるのは違うし、例えば選べる商品を限定して(有機野菜しか買えないなど)無理やり行動に繋げることも違うなと思っていました。

今までと変わらない行動をしているのに、環境配慮していた。
そういう状態が理想的だと考えていました。
まあでも、どうしたらいいかわからなかったんです。

感銘を受けた事例

ビジコンの懇親会で出会った人の事業が、私の「どうしたらいいかわからない」に大きなヒントをくれました。
そのかたは、オーストラリアで食品を販売している(店頭販売ではなく、配達方式)方で食品を段ボールに詰めるときにポリスチレンが原料の緩衝材を入れていました。

まあ、至って普通の梱包方法です。

しかし、購入者から「ポリスチレンの緩衝材がゴミになる」「捨て方が特殊なのであまり欲しくない」という声が挙がりました。さらに、ポリスチレンは環境にもあまりよろしくない。
これらのことから、ポリスチレンの緩衝材の代わりとなるものとして、羊の毛を使ったウールパックという物を開発されました。
これにより、消費者の食品を購入するという行動は何も変わらないまま、消費者の不満を解決し、尚且つポリスチレンの消費量を減らしました。

お話を聞いた時の私の直感は「これだ!」です。
この事例は消費者が何か我慢を強いられているとか、今までよりも利用しずらくなったなどの悪い影響が全くありません。消費行動を遅くすることなく、問題解決と環境配慮の両面を達成しているので経済的にも悪影響がありません。

自然と気づいたら環境配慮に繋がっていた。
このウールパックを取り入れることで、720万個ものポリスチレンの緩衝材をウールパックに置き換えることができたそうです。

↓↓ウールパックの事例↓↓
https://planetprotectorpackaging.com

最後に

このような取り組みを、GRowでもやりたいと思っています。
GRowから野菜を買ったら環境に配慮した資材で梱包をしていたために、気づいたら自分の購買行動も環境に配慮したものに繋がっていた。

そういう状態を作りたいため、オリジナル梱包袋の作成もクラファンが達成したらい取り組むつもりです!
応援よろしくお願いいたします!!

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