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【グルー紀行】(福岡県の端っこへ)大牟田市四山町(よつやままち) 「片山化学工業株式会社 大牟田工場」の北西側公道 

どうもGrooki(グルーキ)です。

愛車のジムニーシエラ(JB74)と巡った、「福岡県の(勝手に決めた)端っこへのドライブ」、今回は最終回「南の端っこ」です。


写真はこちら。
このシリーズのドライブやってて、全日程、天候に恵まれたのはありがたかった。

2022年5月22日撮影。奥は有明海です。

地図の上では、このへん。

すぐ下に引かれた点線部から南は、熊本県荒尾市です。

むろん、厳密な最南端ではない。
地図で見ると、このポイントから東へ直線距離5キロほどにある「有明工業高等専門学校」のあたりが最南端と思われる。

……そうだ、本稿とはあまり関係ないけど、有明高専さんについての素敵な記事を見つけたのでリンク貼っときます。


さんざん「端っこ感」といってきたけど、要は、周りに人の気配がなく、ここから先は何もない、ていう、なんとなく世界の果てみたいな感じがするのを、こんなふうに表現している。

もちろん、別の地域や、それこそ世界規模でみれば、もっと「世界の果て」と表現するにふさわしい風景はいっぱいある。
たとえばアイスランドなんか、島全体が世界の果てみたいなものだ。

ただまぁ、行くのにはそれなりにお金かかるし、行ったら行ったで、観光客がわんさといるかもしれない。ポルトガルのロカ岬とか。
そういう、広く知られたホンモノの「端っこ」には、なぜか人が集まる。

この日帰りドライブ旅行シリーズは、お金をかけずに日帰りできる範囲で、自分だけで「ここは世界の果てかもしれない」と思えるような、そんな風景探しを楽しんでみる、という試みだった。

他人が見れば「こんなのの何が面白いんだ……?」と思うかもしれないが、僕は楽しかったので、それでいいのだ。

この旅行では、大牟田ラーメンも堪能した。
大牟田ラーメンの超有名店「福龍軒」さん。
行列のできる店なので、なるべく他の人とは距離を取りながら(2022年5月当時)並んだ。でも、お客さんみんなマナーのいい人ばかりでほっとした。
丸みのある飽きのこない感じの豚骨スープで、近所にあったら通っちゃう味。うまかった。


さて、今回までで、北、東、南の端っこをめぐるドライブについてダラダラと書いてきたが、「西の端っこ」については、実は未だに、自分でもどこにしようか、決めかねている。

もちろん、地図上での最西端はある。それがこちら。

福岡県糸島市 二丈鹿家(にじょうしかか)にある「包石」あたりの、国道202号線上。


福岡県糸島市と佐賀県唐津市の境目。
ここは自分勝手な認定ではなく、地図上でもガチで福岡の最西端だ。

ただここ、景色はとてもいいのだが、クルマを駐車できるポイントがない。
すぐそばに古い家を改装したカフェ的なお店はあるんだけど、私有地だし、唐津〜糸島ドライブにおける快走路なので、結構なスピードのクルマがガンガン行き交っている。ゆっくり写真撮影してる余裕がない。
さらに、海をバックに写真を撮っても、水平線より手前に西唐津〜呼子あたりの地形が映りこむので、端っこな感じがあんまりしないのだ。

いくら地図上で間違いなく端っこでも、僕自身が「端っこだ」と感じられなければ、意味がない。
これはそういうドライブなのだ。

というわけで、「西の端っこ」については、自分が納得できる「端っこ感」のある景色の探索を、今後も続けていこうと思っている。