本日の読書 #017 「メンタルモデルに配慮して書く」
メンタルモデル。
「おそらくこのように文章が続くだろう」と読み手に思わせること。
noteの記事を作る上では最重要項目と言ってもいいかもしれない。
メンタルモデルが構築できない文章は、読むだけでストレスがかかる。
「え、急に何の話?」
とか
「何か思っていたのと違うなあ」
という感情は、容易に離脱に結びついてしまう。
「noteにおけるメンタルモデル」について、自分なりの見解を残す。
まずはタイトル。
読者はタイトルを見て、その記事を読むかどうかを決める。
つまり最初に作られるメンタルモデルは、
「本文はタイトルに書いてある内容の説明になっているだろう」
というものだ。
ここは本文の内容と齟齬が無いように気を付けている。
次に本文。
本文にもメンタルモデルを構築するための工夫があった方が良い。
その一つが、目次だ。
目次があることで、
「本文はこの項目が、この順序で書かれているだろう」
というメンタルモデルが読者に生まれる。
そしてこの目次にはもう一つ大事な役割がある。
それは
「項目名それぞれが、記事タイトルと同じ様にメンタルモデルを作る」
ということだ。
例えばこれは先日私が書いた記事の目次である。
これを見ると、「この記事は大体、これぐらいの分量だろう」というメンタルモデルと共に「それぞれの項目には概ねこんなことが書いてあるだろう」というメンタルモデルも生まれる。
一方で目次が無い場合は、読みながら「今読んでいる話が全体のどの部分なのか?」というストレスが無意識にでも掛かってきてしまう。
一定の長さ以上の記事には、今後も目次を付けていきたい。
最後に、まとめ。
私はできる限り、最後尾の項目としてその記事の「まとめ」を入れるように心掛けている。
これはメンタルモデルというよりはその記事の内容の補完を目的としている。
最後に記事を梱包するイメージだ。
なるべく丁寧にメンタルモデルを形成して、読み手が理解しやすいように気を配る。
そして最後に記事のまとめを書いて、全体をうっすら振り返る。
まだまだ詰めが甘い部分が多いが、今後もなるべく伝わる発信を追求していきたい。
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