【奇跡のバイヤーは語る-「商売人を目指せ!」】はじめに ーカリスマバイヤーは何を伝えているのかー
はじめに
皆さん、はじめまして!
東武百貨店のカリスマバイヤーとして知られる、ギフト研究所副理事長・内田勝規氏をはじめ、「これからの時代や社会を育む」“ギフト化”という方法で日本各地をプロデュースしている、当研究所メンバーのノウハウやメソッドを「体系化する」「見える化する」という、大きなチャレンジを仰せつかり、この度連載させて頂くことになりました、生部(しょうぶ)と申します。
早速ですが、皆さんは「商売」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか。「何をいまさら…」「毎日やってるよ!」そういうお声が聞こえてきそうです。
今年3月、帯広信用金庫さんが実施されている、とある相談会で、内田さんは「商売」という言葉を20分の間に6回口にされていました。
「商売はモノをつくることと違う、商人になること」「商売に目覚めるかどうか」「どこまで商売人の気持ちを伝えられるか」…別のシーンでは、販路開拓を相談に来た農家さんに、「リピーターが命、そのために顧客名簿をつくる。まずは日本中の知り合いかき集めて」と内田さんが話したところ、その農家さんが少し驚いたような、なんとも言い難いというような反応をされました。
すると内田さんはすかさず、「あなたはこれから商売人になっていく。
モノを売っていくって、商売人になるってこと」と。
ある学校では、「より儲かる仕組みづくり、儲ける話をすると卑しいと言われるけど、儲からないと続かない」と校長先生に伝えたところ、その学校から早速講演の依頼が入っていました。
商売人であれ
実はこの連載にあたり、1回目はプロローグとして、2回目以降は、「体系化」「見える化」を目指し、内田さんのモノづくりに対するハウツー、例えば材料や見た目、ネーミングやパッケージ、そういったものの秘訣みたいなことを書いていくことになるだろうと準備していたのですが、その話を内田さんにしたところ「モノづくりはテクニック、ブラッシュアップは誰にでもできる」と一蹴されてしまいました。
内田さん曰く、大事なことは、「売る、という気持ちにさせること」と。そして、「どこに行っても、誰に会っても同じ話をしている」とも。また、内田さんを慕って会いにやって来た企業さんに内田さんのことをお聞きすると、「この人は商売人」と返ってきました。
果たして、内田さんの言う「商売」とは?目指すべき「商売人」とは…?
これを「体系化」「見える化」なんて、できるのか前途多難ですが、できうる限りを詰め込んで、次号より皆さんにお届けしたいと思います!
*帯広信用金庫様が実施する「オフィス内田相談会」に関しては以下HPご参照ください。
なお、掲載写真ならびに以下HPに「帯広しんきんとお取引のない方でもお申込みいただけます」とありますが、当相談会は北海道十勝地区内の事業者様向けに開催されているものです。
オフィス内田相談会|帯広信用金庫 (shinkin.co.jp)
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