見出し画像

書きたいものが書ける場所へ

いつの間にやら大晦日。今年は特に時間感覚が狂いまくっていて、明日から新年とか信じられないのですが、2020年を振り返ってみようかと浮上してみました。

3月 自粛中に「ミアと禁断の創薬レポート」第二話完結
5月 「見習い魔女と秘薬のレシピ」配信
9月 「千駄木ねこ茶房の文豪ごはん」発売
10月、11月 別名義にて書籍発売

という感じの一年でした。前半はとにかくねこ先生にかかりっきりでした(資料の読み込みなど大変でしたが出せて本当によかったです!!)。思い入れのあるシュトラント王国異聞も出せてハッピーでした! ですが後半がとにかくものすごく忙しかったです…。

来年は別名義の方はおかげさまで来年も出版予定が入っているのですが(今必死で書いてる)、山本風碧名義では、一つ、お知らせがあるかな?あればいいな?といった感じです。
来年も本を出せたらいいなあとコンテストなど色々もがいてはいるのですが。(平安ミステリーが書きたいです・お仕事ください!笑)

別名義の方での活動についてなのですが、はっきりとお伝えできずにすみません!(以前記事にしましたが、検索よけ、身バレ防止です)

代わりといってはなんですが、そもそもどうして活動ジャンルを変えたかというお話をしてみようかと思います。

これはデビュー作、「御伽噺を翔ける魔女」の続編が出せなかった時からなんとなく考えていたことです。(そういえばもうすぐデビュー四年だと気づきました。びっくり…)

私は基本、「御伽噺〜」や「平安とりかえ物語」みたいな少女の成長、冒険、恋がふんだんに含まれた「少女小説」の書き手のつもりなのですが、ここ数年、少女向けライトノベルレーベルで出版されている小説と自分の書きたい小説との間に乖離を感じていました。

担当さんともその辺りを相談し、今はキャラ文芸の方が作風が近いかなという感じで(キャラ文芸にはかつての少女小説の読み手さんがいらっしゃるため)、ねこ茶房を書かせていただいたのです。

流行り物に寄せて書いてみようかと思った事もあります。しかしそれほど器用でもなかったのであえなく撃沈……時代の潮流に乗ることができず行き先を見失って悩んでいました。

そこで、考え方を変えました。私が本当に書きたいものが書けるのはどこなのか。私が大好きだったかつての少女小説は今、いったいどこでなら書くことができるのか…を突き詰めて考えていたところ、児童文庫というジャンルに辿り着きました。
知った時、あぁ、ここにちゃんとこのジャンルは残っていたのか〜!と感動しましたよ、すごく。
この出会いは私にとってすごく大きいもので、気づいた時には作品を書き上げて公募に飛び込んでおりました(笑)

そんなわけで今に至るのですが、来年も全力で頑張っていきます。今年一年、あたたかいお言葉や諸々の応援をありがとうございました!

※ザ・少女小説という感じの作品「暁の巫女は朔の夢を見る」という作品でカクヨムコンに参加しております。ポチッと応援していただけると、来年に望みがつなげますのでよろしくお願いいたします☺️

サポートは資料など、創作活動に使わせていただきます!